宴を邪魔する者達 第二幕 ─一輪のひまわりの花─ ◆dGUiIvN2Nw
「ペル──」
「遅えよ」
瀬多の顎に蹴りがまともに入る。ぐらりと視界が揺れ、地面を転がる。
「おっと、逃がすか」
あばらの折れた箇所を、何の躊躇もなく足で踏みつける。
「があああっ!!!」
「はぁっはっはっは!! おいおいなんだよ。これくらい我慢しろよなぁ。男の子だろぉ?」
足立透。この男が残っていた。
瀬多は完全に失念していた。
「いやあ、助かったよホント。万が一の為にあの馬鹿女から盗んどいて正解だった」
首輪探知器をぽんぽんと手の中で転がす。
足立はこの首輪探知器を使って、ずっと瀬多達を監視していたのだ。あくまでも戦闘には参加せず、遠目から状況を確認し、ずっと機会を狙っていた。
何の抵抗も出来ないカモを一掃するこの機会を。
「あの鬱陶しい鎧野郎もいなくなった。残ってるのは雑魚共だけ。こんな最高のシチュエーション。逃す訳にはいかねえよなぁ」
そう言って、足立はクックと笑う。
「……くそ。やっぱり疫病神じゃないか。あいつは」
「ピカチュウ!! 十万──」
「ジオダイン!!!」
雷が咲夜を襲う。
声すらあげることなく、咲夜は地面に倒れた。
ピカチュウの命令は中断された。だがコントロール権限は未だ咲夜にある。ピカチュウは咲夜の意図を汲み、命令を実行しようと動く。
が、一歩遅かった。
足立は素早くモンスターボールを奪うと、ベトベトンとピカチュウをボールにしまった。
「ふぅ。まったくひやひやしたぜ」
すたすたと咲夜の前に行き、そのまま足蹴にする。
「雑魚のくせにいきがった真似してんじゃねえよ!! このっ! このっ!」
「あぐっ!! ごほ!!」
みぞおちに蹴りが突き刺さる。思わずうめいて、地面を転がる。
怒りのためか、肩で息をしていた足立が呼吸を落ち着ける。
「けど残念でしたーーー!!! お前らの悪運もここで終わりでーっす!!」
聞き苦しい笑い声が響き渡る。
「……にしても、お前ほんとに生きてたんだな。おかげであの馬鹿女の相手すんの大変だったんだぜ? 嘘泣きもけっこう疲れるんだからさ」
頭を踏みつけ、にやにやと笑う。咲夜は手をぴくぴくと動かすことしかできない。
「下らない演技をさせた糞餓鬼にはぁ、罰を与えたいと思いまーっす!! はーい! 皆さんちゅうもーく!!」
咲夜の髪を乱暴に掴み、中腰にさせる。
「おら、何のびてんだよ。これから解体ショーが始まるんだぜ。お前にはとびっきりの悲鳴をあげてもらわないとなぁ」
マガツイザナギを出現させ、その薙刀が咲夜の肌に添えられる。
「さぁて。ど・こ・に・し・よ・う・か──」
「その手を離せ。貴様如きが、咲夜に触れるな」
「あぁ?」
遊びを中断され、苛立つ足立の前に、漆黒の騎士がふらふらと立ち上がる。
剣を持つこともできない。両手を挙げることもできない。それでも立ち上がる。
「なに? 騎士のくせに剣も持てないでやんの。そんなんで俺に勝てるつもり? 笑っちゃうなぁ」
「黙れ」
「おーい。分が悪くなったらそれかい? まったく、これだから知能の低い輩は──」
「黙れと言っている!!!」
その威圧に、足立は思わず後ろじさった。
それは、足立が今まで見たことのない気迫。大陸一の国家、その将軍にまで登り詰めた男の気概。
それに、一瞬足立は恐怖した。
その隙を見逃さない。
アドレーヌが咄嗟に走る。その先には、咲夜のデイバック。あそこには拡声器が入っている。
(あれを使えば、ゴルベーザさんを呼べる!!)
あともう少しで届く。そう思った時、身体に衝撃が走った。
「あうっ!」
その体当たりで地面に倒れ、足立にバックを奪われる。中から拡声器を取り出すと、足立はそれを地面に放り、ペルソナを使って粉砕する。
「危ない危ない。やっぱこういう時は便利だよなぁ。ポケモンっていう道具はさ」
歯噛みして、涙さえ溜めて、ピカチュウはアドレーヌを睨んでいた。
これはピカチュウの意思じゃない。アドレーヌには痛いほどよく分かった。
「……だいじょうぶだよ。必ず、私が助けてあげるから」
自然と、そんな言葉が漏れていた。
もうみんなボロボロだ。幽香さんだって動けない。
だから……、だから、私がみんなを守るんだ。
「アドレーヌ……。逃げ、なさい……!」
「にげない。私は……戦う!!」
スネークは言った。希望を託そうと。
メタナイトは言った。お前がいてくれるから戦えるのだと。
シルバーは言った。希望を信じたいと。
デデデは言った。生きてくれと。
みんな死んだ。キョウも、カービィも、みんなを守って死んでいった。
(私は死にたくない。……でも、みんなを守りたい!)
