本作の最終アップデートで追加された高難度モード「アナザーディメンションヒーローズ」のラスボスである「フラン・キッス」「フラン・ルージュ」「ザン・パルルティザーヌ」から成る三幹部「三魔官シスターズ」の後半戦で流れるBGM。
闇に染まりし主である「堕神官ダークサイドハイネス」の撃破後に連戦となり、HPを半分ほど削ると本編でのテーマ曲である「Prayer song to God」からこの曲に切り替わる。
この曲は本作の最終決戦イベント曲である「あの星の友だちみんなが、ついているからだ!」のアレンジ曲だが、その大本となった曲は、最初のステージであるプププランドクリア後の偽エンディングの曲「いきなりハッピーエンディング」である。
元々どこかのステージの曲として作曲されたところ、偽エンディングに使われたことで本編のエンディング曲「ずっと、君を見ていると。」の主要フレーズとなり、更にフレンズアクションの曲「ティンクル☆トラベラー」と「あの星の友だちみんなが、ついているからだ!」にも同じフレーズが使われたことがサントラで明かされている。
フレンズアクションの直接的なアレンジ曲であることからラスボス曲とは思えないほど明るく熱い曲調である。
PVで配信前に明かされた際はどう聞いてもカービィ側の曲であり、ラスボス曲であることが発覚した際は驚いた人も多いはずである。
一見場違いなBGMだが、この最終決戦はカービィだけではなく、三魔官も友とのきずなを力として戦うことを考えると、意外に納得のいく選曲である。
またこの曲は「ティンクル☆スターズ」「Prayer song to God」のフレーズも入っていることから、過去作を含まない純粋な本作の集大成としての曲であるとも言えるだろう。