閃烈なる蒼光/ジンオウガ
せんれつなるそうこう/ジンオウガ
概要
『モンスターハンターポータブル 3rd』の看板モンスター、雷狼竜ジンオウガとの戦闘で流れる音楽。
これまでの
モンスターハンターシリーズであまり使われていなかったエレキギターの音色と、演奏の所々に三味線や拍子木などの和楽器を用いており、和風かつロックの要素が取り入れられている。
その斬新かつ苛烈な旋律は、シリーズ最高峰の完成度を誇るジンオウガの造形とともに当時のモンハン界隈に多大な衝撃を与え、現在ではシリーズを代表する一曲となっている。
作曲者の牧野氏によると、ジンオウガはアクロバティックな動きをするという話からイメージを膨らませ、『MHP3』のコンセプトでもある「和」にロックを取り入れた楽曲に仕上げたとのこと。
また正しい曲名は「閃烈なる蒼光」であるが、一部では曲名が「閃烈なる蒼炎」と誤植されている。
後に出た『
アイスボーン』のアレンジ「閃烈なる蒼光/ジンオウガ: World version」では、
『MHP3』の「秘湯を求めて(ユクモ村BGM)」や「陽昇る水景(渓流汎用戦闘BGM)」、「大風に羽衣の舞う(アマツマガツチ戦序盤BGM)」といった曲の一部が組み込まれた構成となっている。
和の要素を前面に押し出した「
モンスターハンターライズ」では「閃烈なる蒼光/ジンオウガ: Rise ver.」の名でアイスボーンとはまた違うアレンジが行われた。
今回は原曲に近い構成になっているが、より和楽器が前面に出ており、男性コーラスが響き渡る本作の雰囲気に沿ったものとなっている。
今作のジンオウガも過去作と同様の実力者であるが、最後に実装されたヌシモンスターであるヌシ・ジンオウガは、かつての
金雷公ジンオウガを彷彿とさせる馬鹿げた攻撃力で戦場を暴れ回った。
雷狼竜のヌシの傷だらけの蓄電
殻。失った誇りを取り戻さん
と、常に激しい電流が迸る。
『
モンスターハンターライズ:サンブレイク』の無料タイトルアップデート第5弾において、遂に因縁の相手であるアマツマガツチが実装されることになった。
この戦いでは万全を期してウツシ教官と共に戦うことになるのだが、後半戦に入るとウツシ教官が何かを察して一時戦場を離脱する。
そして戦場に戻ったウツシ教官が連れてきたのはまさかのヌシ・ジンオウガであり、この乱入と同時に「
嵐の中に燃える命」が「閃烈なる蒼光/ジンオウガ: Rise ver.」に上書きされる。
そこからウツシ教官との二人がかりでヌシには不可能なはずの操竜に持ち込みアマツマガツチと対決するという、無茶苦茶ながらも熱すぎる展開に雪崩れ込む。
操竜大技の締めの大放電の一撃は、威力・演出共に圧巻の一言。
「
百竜ノ淵源」での前例があるとはいえ、因縁の相手によもやこのような形でリベンジマッチを挑むことになるとは、当時の
ユクモ村の時代のハンターからすれば考えもしなかっただろう。
余談だが、ウツシ教官がいない場合はどうなるのかというと、代わりに
赫い星が突っ込んでくるので、こちらも迫力満点である。
過去ランキング順位
サウンドトラック
モンスターハンター 狩猟音楽集III
MONSTER HUNTER 2004-2012[HUNT]
モンスターハンターライズ オリジナルサウンドトラック
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前半:原曲 後半:World Versionが短縮されて使用
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最終更新:2025年03月15日 09:29