自分の目の前で死んでいった人達のように。誰かを守りたい。
自分の命より大切なものをアドレーヌは知っている。
「もう誰も殺させない。ぜったい、私が守るんだ!!」
アドレーヌは走った。足立に向かって、全速力で。
「おいおい。本気で俺に勝てるとか考えてるわけ? ……ホント、こういう勘違いした奴を見るのは腹が立つ!!」
再び、足立の背後に薙刀を持つ巨大な男が現れる。
「はっ! 丸焦げになりなぁ!! ジオダイン!!!」
その巨大な雷の塊は、真っすぐアドレーヌに向かっていく。
しかし、それは掠めるだけにとどまった。
足立の腕を何かが体当たりしてずらしたからだ。
「シャンハイ!!」
上海人形だ。
足立は忌々しげにそれを叩き落とす。
足立は自分の攻撃で確実にアドレーヌを殺せると考えていた。当然、ピカチュウには何の命令もしていない。
「あああああっ!!!」
結果、アドレーヌの体当たりをまともに食らうことになった。
尻もちをつく足立。
「っく!! 雑魚の癖にいいい!!」
しかし、その苛立ちも、すぐに焦りとなる。
アドレーヌの手には、モンスターボールがあったのだ。
「ピカチュウお願い!! かみなり!!!」
「ピイイイイィイィィィ…………カアアアアアアァァァァ!!!!!!」
全力全開のピカチュウの一撃が、足立を襲った。
「遅えよ」
瀬多の顎に蹴りがまともに入る。ぐらりと視界が揺れ、地面を転がる。
「おっと、逃がすか」
あばらの折れた箇所を、何の躊躇もなく足で踏みつける。
「があああっ!!!」
「はぁっはっはっは!! おいおいなんだよ。これくらい我慢しろよなぁ。男の子だろぉ?」
足立透。この男が残っていた。
瀬多は完全に失念していた。
「いやあ、助かったよホント。万が一の為にあの馬鹿女から盗んどいて正解だった」
首輪探知器をぽんぽんと手の中で転がす。
足立はこの首輪探知器を使って、ずっと瀬多達を監視していたのだ。あくまでも戦闘には参加せず、遠目から状況を確認し、ずっと機会を狙っていた。
何の抵抗も出来ないカモを一掃するこの機会を。
「あの鬱陶しい鎧野郎もいなくなった。残ってるのは雑魚共だけ。こんな最高のシチュエーション。逃す訳にはいかねえよなぁ」
そう言って、足立はクックと笑う。
「……くそ。やっぱり疫病神じゃないか。あいつは」
「ピカチュウ!! 十万──」
「ジオダイン!!!」
雷が咲夜を襲う。
声すらあげることなく、咲夜は地面に倒れた。
ピカチュウの命令は中断された。だがコントロール権限は未だ咲夜にある。ピカチュウは咲夜の意図を汲み、命令を実行しようと動く。
が、一歩遅かった。
足立は素早くモンスターボールを奪うと、ベトベトンとピカチュウをボールにしまった。
「ふぅ。まったくひやひやしたぜ」
すたすたと咲夜の前に行き、そのまま足蹴にする。
「雑魚のくせにいきがった真似してんじゃねえよ!! このっ! このっ!」
「あぐっ!! ごほ!!」
みぞおちに蹴りが突き刺さる。思わずうめいて、地面を転がる。
怒りのためか、肩で息をしていた足立が呼吸を落ち着ける。
「けど残念でしたーーー!!! お前らの悪運もここで終わりでーっす!!」
聞き苦しい笑い声が響き渡る。
「……にしても、お前ほんとに生きてたんだな。おかげであの馬鹿女の相手すんの大変だったんだぜ? 嘘泣きもけっこう疲れるんだからさ」
頭を踏みつけ、にやにやと笑う。咲夜は手をぴくぴくと動かすことしかできない。
「下らない演技をさせた糞餓鬼にはぁ、罰を与えたいと思いまーっす!! はーい! 皆さんちゅうもーく!!」
咲夜の髪を乱暴に掴み、中腰にさせる。
「おら、何のびてんだよ。これから解体ショーが始まるんだぜ。お前にはとびっきりの悲鳴をあげてもらわないとなぁ」
マガツイザナギを出現させ、その薙刀が咲夜の肌に添えられる。
「さぁて。ど・こ・に・し・よ・う・か──」
「その手を離せ。貴様如きが、咲夜に触れるな」
「あぁ?」
遊びを中断され、苛立つ足立の前に、漆黒の騎士がふらふらと立ち上がる。
剣を持つこともできない。両手を挙げることもできない。それでも立ち上がる。
「なに? 騎士のくせに剣も持てないでやんの。そんなんで俺に勝てるつもり? 笑っちゃうなぁ」
「黙れ」
「おーい。分が悪くなったらそれかい? まったく、これだから知能の低い輩は──」
「黙れと言っている!!!」
その威圧に、足立は思わず後ろじさった。
それは、足立が今まで見たことのない気迫。大陸一の国家、その将軍にまで登り詰めた男の気概。
それに、一瞬足立は恐怖した。
その隙を見逃さない。
アドレーヌが咄嗟に走る。その先には、咲夜のデイバック。あそこには拡声器が入っている。
(あれを使えば、ゴルベーザさんを呼べる!!)
あともう少しで届く。そう思った時、身体に衝撃が走った。
「あうっ!」
その体当たりで地面に倒れ、足立にバックを奪われる。中から拡声器を取り出すと、足立はそれを地面に放り、ペルソナを使って粉砕する。
「危ない危ない。やっぱこういう時は便利だよなぁ。ポケモンっていう道具はさ」
歯噛みして、涙さえ溜めて、ピカチュウはアドレーヌを睨んでいた。
これはピカチュウの意思じゃない。アドレーヌには痛いほどよく分かった。
「……だいじょうぶだよ。必ず、私が助けてあげるから」
自然と、そんな言葉が漏れていた。
もうみんなボロボロだ。幽香さんだって動けない。
だから……、だから、私がみんなを守るんだ。
「アドレーヌ……。逃げ、なさい……!」
「にげない。私は……戦う!!」
スネークは言った。希望を託そうと。
メタナイトは言った。お前がいてくれるから戦えるのだと。
シルバーは言った。希望を信じたいと。
デデデは言った。生きてくれと。
みんな死んだ。キョウも、カービィも、みんなを守って死んでいった。
(私は死にたくない。……でも、みんなを守りたい!)
