MASTER OF WEAPON
機種:AC, MD, PS2, NS, PS4
サウンドディレクション (AC) :
小倉久佳、
渡部恭久 (YACK WATANABE)
作曲者 (AC):
ピンチパンチ (西賢二、市川ちさ、大橋義典) ※ノンクレジット
効果音・ジングル制作、データ化 (AC):
ピンチパンチ (大橋義典) ※ノンクレジット
ミュージックプログラム (MD):NAGA
ミュージックエディット (MD):KANE
開発元:
タイトー (AC)、KID (MD)
発売元:
タイトー
発売日:1989年5月下旬 (AC)、1991年9月27日(MD)、2007年3月29日 (PS2)、2024年2月15日 (NS, PS4)
概要
タイトー製の縦スクロールシューティングゲーム。
5回以上コンティニューするとバッドエンドに分岐し、ラストボスとの戦闘が発生しないままスタッフロールとなる。
アニメ映画化もされた漫画作品『
AKIRA』の影響を色濃く受けており、開発時のタイトルもゲームデザイナーであった石川幸生氏の名前を取って『
ユキヲ』とされていた。
最終的なタイトルは社内公募で、藤田司氏による『頭文字3つを繋げると「MOW(なぎ倒す)」という意味になる』案が石川氏に気に入られて採用された。
ストーリーはアドバタイズデモ3ループに渡って語られるが、開発中のバージョンではゲームの進行に応じて徐々に世界観が説明されていく形式だった。
作編曲には
ZUNTATAのメンバーがクレジットされているが、実際は外注サウンドチームの
ピンチパンチが担当。
小倉久佳氏は彼らのサウンドディレクションを務めたという。
前半部分のACTを西賢二氏 、後半を市川ちさ氏 が担当したとのこと。
オープニング曲である「脱走」は西賢二氏の作であるとのこと。
また「NAME」は作中で大橋義典氏が作曲を担当した唯一の曲。
これは大橋氏がクラシックギターで弾いたフレーズに、市川ちさ氏がアレンジを加えたものである。
余談だが、同社の『
ガンフロンティア』では隠しボーナス取得時に本作の「COIN」をアレンジしたジングルが再生される。
メガドライブ版としては1991年に、拗音の「ェ」が小文字となった『マスター オブ ウェポン』として移植。
アーケード版と比べてACTが細分化されたほか、終盤はボス曲の順序が入れ替わっている。
収録曲 (ゲーム進行順)
曲名 |
作・編曲者 |
補足 |
順位 |
COIN |
大橋義典 |
|
|
脱走 |
西賢二 |
ACT 1 RUN AWAY (MD) ACT.1 MD版には「BGM 1」まで連続したデータも存在 |
|
状況説明 |
|
ACT 1~2間 つなぎ (MD) ACT.2 イントロ |
|
BGM 1 |
|
ACT 2 BATTLE ACT 2 CLEAR (MD) ACT.2 |
|
EXTEND |
大橋義典 |
|
|
BOSS 1 ケルベロス |
|
ACT 2 ボス MD版でも使用 |
|
BGM 2 |
|
ACT 3 DISTORTION ACT 3 CLEAR~ACT 4 WIPE OUT ACT 4 CLEAR (MD) ACT.2 ボスクリア~ACT.5 |
|
BOSS 2 アテナ |
|
ACT 3, 4 ボス (MD) ACT.5 ボス |
|
BGM 3 |
市川ちさ |
ACT 5 CRY (前半) (MD) ACT.5 ボスクリア~ACT.6 |
|
BGM 4 |
市川ちさ |
ACT 5 CRY (後半) ACT 5 CLEAR~ACT 6 IMPLOSION ACT 6 CLEAR (MD) ACT.6 ボスクリア~ACT.9 |
|
BOSS 3 ゼウス |
|
ACT 5, 6 ボス (MD) ACT.9 ボス |
|
N |
|
ラストボス (MD) ACT.6 ボス |
|
ENDING |
|
一部に「BGM 1」のメロディを含む (MD) エンディング後半 |
|
NAME |
作:大橋義典 編:市川ちさ |
(MD) エンディング前半 |
|
BAD END |
|
|
|
BOSS ポセイドン |
|
未使用曲 |
|
サウンドトラック
タイトーDJステーション -G.S.M.TAITO 5-
アーケード版を収録
タイトーデジタルサウンドアーカイブ ~ARCADE~ Vol.3
アーケード版をデジタル収録
関連動画
アーケードアーカイブス マスター オブ ウエポン
最終更新:2024年02月17日 01:29