けいの ゆりこ
ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)に所属していたゲーム音楽作曲家。愛称は「YURI」。旧姓は夏目。
高校まではピアノ・クラシックを学び、東京藝術大学では伝統音楽・民族音楽を学んでいた。
ナムコでは初の(おそらく業界初)サウンド専門のスタッフとして採用され、1981年に入社。
初ビデオゲーム担当作品が『
ディグダグ』であり、その後『
ゼビウス』、『
ドラゴンバスター』などのアーケード作品を手掛ける。
特に『ゼビウス』は、YMOの細野晴臣氏がアルバムプロデュースし、ゲーム音楽では世界初と言われるサントラが発売された。
また、同社のカスタム音源C30の開発にも携わった。
1985年にナムコを退社するが、1987年から1989年 にかけても契約社員としてナムコのゲーム作品に関わった。
ゲーム音楽制作で一番重要なことは「ゲームのための音楽だったらゲームをおもしろくすることが最高の役割」と語っている。
現在は民族音楽の方面で音楽活動を続けており、映像インスタレーションとのコラボレーション、箏と伽耶琴のための作品など、独自の創作活動を展開中。
担当作品の一例
外部リンク
最終更新:2023年11月22日 03:50