自分の目の前で死んでいった人達のように。誰かを守りたい。
自分の命より大切なものをアドレーヌは知っている。
「もう誰も殺させない。ぜったい、私が守るんだ!!」
アドレーヌは走った。足立に向かって、全速力で。
「おいおい。本気で俺に勝てるとか考えてるわけ? ……ホント、こういう勘違いした奴を見るのは腹が立つ!!」
再び、足立の背後に薙刀を持つ巨大な男が現れる。
「はっ! 丸焦げになりなぁ!! ジオダイン!!!」
その巨大な雷の塊は、真っすぐアドレーヌに向かっていく。
しかし、それは掠めるだけにとどまった。
足立の腕を何かが体当たりしてずらしたからだ。
「シャンハイ!!」
上海人形だ。
足立は忌々しげにそれを叩き落とす。
足立は自分の攻撃で確実にアドレーヌを殺せると考えていた。当然、ピカチュウには何の命令もしていない。
「あああああっ!!!」
結果、アドレーヌの体当たりをまともに食らうことになった。
尻もちをつく足立。
「っく!! 雑魚の癖にいいい!!」
しかし、その苛立ちも、すぐに焦りとなる。
アドレーヌの手には、モンスターボールがあったのだ。
「ピカチュウお願い!! かみなり!!!」
「ピイイイイィイィィィ…………カアアアアアアァァァァ!!!!!!」
全力全開のピカチュウの一撃が、足立を襲った。
「そん……な……」
絶望がアドレーヌの膝を折った。
ピカチュウを放心させた。
有り得ない光景だった。
足立が生きている。
足立の目の前に消し墨になったベトベトンがいる。
その意味が、理解できなかった。
「おーおー。ほんとに危なっかしいぜ。咄嗟にモンスターボールを頭上に放り投げてなかったら、俺がこうなってたかもな。いや、マジで危なかった」
スタスタと歩いてくる。しかし、もう抵抗できる気力はなかった。
「お前らが殺したんだぜ? 抵抗しなけりゃ、こんなことにはならなかった。あーあ。ほんっと罪深い奴らだなぁ。なんせ、仲間を殺しちゃったんだもんなぁ」
「う……そ」
「嘘じゃないって。ほら、こいつ見てみろよ」
どかっと軽く蹴ると、そのまま隅になったベトベトンが崩壊した。
「ありゃりゃ。靴が汚れちゃったよ」
「う……そ…だ……」
アドレーヌの脳裏に、ベトベトンの姿が思い出される。主人が死に、悲しみで泣いていたベトベトン。
絶望がアドレーヌの膝を折った。
ピカチュウを放心させた。
有り得ない光景だった。
足立が生きている。
足立の目の前に消し墨になったベトベトンがいる。
その意味が、理解できなかった。
「おーおー。ほんとに危なっかしいぜ。咄嗟にモンスターボールを頭上に放り投げてなかったら、俺がこうなってたかもな。いや、マジで危なかった」
スタスタと歩いてくる。しかし、もう抵抗できる気力はなかった。
「お前らが殺したんだぜ? 抵抗しなけりゃ、こんなことにはならなかった。あーあ。ほんっと罪深い奴らだなぁ。なんせ、仲間を殺しちゃったんだもんなぁ」
「う……そ」
「嘘じゃないって。ほら、こいつ見てみろよ」
どかっと軽く蹴ると、そのまま隅になったベトベトンが崩壊した。
「ありゃりゃ。靴が汚れちゃったよ」
「う……そ…だ……」
アドレーヌの脳裏に、ベトベトンの姿が思い出される。主人が死に、悲しみで泣いていたベトベトン。
それを……自分が殺した。
アドレーヌの身体からうす暗く蒼い光が放出する。
「おっと。そういやこいつシャドウを買ってるんだったな。この中じゃ一番危険だし、さっさと殺して──」
「足立、よくもおおおお!!!」
食ってかかろうとした千枝に容赦ない蹴りが入る。
「ぐごっ!!」
「死にぞこないは黙って見てなよ」
「……っ! ピカ……チュウ!! アドレーヌを…守れ!! 今は……悔いてる時間なんてない!!」
瀬多の言葉にハッとし、ピカチュウが行動を移そうとした時には、既に足立のマガツイザナギが目の前にいた。
瞬間、ピカチュウの小さな身体は吹き飛び、木に叩きつけられる。
「「舐めるなああああ!!!」」
漆黒の騎士が走る。レミリアが走る。
だが
「マハガルダイン」
衝撃派に、アドレーヌ以外の全員が吹き飛ばされる。
もはや立てる者は一人もいなかった。
「てめえは、俺の手で殺してやるよ」
大剣を手に足立が笑う。
アドレーヌはそれを見ていない。地面を見つめ、ただ項垂れている。
「アドレーヌ!! 何をやってる馬鹿!! さっさと逃げろ!!!」
レミリアが叫ぶも、その身体は立つことすらできない。魔力は既に完全に切れている。
「ジ……オ!!」
か細い雷もマガツイザナギに阻まれる。
「狙うなら私を狙え!! 貴様如き、今ここで斬り伏せてくれる!!」
「慌てんなよ騎士さん。お前はこいつの次に始末してやる」
大剣を振り被る。
「避けろ!! アドレーヌ!!!」
瀬多の叫びにもアドレーヌは動かず、足立の剣はそのまま振り下ろされた。
「おっと。そういやこいつシャドウを買ってるんだったな。この中じゃ一番危険だし、さっさと殺して──」
「足立、よくもおおおお!!!」
食ってかかろうとした千枝に容赦ない蹴りが入る。
「ぐごっ!!」
「死にぞこないは黙って見てなよ」
「……っ! ピカ……チュウ!! アドレーヌを…守れ!! 今は……悔いてる時間なんてない!!」
瀬多の言葉にハッとし、ピカチュウが行動を移そうとした時には、既に足立のマガツイザナギが目の前にいた。
瞬間、ピカチュウの小さな身体は吹き飛び、木に叩きつけられる。
「「舐めるなああああ!!!」」
漆黒の騎士が走る。レミリアが走る。
だが
「マハガルダイン」
衝撃派に、アドレーヌ以外の全員が吹き飛ばされる。
もはや立てる者は一人もいなかった。
「てめえは、俺の手で殺してやるよ」
大剣を手に足立が笑う。
アドレーヌはそれを見ていない。地面を見つめ、ただ項垂れている。
「アドレーヌ!! 何をやってる馬鹿!! さっさと逃げろ!!!」
レミリアが叫ぶも、その身体は立つことすらできない。魔力は既に完全に切れている。
「ジ……オ!!」
か細い雷もマガツイザナギに阻まれる。
「狙うなら私を狙え!! 貴様如き、今ここで斬り伏せてくれる!!」
「慌てんなよ騎士さん。お前はこいつの次に始末してやる」
大剣を振り被る。
「避けろ!! アドレーヌ!!!」
瀬多の叫びにもアドレーヌは動かず、足立の剣はそのまま振り下ろされた。
仲間を殺した。
何も出来ない自分が、何かをしようとした結果が、これだ。
もういい。
私はもう何も望まない。
何も望めない。
このまま死んでも……
「大……丈夫?」
聞き慣れた声に、思わず顔をあげた。
「幽香……さん?」
幽香は微笑んでいた。
え?
