ポールポジション

POLE POSITION

POLE POSITION II

機種:AC, At26, At52, SCV, PS, GBA, PS2, 360, NS, PS4
作曲者大野木宣幸慶野由利子
発売元:ナムコ
発売日:1982年9月 (AC 無印)、1983年11月 (AC II)、1995年11月22日 (PS 無印)、1996年6月21日 (PS II)、
   :2023年7月6日 (NS, PS4 無印)、2023年12月7日 (NS, PS4 II)

概要

ナムコが1982年リリースしたレースゲーム。
富士スピードウェイを舞台に、予選、決勝のレースを争う。
レースゲームと言えばトップビューだった時代に擬似3Dの後方視点を取り入れ、以後の作品の基礎となった。

作曲は大野木宣幸氏がメインで担当し、慶野由利子氏が一曲のみ参加している。
同時期の作品と比べ、楽曲に使用可能な最大同時発音数が6チャンネルと多め *1 であることに加え、ステレオ4chを実現していた。

翌年には、テストコース、鈴鹿サーキット、シーサイドの3つのコースが追加された『ポールポジションII』が発表された。
他にも初代に比べると、最高速が速くなるターボの概念が追加、マイカーの色などの違いがある。
サウンド面でみると、変更曲が2曲ある以外はほとんど同じ。
予選、グランプリゴールファンファーレは修正されたのか、アーティキュレーションがやや硬くなった。

(関連作:ファイナルラップ

収録曲

曲名 作・編曲者 補足 順位
クレジット音 大野木宣幸
予選スタート・ファンファーレ
予選ゴール・ミュージック(1) ポールポジション獲得時ファンファーレ
予選ゴール・ミュージック(2)
グランプリ・ゴール・ミュージック
ゲーム・オーバー・ミュージック
1位名前入れミュージック 慶野由利子
2位~6位名前入れミュージック 大野木宣幸
7位~100位名前入れミュージック
『ポールポジションII』変更曲
予選スタート・ファンファーレ 大野木宣幸
7位~20位名前入れミュージック
『NAMCO VIDEO GAME MUSIC LIBRARY VOL.1』収録アレンジ
POLE TO WIN *2 作:大野木宣幸
編:磯田健一郎
「予選スタート・ファンファーレ(II)」
~「2位~6位名前入れミュージック」
~「ゲーム・オーバー・ミュージック」
のアレンジ

サウンドトラック

ビデオ・ゲーム・ミュージック (GAME SOUND LEGEND SERIES)


細野晴臣氏がプロデュースした同名アルバムの復刻盤。
アーケード版無印のプレイサウンドを「POLE POSITION」として収録

ナムコ アーケード80'S

ナレーションや効果音を含むアーケード版『II』のサウンドを収録

ナムコサウンドミュージアム from X68000


X68000音源を収録。
DISC 3に『NAMCO VIDEO GAME MUSIC LIBRARY VOL.1』に収録された音源を収録

PV

アーケードアーカイブス ポールポジション

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  • タグ:
  • AC
  • 1982年
  • 大野木宣幸
  • 慶野由利子
  • 任意波形発生回路
  • ナムコ
  • 1983年
最終更新:2023年12月07日 00:07

*1 同年3月発表の『ディグダグ』は効果音込みで最大同時発音数が3チャンネル、本作と同月発表の『スーパーパックマン』では最大同時発音数が8チャンネルのカスタム15を使用しているが、楽曲については最大同時発音数が3チャンネルであり、それらと比べると倍である

*2 作中表記。『ナムコサウンドミュージアム from X68000』に収録された際は「ポール・トゥ・ウィン」という表記になった