河村知之

かわむら ともゆき

セガに所属していたサウンドクリエイター。現在はサウンド制作チームの「Studio MUU2(スタジオムウツー)」の代表を務めている。

1991年にセガへ入社。竹内雅則氏とは同期に当たる。
AMサウンドに所属されアーケードゲームを中心に担当。作曲の他にサウンデザインや効果音制作など音響全般の仕事を行う。
主な作曲作品は『ダークエッジ』、『インディ500』、『ラストブロンクス』など。『ラストブロンクス』ではサウンドディレクターを兼任。
1999年頃にセガを退社しフリーランスとして独立するが、以降も引き続きゲーム音楽には関わり続けている。

セガ時代からレースゲームを数多く担当していたため、レースゲーム関係の音響製作には特に秀でている。
独立後も元気の首都高バトルシリーズや、スクウェアの『レーシングラグーン』や『DRIVING EMOTION TYPE-S』といったレースゲームを手掛ける。
さらにナムコのレースゲーム『湾岸ミッドナイト』ではシリーズには欠かさず音響製作に参加している。

2014年には伝説的F1ドライバー、アイルトン・セナの鈴鹿最速ラップデータを再現した空間作品『Sound of Honda Ayrton Senna 1989』でエンジン音の再現を担当。
これにより第17回文化庁メディア芸術祭大賞、2014年グッドデザイン賞ゴールド、CMフェスティバル総務大臣賞グランプリなど数多の賞を受賞した。

担当作品の一例



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最終更新:2025年04月07日 01:00

*1 『ゴールデンアックス ザ ミュージック』ブックレットより