どうして幽香さんがいるの?
だって……私は今……
放心した状態で、それでもアドレーヌは幽香の背中を触る。
ぬるりとした感触。その手には血がべっとりとついていた。
「言ったでしょ。あんたは、私が守るって」
遅ればせながら気付く。
今がどういう状況か。
幽香が、一体何をしているのか。
駄目だ。こんなの駄目だ。
何も出来ない私を守って、また誰かが……幽香さんが死ぬなんて。
「へぇ。そんなに死にたいのかよ。じゃ、望み通り殺してやるよ!!」
振り下ろされる大剣。アドレーヌの位置からでも分かるほどに大量の血が空を過った。
「いや……。いや!! やめてよ幽香さん!! 私から離れて!!!」
慌てて幽香から離れようとするが、その身体を幽香が包み込んだ。
「大丈夫。私が守ってあげる。絶対、絶対守るから」
振り下ろされる剣。肉の抉れる音。
しかし、その優しく強い抱擁は、一切緩まなかった。
「やだ!! 離してよ!!! 幽香さん!! 守らなくていいから…だから離して!!」
無理やり引き剥がそうと暴れるが、それでも力は緩まない。
「いやだ……。幽香さん。死んじゃいやだよぉ……」
何度も何度も大剣は振り下ろされる。
血が地面を汚し、幽香の背中は、既に骨が見えるほどに抉られていた。
何も出来ない自分が、何かをしようとした結果が、これだ。
もういい。
私はもう何も望まない。
何も望めない。
このまま死んでも……
「大……丈夫?」
聞き慣れた声に、思わず顔をあげた。
「幽香……さん?」
幽香は微笑んでいた。
え?
どうして幽香さんがいるの?
だって……私は今……
放心した状態で、それでもアドレーヌは幽香の背中を触る。
ぬるりとした感触。その手には血がべっとりとついていた。
「言ったでしょ。あんたは、私が守るって」
遅ればせながら気付く。
今がどういう状況か。
幽香が、一体何をしているのか。
駄目だ。こんなの駄目だ。
何も出来ない私を守って、また誰かが……幽香さんが死ぬなんて。
「へぇ。そんなに死にたいのかよ。じゃ、望み通り殺してやるよ!!」
振り下ろされる大剣。アドレーヌの位置からでも分かるほどに大量の血が空を過った。
「いや……。いや!! やめてよ幽香さん!! 私から離れて!!!」
慌てて幽香から離れようとするが、その身体を幽香が包み込んだ。
「大丈夫。私が守ってあげる。絶対、絶対守るから」
振り下ろされる剣。肉の抉れる音。
しかし、その優しく強い抱擁は、一切緩まなかった。
「やだ!! 離してよ!!! 幽香さん!! 守らなくていいから…だから離して!!」
無理やり引き剥がそうと暴れるが、それでも力は緩まない。
「いやだ……。幽香さん。死んじゃいやだよぉ……」
何度も何度も大剣は振り下ろされる。
血が地面を汚し、幽香の背中は、既に骨が見えるほどに抉られていた。
死を感じる。
最強であった自分には、決して訪れることのなかった死の感覚が、幽香を支配する。
アドレーヌの泣き声が、だんだんと聞こえなくなる。
伝えたい言葉がある。なのに、口が開かない。
もう痛みも感じない。まるで生ぬるい湯船にでも浸かっているようだ。
身体に力が入らない。
でも、やり残したことがある。
あと少しだけ。たった一言でいい。この子に、伝えてあげないと……。
「……ょ…ぃ」
それは、一種の奇跡だった。
妖怪とはいえ、何度も振り下ろされる大剣で、もはや背中は無残の一言。
血は既に流れ尽くし、絶命は免れない傷。
だが、それでも、幽香は喋った。
ただ、伝えたいがために。
ただ、彼女に伝えたいがために。
「あ……なた……つ……よ……い。……わ……たし……の……じまん…………」
一際強い一撃が、幽香を襲った。
うっすらと開いていた瞳が、閉ざされる。
弱々しく抱擁していた腕が、解かれる。
それでも、幽香は口を開く。
幽香は妖怪だ。家族も、これという友人もいない。花と共に一人で生きる、最強の妖怪だ。
だけど、教えられた。
一人でいることが強さではないと。
誰かと共にいることが弱さではないと。
笑って、ただ傍にいてくれる。それだけで、自分がどれだけ救われたか。
最後の最後、たった一人でも、自分を想ってくれる人がいる。
自分は一人じゃない。そう思って死ねる。
ただそれだけで、幽香にとってはかけがえのない救いだ。
だから
この言葉を
最後の言葉を
彼女に送ろう。
「いっ……しょに……いて……くれ……て、………」
最強であった自分には、決して訪れることのなかった死の感覚が、幽香を支配する。
アドレーヌの泣き声が、だんだんと聞こえなくなる。
