株式会社セタ / SETA CORPORATION
有限会社世田企画
かつて、東京都江東区有明に本社があったゲーム制作・販売会社。
アルュメ株式会社の一部社員が独立し、1982年8月2日 に創立した
有限会社世田企画が始まり。
アルュメは1982年10月ごろに目黒区中根に事務所を移転したが、世田企画→セタも同じビルに入っており、協業状態にあった。
タイトーをはじめとするアーケードゲーム開発や、タイトー作品に搭載されたカスタムチップの製造を担っていた。
ただ、世田企画→セタとアルュメが分離するまで実際に開発、設計をしていた人員のほとんどは、アルュメの社員であったという。
1985年10月1日 には、世田企画の社長を務めていた富士本淳氏により組織変更で
株式会社セタが設立された。
1989年ごろアルュメとは分離することとなり、多くのアルュメ社員がセタに移籍。
家庭用ハードの作品や、「スーパーリアル麻雀」シリーズ、将棋・麻雀ゲームの開発が主なものとなる。
1995年6月、株式公開を目的とした資本整備のために株式会社加根正(形式上の存続会社)と合併した。
1997年4月には、
任天堂株式会社と
ニンテンドウ64の主要ICを使用した業務用基板のライセンスを契約。
1998年9月、ニンテンドウ64互換業務用システム「アレック64」第一弾タイトル『
イレブンビート』(開発:
株式会社ハドソン)が
株式会社ビスコより発売された。
1999年に
アルゼ株式会社の資本参加を受け、同社の子会社に。パチスロ向けの機器製造が主となった。
2004年にはゲーム事業から撤退したが、その後もホール向けのカードシステムや紙幣読み取り機などを販売していた。
また2004年4月には、株式会社企画デザイン工房
戦船と合併、株式会社セタ 映像コンテンツ事業部とした。
2008年、不適切な会計処理により上場廃止。翌年にアルゼ傘下に全事業の譲渡が決まり、解散。
2009年5月25日に東京地裁より特別清算開始決定を受けた。
上記の経緯から、現在はアルゼから社名変更した株式会社ユニバーサルエンターテインメントが権利を有している。
「スーパーリアル麻雀」シリーズの権利については、2016年8月11日に株式会社マイティークラフトが継承した。
2026年には、『
特殊部隊U.A.G.』で「アーケードアーカイブス」シリーズに参入した。
主なシリーズ作品
リアル麻雀 / スーパーリアル麻雀シリーズ
- リアル麻雀 牌牌(発売:アルバ)
- リアル麻雀 牌牌 人事異動編(発売:アルバ)
- リアル麻雀 牌牌 成長編(発売:ビスコ)
- スーパーリアル麻雀PI
- スーパーリアル麻雀PII
- スーパーリアル麻雀PIII
- スーパーリアル麻雀PIV
- スーパーリアル麻雀PV(発売:ビスコ)
- スーパーリアル麻雀PVパラダイス オールスター4人打ち
- スーパーリアル麻雀グラフィティ
- スーパーリアル麻雀PVI(発売:ビスコ)
- スーパーリアル麻雀P7
- リアル麻雀アドベンチャー 海へ 〜SummerWaltz〜
- スーパーリアル麻雀VS(発売:ビスコ)
- スーパーリアル麻雀 for Mobile(運営:ユニバーサルエンターテインメント→シーエー・モバイル)
- 新スーパーリアル麻雀シリーズ Hi☆Paiパラダイス(発売:アルゼ)
- 新スーパーリアル麻雀シリーズ Hi☆Paiパラダイス2 温泉に行こうよ!(発売:アルゼ)
- 森田将棋(FC)
- 初段 森田将棋
- 早指し二段 森田将棋
- 早指し二段 森田将棋2
- 森田将棋(PS)
- 森田将棋64
ツインイーグルシリーズ
エキゾースト・ヒートシリーズ
シルヴァ・サーガシリーズ
五月陣戦シリーズ(開発:ランダムハウス)
- 早指し将棋 五月陣戦
- 早指し将棋 五月陣戦2
- 五月陣戦3
井出洋介の麻雀家族シリーズ
パーフェクトゴルフシリーズ
パーフェクトフィッシングシリーズ
- パーフェクトフィッシング 磯釣り
- パーフェクトフィッシング バス釣り
主な作品の一例
世田企画時代
- 花札コイコイ
- 大富豪(発売:エスコ貿易)
- 花合わせ
- スピードアタック
セタ時代
- 本将棋 内藤九段将棋秘伝(開発:ランダムハウス)
- 六三四の剣 ただいま修行中(販売:タイトー)
- 特殊部隊U.A.G.(販売:タイトー)
- エイト・アイズ(開発:シンキングラビット)
- トム・ソーヤーの冒険(開発:ウィンキーソフト)
- 目撃(販売:タイトー)
- アルバレスタ(開発:ジョルダン)
- マーダークラブ(開発:リバーヒルソフト)
- USクラシック
- キャッスル・オブ・ドラゴン(共同開発:アテナ / 発売:エイブルコーポレーション)
- チャンピオンシップボウリング
- キャリバー50
- メタフォックス
- キュービリオン(開発:ウィンキーソフト)
- あやかしの城
- バトル・ブル(開発:ジョルダン)
- Formula One: Built to Win(開発:ウィンキーソフト)
- マジック・ダーツ
- トーピドー・レンジ
- ガデュリン(開発:ジョルダン)
- スーパースタジアム(開発:アフェクト)
- デザートファイター 砂の嵐作戦
- ノスフェラトゥ
- スーパーイーグルショット(発売:サミー工業)
- ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム(販売:バンプレスト)
- 金沢将棋'95
- 将棋データベース 棋友(開発:ランダムハウス)
- 将棋女流名人位戦(開発:ランダムハウス)
- ねらってチュー!(発売:ビスコ)
- 最強 羽生将棋
- 蛭子能収の大穴競艇
- パチンコ大好き
- 栄光のセントアンドリュース
- バスタード!! -虚ろなる神々の器-
- ワイルドチョッパーズ
- 本格囲碁
- パチンコ365日
- テトリス64(開発:アムテックス)
- ビビッドドールズ(発売:ビスコ)
- 金沢将棋 月
- 井出洋介の麻雀塾
- 光速谷川将棋
- レジェンドオブゴルファー
主なサウンドチップ
- X1-010
- アルュメが開発し、セタが製造したとみられる
- PCM or 波形メモリ音源選択式で16チャンネルの発音が可能
- セタ開発作品ではツインイーグル、目撃、USクラシック、キャリバー50などで使用
- ST-0016
- チップ表面への印字より、1993年ごろからの製造が確認できる
- キャラクタRAMに格納されたサンプルをステレオ8チャンネルの発音が可能
- サウンドのほか、Z80、I/O、グラフィックの機能が一体となっている
- 「五月陣戦」シリーズ、スーパーイーグルショット、スーパーリアル麻雀PV、M.A.C.S.システム基板作品などで使用
- ST-0026 (Nile)
- サンプルをステレオ8チャンネルで再生可能
- サウンドレジスタ構成はST-0016に類似
- スーパーリアル麻雀PVIで使用
- ST-0032
- サンプルをステレオ16チャンネルで再生可能
- ST-0026の拡張版
- ジョッキークラブII (後期版) で使用
関連動画
第623回 アーケードアーカイバー 特殊部隊U.A.G.スペシャル!
当時のホームページなどを元に、沿革や発売した業務用タイトルについて紹介している
最終更新:2026年10月27日 00:12