サガフロンティア2 メドレー -LoV Edit-
概要
2016年2月25日のアップデートで実装された
スクウェアの『
サガフロンティア2』のアレンジメドレー曲。
アップデートでは新たな使い魔として『
サガフロンティア2』の登場人物であるヴァージニア・ナイツとギュスターヴ13世が登場。
この2人を購入後に一定回数以上出撃させることで、このメドレーをゲーム内で使用できる称号「時代切り拓く鋼の剣」を獲得できる。
なお本作はサントラが発売されていないので正式な曲名は不明である。
このためコラボアレンジメドレーが唯一サントラ化された『
ロードオブヴァーミリオン Re:2』の曲名に沿って仮曲名を記載する。
メドレーの内訳は通常戦闘曲の「
Feldschlacht」、ボス戦の「Todfeind」、ラスボス戦の「
Mißgestalt」、そして「Thema」の4つ。
「
Feldschlacht」は「I」から「IV」全てのバージョンが含まれるため実質7曲のメドレーで、曲の長さは12分近くもある大作。
まず「
Feldschlacht」では「I」→「II」→「IV」→「III」の順番で流れる、数字通りではないところが面白い。
同じメロディーをモチーフにした曲なのに、各バージョンでの繋ぎ目が全く自然な流れになっていて違和感を感じさせないところが見事。
「Todfeind」では原曲のエレクトロニカ風から一転して、バイオリン、バンドネオン、笛などの生楽器を駆使したアレンジになっている。
曲は一旦切れて「
Mißgestalt」へと突入、重厚な弦楽アレンジになっていて原曲と比べて荘厳で神々しい雰囲気に変化している。
そして間髪入れずにメインテーマ的な楽曲である「Thema」でメドレーを締める。「Theme」もバックコーラスを取り入れるなど美しいアレンジである。
『
サガフロンティア2』のファンなら聞いて損は無しと言えるほど完成度の高いアレンジメドレーで、本作のコラボ曲の中でもとりわけ人気が高い。
しかしながら本作は少なくとも国内ではサービス終了済みでプレイではもう聞けない。サントラも出ていないことは実に惜しい。
前々からこのメドレーの編曲者は西木康智氏だとは判明していたが、
西木氏のTwitterで「
Mißgestalt」と「Thema」は
鈴木克崇氏による編曲と判明した。
確かに西木氏のメドレーと鈴木氏のメドレーは音使いかだいぶ異なっているので、アレンジャーは複数いるのではと勘のいい人なら気付いたかもしれない。
西木氏のメドレーで一旦切れて鈴木氏のメドレーに入るため、もしやメドレーはもともと2つであったという可能性もある。もう確認する術はないが。
(当ゲーム内では残り時間に応じて曲が変わるといった仕様であり、前半部分と後半部分は元々別々でループしていたためその可能性が極めて高い)
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最終更新:2025年01月28日 10:10