伝えたい言葉がある。なのに、口が開かない。
もう痛みも感じない。まるで生ぬるい湯船にでも浸かっているようだ。
身体に力が入らない。
でも、やり残したことがある。
あと少しだけ。たった一言でいい。この子に、伝えてあげないと……。
「……ょ…ぃ」
それは、一種の奇跡だった。
妖怪とはいえ、何度も振り下ろされる大剣で、もはや背中は無残の一言。
血は既に流れ尽くし、絶命は免れない傷。
だが、それでも、幽香は喋った。
ただ、伝えたいがために。
ただ、彼女に伝えたいがために。
「あ……なた……つ……よ……い。……わ……たし……の……じまん…………」
一際強い一撃が、幽香を襲った。
うっすらと開いていた瞳が、閉ざされる。
弱々しく抱擁していた腕が、解かれる。
それでも、幽香は口を開く。
幽香は妖怪だ。家族も、これという友人もいない。花と共に一人で生きる、最強の妖怪だ。
だけど、教えられた。
一人でいることが強さではないと。
誰かと共にいることが弱さではないと。
笑って、ただ傍にいてくれる。それだけで、自分がどれだけ救われたか。
最後の最後、たった一人でも、自分を想ってくれる人がいる。
自分は一人じゃない。そう思って死ねる。
ただそれだけで、幽香にとってはかけがえのない救いだ。
だから
この言葉を
最後の言葉を
彼女に送ろう。
「いっ……しょに……いて……くれ……て、………」
──ありがとう──
幽香は、その身体をアドレーヌに預けた。
「幽香さん……。幽香さん。幽香さん!!! 返事して!! 返事してよ!!! ……へ、返事……を……」
「はぁ。ようやく死にやがった。ったく。雑魚のくせに耐久力だけは一級品だな」
まるで、ゴキブリを殺したような言い方だった。
自分の罪を嘆いていた幽香。カービィを守ろうとその命すら投げ出そうとしていた幽香。
一度戦った相手。死闘を繰り広げた相手。
だがそれでも、ここにいる全員が幽香を認めていた。仲間を殺されても、幽香を認めていた。
足立の幽香の罵倒する言葉。
「幽香さん……。幽香さん。幽香さん!!! 返事して!! 返事してよ!!! ……へ、返事……を……」
「はぁ。ようやく死にやがった。ったく。雑魚のくせに耐久力だけは一級品だな」
まるで、ゴキブリを殺したような言い方だった。
自分の罪を嘆いていた幽香。カービィを守ろうとその命すら投げ出そうとしていた幽香。
一度戦った相手。死闘を繰り広げた相手。
だがそれでも、ここにいる全員が幽香を認めていた。仲間を殺されても、幽香を認めていた。
足立の幽香の罵倒する言葉。
その言葉に、ここにいる全員が、キレた。
「うおおおおおおおおおおおっっ!!!!」
途端、瀬多の獣のような咆哮が聞こえる。
「ああああああああああああっっ!!!」
途端、レミリアの魔物のような咆哮が聞こえる。
立ち上がる。
二人は、ボロボロの二人は、それでも立ち上がる。
二人は並び、足立と対峙する。
立ち上がる。
二人は、ボロボロの二人は、それでも立ち上がる。
二人は並び、足立と対峙する。
「お前はっ!!!」
瀬多に過るのは、確かな優しさを持ってアドレーヌと接していた幽香。
瀬多に過るのは、確かな優しさを持ってアドレーヌと接していた幽香。
「絶対にっ!!!」
レミリアに過るのは、不屈の精神でアシュナード相手に闘争を繰り広げていた幽香。
レミリアに過るのは、不屈の精神でアシュナード相手に闘争を繰り広げていた幽香。
「「許さないっ!!!!」」
フラフラで、これ以上歩くこともできない。
そんな身体で、しかし二人はあらん限りの力で叫んだ。
「……な、なんだよそりゃ。許さないからなんだっての?」
「ぬおおおおおっ!!」
漆黒の騎士も、足を引きずりながら前に出る。咲夜も、千枝も、お互いを支え合って立ち上がる。
「ま、マハガルダイン!」
再び衝撃派。
だが、今度は誰もが地に膝をつけることはない。
全員が踏ん張る。
その想いの強さで、気力で、立ち続ける。
「俺達は……絶対に負けない!! 来い!! 足立ぃ!!!」
「……そ、そんなに死にたいなら今すぐ殺してやるよ。ただし、こいつを殺してからなぁ!!」
もう一度、幽香とアドレーヌに向けて剣を振り上げる。幽香もろともアドレーヌを斬り伏せる気だ。
立つことはできたが、歩くことはままならない。
足を動かすことだって難しい。
(諦めるな。絶対に諦めるな! 限界でもなんでもいい。身体が壊れようが知ったことじゃない! アドレーヌを助けるんだ。幽香が助けた命を……絶対に殺させちゃいけない!!!)
