磯田健一郎

いそだ けんいちろう

日本で活動している作曲家。音楽プロデューサー。
大学在学中より音楽活動を開始。ニューウェーヴ傾向のバンド活動を行い、沖縄音楽やヒーリング系環境音楽のアルバム制作に携わる。
1999年に映画作品『ナビィの恋』さらに2002年の『ホテル・ハイビスカス』で音楽監督を務め、両作で毎日映画コンクール音楽賞を受賞。
2000年にはサックス奏者である大城正司氏、フルーティストの木ノ脇道元氏らと共にバンド「といぼっくす」を結成。
以降も主に音楽監督や脚本など映画の分野を中心に活動を続けている。
著述家としても面もあり「オキナワン・ミュージック・ガイド」や「200CD吹奏楽名曲・名演」などの音楽に関する著作がある。

ゲーム音楽方面では弟の磯田重晴氏と共に80年代から90年代にかけて主に移植のアレンジやCDの編曲の面で活動している。
X68000版の編曲をしており、『ギャラガ'88』や『イース』といった作品を担当。
PCエンジンでは『ダライアス』のCD-ROM²版とHuカード版の両方に関わっている。
作曲も行っていてセガの『クライング 亜生命戦争』や『闘技王 キングコロッサス』のサウンドを製作した。

ゲーム音楽に関する著作も残しており、1989年に「namco VIDEO GAME MUSIC LIBRARY」を出版。
この本は『ジービー』から『スカイキッド』までナムコの各レトロゲームの効果音楽譜やBGM楽譜などが掲載。
付録として磯田氏がX68000用の音源でアレンジした曲のフロッピーも付属していた。
2018年発売のアルバム「ナムコサウンドミュージアム from X68000」には、このフロッピーに収録されていたアレンジ曲も収録されている。

後にセガのウェーブマスターへと所属した弟とは違い、磯田氏は90年代中ごろから既にゲーム業界を離れている。
ただし磯田氏のバンド「といぼっくす」のアルバムは、ウェーブマスターから発売されている。
また2004年発売の『ASTRO BOY 鉄腕アトム』ではアニメ版の音楽監督を務めたこともあり、サントラ制作に参加している。

担当作品の一例

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最終更新:2022年10月11日 15:27