▽属性メモ
フラウ カラクリギア アークメイジ 〔回避〕華劇 支援役
フラウ ハンター 〔命中〕華劇 妨害役
花妖精 性別不明 モナルダ ベルガモット 松明花 秋 マニッシュ
| 「世界樹のシート」獲得済 | 「世界樹のゆりかご」適用済 | ||||
| 「白き神の絵馬」未獲得 | 「霊験なる力」未獲得 | ||||
| 「奥義書」未獲得 | |||||
| 「海開き報酬」なし | |||||
| ★特別アタッチメントなし | |||||
| Excel Character Sheet | |||||
フィオレンツァ。レオンハルトとヴェルーリヤの実子。シェロの弟妹に当たる。
黒いワンピースドレス、ケープ付の鮮やかな紅のロングコート。
ケープに付いた白いボンボンとシャンパンゴールドの長髪を結わえる巨大な紫のリボンが目立つスタールビーの瞳の花妖精。
赤茶けた革靴を軽快に鳴らしながら主に蜂を始めとする小動物達と舞う姿が印象的な松明花の子供。
一方で性格は落ち着きがあって男性的──マニッシュと言われる部類でいっちょ前に大人、主に父親を揶揄う姿も見られる。
また、一般的な魔族側フラウの感性が強く、悪戯の行使に躊躇いがない他、遠慮が無い意見が思わぬ喧騒を生み出す事もある。
魔族側のフラウであるヴェルーリヤと、純然たる人間のレオンハルトの間に生まれ、魔族側にも人間側にも多く誕生のご挨拶をした際の周囲及び、世間体などを観察するにつれ、真実を追わないなりに人間種族と魔族種族が共に暮らしていく事の難しさ──更に言えばこの両親の特異性に理解を示すようになり……結果として、若干中立種族外を哀れむような感情を持つ。
こんな子供に哀れみの視線を送られた日にはたまったもんじゃない。
モナルダ(ベルガモット)の花妖精。6月から長くて10月までハーブとしての役割を楽しめる花で、アールグレイの紅茶に似た深い香りが特徴。
花言葉は「燃え続ける思い、感受性豊か」。花火のような艶やかな花から松明花とも、蜜蜂の好く花である事からbee
balmとも呼ばれる。
鎮静効果があり、紅茶やハーブティ、料理、ポプリなどに使用される他……殺菌・消毒、消臭効果も持つ為、本人は強烈な香りでこそないが、他の強烈な異臭を掻き消す能力も持つ。
「桜なる母の矜持」の後、レオンハルトとヴェルーリヤが結婚。直後の申請により、約二週間後に二人の暮らす別荘に送られた子供。
「真実を知る者」同士の子供であり、様々なプロテクトも若干の緩みを見せている近日、望めば恐らくは「真実を追う者」である子供を得る事は出来たであろう。
しかしながらそうしなかったのは、かつてヴェルーリヤがフィッツジェラルドに──アッシュヴェイン越しに語った言葉に理由がある。
「何時か知ることなのかもしれないわ。でも、でも、違うの」
「それは押し付けられるものでもないし、始めから知っていてほしいと”私達”は望まなかった」
「……枷は、何時か不要となれば自然と失われるものよ。確かにあれも貴方達にとっては歪や嘘に感じるかもしれないけれど」
我が子だけ特別に──なんてことは決してしない。
子が真実を知る必要は無い。いずれ世界が教えるか、自ら切り開いていくものだから。
だからフィオレンツァを”一般的なフラウ”に生まれついてくるように、強く願い、調整した。(結果魔族的な思考が色濃く出たのは意図した点ではないが)
真理派の、議長の願いも理解しながら、同時に決して譲らない部分。……真実は、与えるものではないのだ。
レオンハルトもこの点には同意を示しており、外部から何かしらの働きかけをされるような事があれば、それは自分達が守るべき事だろう──とのこと。
名前は父が、守護花は母が与えた。
自然と語りあうことができ、動植物などの知識も豊富です。
動物・昆虫・植物などの関わる[知力]判定に+4のボーナスを得ます。
仲間の判定にも加算可能です。
「刺さないのか、って?大丈夫、この仔達は蜜蜂だから──暖かくて満ち足りている今は寧ろ優しくしてくれる」
味覚・嗅覚に関する[感覚]判定に+4のボーナスを得ます。「☆暗闇」の効果も受けません。
仲間の判定にも加算可能です。
「なんか気に食わない匂いがあったからぜんぶ消臭してやろうかな」
後方で起こったような出来事にも素早く気づき、不意打ちも受けません。
実際に背中に目があるわけではなく、並外れた注意深さによるものです。
〔先制〕にも+1のボーナスを得ます。
「──?いや、今後ろに誰かいたような気がして」
1日1回は日光を浴びて、水分をたっぷりとる必要があります。
これが不可能な状況下では最大〔HP〕が1日に5点ずつ減少していきます。
減少した最大〔HP〕は日光を浴びてゆっくり休むか、シナリオ終了まで回復しません。
「私だってドライフラワーになりたくはないのだが」
人間以外の種族のみが獲得可能です。
自分以外の種族を見下し、劣っている相手だと思います。なおかつ口に出します。
他の種族と交渉を行う際、判定に-4のペナルティを受けます。
喋るのが本人でなくても、交渉の場にいるだけでダメです。
特にフィオレンツァの場合、中立種族──フラウと鵺以外を非常に不便な種族だと思っているようです。
「フラウは良いよ、人として問題のあるヒトじゃなければ人間も魔族も仲良くさせてくれるからね」
味方全員の〔回避〕+15
、〔抵抗〕+4 、敵の全判定 -3 、敵の〔命中〕〔回避〕-15
する意地の悪い置物。
華劇類展開済みであれば「ドッジ」33 ある彼/彼女をわざわざ狙わなくてはならないという面倒くささ。
判定ペナルティを加味すれば実「ドッジ」は 51 あるともいえる。言っている事が分からないよ。
なお、【奥義:白秋金風】と【華劇:make a
beeline】によるバフである為バフ消去系に弱く、行動は【スターマイン】に占有される為【魔将樹の棘】を起爆するのに先手を取れる味方の存在を別途必要とするのが欠点。
他に武器の候補が無い事から「ミダースの輝き」(自動【アテンション】持ち)を装備しているが、実際の処銃であればミダースである必要性は薄い。
結婚式から二週間ほどの時、母が選んだ花を心に、父が託した言葉を胸に。生まれ落ちたフィオレンツァの最初の仕事は各方面へのご挨拶だった。
紅蓮の旅団を始め、〈サポートデスク課〉の元同僚達、カムホクのご友人達、カベノソトへ出て、ギアフォレスの上司達、各地の個人的な友人達。
長い長い挨拶回りだった。子供のフィオレンツァは花妖精であったためにそうでもなかったが、父親レオンハルトの魔族領での扱いは散々だった。
泥棒猫呼ばわりだけなら未だやさしい方、「★氷棺」されたり、関節技を受けたり、コントの被害者になったり、兎に角手荒い歓迎が多く──
勿論挨拶は大事だけれど、その過程で思い知らされたのは人間と魔族のどうしようもない対立の現実。
花妖精に生まれ付いた幸運を身に沁みて感じながら──敵でも味方でもない花妖精としてどう生きるか、真剣に目を向けるのであった。
なお、父親からは彼とお揃いの銃の練習用のものを頂いた。探索者になることは然程積極的ではないが、護身は身に着けたいと考えている。