瀬多の想いに反し、無情にも足立の手が振り下ろされる。
そんな身体で、しかし二人はあらん限りの力で叫んだ。
「……な、なんだよそりゃ。許さないからなんだっての?」
「ぬおおおおおっ!!」
漆黒の騎士も、足を引きずりながら前に出る。咲夜も、千枝も、お互いを支え合って立ち上がる。
「ま、マハガルダイン!」
再び衝撃派。
だが、今度は誰もが地に膝をつけることはない。
全員が踏ん張る。
その想いの強さで、気力で、立ち続ける。
「俺達は……絶対に負けない!! 来い!! 足立ぃ!!!」
「……そ、そんなに死にたいなら今すぐ殺してやるよ。ただし、こいつを殺してからなぁ!!」
もう一度、幽香とアドレーヌに向けて剣を振り上げる。幽香もろともアドレーヌを斬り伏せる気だ。
立つことはできたが、歩くことはままならない。
足を動かすことだって難しい。
(諦めるな。絶対に諦めるな! 限界でもなんでもいい。身体が壊れようが知ったことじゃない! アドレーヌを助けるんだ。幽香が助けた命を……絶対に殺させちゃいけない!!!)
瀬多の想いに反し、無情にも足立の手が振り下ろされる。
その瞬間だった。
血液の奔流。
それとともに地面に突き刺さる大剣。
その持ち手には、足立の両手があった。
「ぐああああああああああああああ!!!!!」
死のダンスでも踊るように、足立はその場でのたうち回る。
その後ろには、ここにいる全員が知る姿があった。
この殺し合いで、文句なく最強クラスの存在。
狂王、アシュナード。
アシュナードは幽香の亡骸を見つめ、満身創痍の瀬多達を見つめる。
何も言わない。何も喋らない。いつもの饒舌なそれは一向に閉じたまま。それが、逆に不気味だった。
「があああああ!!! くそがああああ!!! よくも、よくもおおおおお!!!」
「うるさいぞ餓鬼」
たった一睨みで、足立を黙らせた。
アシュナードの瞳には、今までにない圧倒的な殺意が籠っていた。
「これは我の剣だ。よもやこんなところにあるとはな」
くっくと笑う。
足立の二の腕をゴミのように引き離し、自らの愛剣を振るう。
「うむ。やはり馴染むな」
ヴァーグ・カティを捨て、自らの剣、グルグラントを両手で握る。
「……さて、糞餓鬼。一つ質問だ。貴様、何をやっていた? まさか、我の妃を殺したなどとは言わんよなぁ」
足立は咄嗟に直感する。自分は最も怒らせてはいけない人間を怒らせてしまったのだと。
「あ……あ……、そん……なわけ、ないじゃないですかぁ。あ、あれっすよ。この人を殺した奴を追っ払っ──」
足立の頭からその下まで、まるで機械で調整されたかのような綺麗な直線が入った。
「言い訳はいらん。元より、貴様以外に下手人がいないことは知っている」
ずるりと身体がずれる。そのまま、どちゃどちゃと音をたてて、二つになった足立は地面に転がった。
再び、アシュナードは幽香を見つめた。
瀬多はその時、確かに、アシュナードの中に悲しみを見た。
「なんとままならないものか……。このような格下に、お前のような強者が殺されるとは」
今までに聞いたことのないような、弱々しい声。これがアシュナードの言葉だとは思えないほどだ。
「瀬多。お前の言う通りだったようだな。この殺し合いは……下種以下だ」
近くに落ちていた首輪探知器を拾う。
その様子を、瀬多は一瞬たりとも気を抜かずに観察する。
「世界の成り立ちに疑問を抱いたことはないか?」
そう、アシュナードは瀬多に言った。
「……どういう意味だ?」
「どのように力をもって生まれようと、出自が悪ければ生涯それに振り回される。生まれに恵まれなかった者は、それを呪いながら生きてゆくしか道はない」
アシュナードが近くにあった大木に拳をぶつける。メキメキと音をたてて、木は崩れ落ちた。
「違うだろう! そんなものが理であるものか! 力ある者が力を行使する。それこそが真の公平だ!! 世界のあるべき姿だ!!」
アシュナードは親族すら殺してその身分を手に入れた。兄弟も親もすべて殺して、王という座を手にした。
アシュナードは王族でありながら、最も王から遠い存在だった。
力を持つ者が力を行使する。
そんな極端な実力主義は、どうやって彼の心に身についたのか。
一番身分の低い身で、どういう王宮生活を過ごしたのか。
それは、アシュナードにしか分からない。
アシュナードは世界を創造しようとしている。実力のある者が認められる世界を。身分など関係なく、差別など関係なく、強い者が強いとされる世界を作ろうとしている。
この男は狂王だ。戦闘を至福とし、人を屠ることを良しとする狂王だ。
しかしその実、アシュナードの考える力というのは、純粋なものだった。
強い者、強くあろうとする者、そんな者達にチャンスを与える世界をアシュナードは望んでいた。
歪んではいても、狂ってはいても、それでもアシュナードは王だった。王として、理想の国を作ろうとしている。人の住む理想の世界を作ろうとしている。
きっとこの男は、たとえ敵国であろうと捕虜を無碍に殺したり、降伏した民から必要以上に物資を強奪するようなことはしないだろう。この男には、この男なりの理想があり、それを目指す為に手段を選ばない。ただ、それだけなのだ。
アシュナードも漆黒の騎士と同じだ。世界によって歪み、世界によって狂わされた。
瀬多は初めて、この狂王に同情した。
血液の奔流。
それとともに地面に突き刺さる大剣。
その持ち手には、足立の両手があった。
「ぐああああああああああああああ!!!!!」
死のダンスでも踊るように、足立はその場でのたうち回る。
その後ろには、ここにいる全員が知る姿があった。
この殺し合いで、文句なく最強クラスの存在。
狂王、アシュナード。
アシュナードは幽香の亡骸を見つめ、満身創痍の瀬多達を見つめる。
何も言わない。何も喋らない。いつもの饒舌なそれは一向に閉じたまま。それが、逆に不気味だった。
「があああああ!!! くそがああああ!!! よくも、よくもおおおおお!!!」
「うるさいぞ餓鬼」
たった一睨みで、足立を黙らせた。
アシュナードの瞳には、今までにない圧倒的な殺意が籠っていた。
「これは我の剣だ。よもやこんなところにあるとはな」
くっくと笑う。
足立の二の腕をゴミのように引き離し、自らの愛剣を振るう。
「うむ。やはり馴染むな」
ヴァーグ・カティを捨て、自らの剣、グルグラントを両手で握る。
「……さて、糞餓鬼。一つ質問だ。貴様、何をやっていた? まさか、我の妃を殺したなどとは言わんよなぁ」
足立は咄嗟に直感する。自分は最も怒らせてはいけない人間を怒らせてしまったのだと。
「あ……あ……、そん……なわけ、ないじゃないですかぁ。あ、あれっすよ。この人を殺した奴を追っ払っ──」
足立の頭からその下まで、まるで機械で調整されたかのような綺麗な直線が入った。
「言い訳はいらん。元より、貴様以外に下手人がいないことは知っている」
ずるりと身体がずれる。そのまま、どちゃどちゃと音をたてて、二つになった足立は地面に転がった。
再び、アシュナードは幽香を見つめた。
瀬多はその時、確かに、アシュナードの中に悲しみを見た。
「なんとままならないものか……。このような格下に、お前のような強者が殺されるとは」
今までに聞いたことのないような、弱々しい声。これがアシュナードの言葉だとは思えないほどだ。
「瀬多。お前の言う通りだったようだな。この殺し合いは……下種以下だ」
近くに落ちていた首輪探知器を拾う。
その様子を、瀬多は一瞬たりとも気を抜かずに観察する。
「世界の成り立ちに疑問を抱いたことはないか?」
そう、アシュナードは瀬多に言った。
「……どういう意味だ?」
「どのように力をもって生まれようと、出自が悪ければ生涯それに振り回される。生まれに恵まれなかった者は、それを呪いながら生きてゆくしか道はない」
アシュナードが近くにあった大木に拳をぶつける。メキメキと音をたてて、木は崩れ落ちた。
「違うだろう! そんなものが理であるものか! 力ある者が力を行使する。それこそが真の公平だ!! 世界のあるべき姿だ!!」
アシュナードは親族すら殺してその身分を手に入れた。兄弟も親もすべて殺して、王という座を手にした。
アシュナードは王族でありながら、最も王から遠い存在だった。
力を持つ者が力を行使する。
そんな極端な実力主義は、どうやって彼の心に身についたのか。
一番身分の低い身で、どういう王宮生活を過ごしたのか。
それは、アシュナードにしか分からない。
アシュナードは世界を創造しようとしている。実力のある者が認められる世界を。身分など関係なく、差別など関係なく、強い者が強いとされる世界を作ろうとしている。
この男は狂王だ。戦闘を至福とし、人を屠ることを良しとする狂王だ。
しかしその実、アシュナードの考える力というのは、純粋なものだった。
強い者、強くあろうとする者、そんな者達にチャンスを与える世界をアシュナードは望んでいた。
歪んではいても、狂ってはいても、それでもアシュナードは王だった。王として、理想の国を作ろうとしている。人の住む理想の世界を作ろうとしている。
きっとこの男は、たとえ敵国であろうと捕虜を無碍に殺したり、降伏した民から必要以上に物資を強奪するようなことはしないだろう。この男には、この男なりの理想があり、それを目指す為に手段を選ばない。ただ、それだけなのだ。
アシュナードも漆黒の騎士と同じだ。世界によって歪み、世界によって狂わされた。
瀬多は初めて、この狂王に同情した。
「……俺達を、殺すのか?」
瀬多の疑問に、アシュナードは答えなかった。
途端、グルグランドの剣先がアドレーヌの首に添えられる。
「貴様を殺してやりたい。心底な。……が、止める。それをしてしまえば、幽香が無駄死にしたことになる。それだけは駄目だ。あのような強者が、ただ無為に死に行くだけだなど、そんなふざけた現実を受け入れる訳にはいかん」
アドレーヌは涙を溜め、キッとアシュナードを睨みつける。
「……ふん。少しは良い顔ができるじゃないか。幽香は貴様を強者にするために死んだ。それを一時たりとも忘れるな」
アシュナードはそう言って、剣をしまった。
「瀬多。脱出の鍵は手に入れただろうな?」
瀬多は黙った。
「これだけ時間があったんだ。何の収穫もないとなれば、我も少し考えねばなるまい」
そう言って、千枝と咲夜の方へと歩いて行く。
「この二人を殺す」
「ま、待て!! ……レミリアのバックに……クリスタルが入ってる」
ぴたりとアシュナードの動きが止まる。
「瀬多!」
「ほお。興味深いな。何だ? そのクリスタルとやらは」
瀬多はアシュナードに説明した。イゴールの言う褒美と、攻略本に載る褒美。そのまったく同じ内容から、何か関係があるのではと推測したことを。
「イザナミは、わざわざクリスタル奪取を妨害しようとした。これが脱出の鍵であることは間違いない」
これは嘘だ。
イザナミの目的が幽香の暴走であったと瀬多は見ている。
だが、そう言っておいた方がアシュナードの受けが良いだろうと瀬多が判断した。
「なるほど。よくわかった。ククク。やはりお前を起用したのは正解だったな」
レミリアのバックからクリスタルを奪い取り、アシュナードは薄く笑う。
「ほぉ。確かに奇妙な力を感じる。ありがたくもらっておこう」
瀬多は歯噛みした。
あれほど苦労して手に入れたクリスタルが、こうも容易く奪われるのだ。
自分のバックにそれを入れ、アシュナードは薄く笑う。
「本来なら、アドレーヌと瀬多以外の全員はここで始末するところだが、どうにも今は気分じゃない。殺し合いは貴様らが充分回復してからということにしよう」
そう言って、アシュナードは首輪探知器を瀬多に見せる。
「見えるな? 全員がここから撤退している。しばらくはここも安全だろう」
「……そんなことを教えて、一体どういうつもりだ」
「なあに。ただの褒美だ。クリスタルを献上した貴様に対する、な」
それだけ言って、アシュナードは背を向ける。
一瞬だけ、漆黒の騎士と目が合った。
「……ククク。楽しみだ。今の貴様なら、我を倒せるかもしれんな」
瞬時に漆黒の騎士の変化を察知し、アシュナードは笑う。
「……そうだな。次に会う時は、決着をつけてやる」
「そうか。楽しみにしているぞ。漆黒よ」
アシュナードは、そう言って去って行った。
数分間の沈黙が流れ、誰からと言わずに全員が地面にその身を投げた。
瀬多の疑問に、アシュナードは答えなかった。
途端、グルグランドの剣先がアドレーヌの首に添えられる。
「貴様を殺してやりたい。心底な。……が、止める。それをしてしまえば、幽香が無駄死にしたことになる。それだけは駄目だ。あのような強者が、ただ無為に死に行くだけだなど、そんなふざけた現実を受け入れる訳にはいかん」
アドレーヌは涙を溜め、キッとアシュナードを睨みつける。
「……ふん。少しは良い顔ができるじゃないか。幽香は貴様を強者にするために死んだ。それを一時たりとも忘れるな」
アシュナードはそう言って、剣をしまった。
「瀬多。脱出の鍵は手に入れただろうな?」
瀬多は黙った。
「これだけ時間があったんだ。何の収穫もないとなれば、我も少し考えねばなるまい」
そう言って、千枝と咲夜の方へと歩いて行く。
「この二人を殺す」
「ま、待て!! ……レミリアのバックに……クリスタルが入ってる」
ぴたりとアシュナードの動きが止まる。
「瀬多!」
「ほお。興味深いな。何だ? そのクリスタルとやらは」
瀬多はアシュナードに説明した。イゴールの言う褒美と、攻略本に載る褒美。そのまったく同じ内容から、何か関係があるのではと推測したことを。
「イザナミは、わざわざクリスタル奪取を妨害しようとした。これが脱出の鍵であることは間違いない」
これは嘘だ。
イザナミの目的が幽香の暴走であったと瀬多は見ている。
だが、そう言っておいた方がアシュナードの受けが良いだろうと瀬多が判断した。
「なるほど。よくわかった。ククク。やはりお前を起用したのは正解だったな」
レミリアのバックからクリスタルを奪い取り、アシュナードは薄く笑う。
「ほぉ。確かに奇妙な力を感じる。ありがたくもらっておこう」
瀬多は歯噛みした。
あれほど苦労して手に入れたクリスタルが、こうも容易く奪われるのだ。
自分のバックにそれを入れ、アシュナードは薄く笑う。
「本来なら、アドレーヌと瀬多以外の全員はここで始末するところだが、どうにも今は気分じゃない。殺し合いは貴様らが充分回復してからということにしよう」
そう言って、アシュナードは首輪探知器を瀬多に見せる。
「見えるな? 全員がここから撤退している。しばらくはここも安全だろう」
「……そんなことを教えて、一体どういうつもりだ」
「なあに。ただの褒美だ。クリスタルを献上した貴様に対する、な」
それだけ言って、アシュナードは背を向ける。
一瞬だけ、漆黒の騎士と目が合った。
「……ククク。楽しみだ。今の貴様なら、我を倒せるかもしれんな」
瞬時に漆黒の騎士の変化を察知し、アシュナードは笑う。
「……そうだな。次に会う時は、決着をつけてやる」
「そうか。楽しみにしているぞ。漆黒よ」
アシュナードは、そう言って去って行った。
数分間の沈黙が流れ、誰からと言わずに全員が地面にその身を投げた。
「……何人、残った?」
咲夜の言葉に、自然と空気が重くなる。
「六人、だな」
最初に比べ、三分の一以上の人間が死んだことになる。
なんてザマだ。
そう、瀬多は自分を罵倒したくなった。
「……六人?」
瀬多は辺りを見回した。
レミリア、アドレーヌ、千枝、咲夜、漆黒の騎士。自分も入れれば確かに六人だ。
だがもう一人いた。確かにもう一人いたはずだ。
「……セシルはどこに行った?」
セシル・ハーヴィがいない。ゴルベーザに託された彼がどこにもいない。
「あいつのことはいいだろ。あの様子じゃ、鼠だって殺せやしないさ」
「確かにそうだが──」
「ああっ!!」
突然、咲夜が叫んだ。
「鍵はどこ!? あの……なんとかってメダル! あれが鍵なのよ! オタコンがそう言ってた!!」
「咲夜、少し落ち着け。最初から順に教えてくれ」
咲夜は、オタコンの臨終の言葉を瀬多に伝えた。
「メダリオンが、鍵? それはつまり、主催者側にいる俺達を助けようとする誰かが、こいつを用意したということか?」
それはあまりにも考えづらいことだ。メダリオンのおかげでこちらは甚大な被害を被った。
「私だってよくわからないわ。でも、確かにオタコンはそう言っていた。あ、あと……フェイクがどうとか言ってたわ」
(フェイク? 何がフェイクだというんだ? ゲーム機が重要なアイテムであることは間違いない。……アイテムがフェイクという意味ではなく、その有用性自体がフェイク……。そういうことか?)
あくまでもゲーム機はサブ。あるアイテムを作動させるプログラムが組まれているだけ。そう考えれば、確かに意味は通る。
(その作動するアイテムというのがメダリオンで、それこそが俺達にとっての脱出の鍵。ゲーム機はメダリオンを作動させるためのものに過ぎないということか?
だが、何をどう作動させるっていうんだ? あんな危険なアイテムに一体どういう活用方法が……、駄目だ。考えがまとまらない)
疲れた頭では無理だと判断し、とりあえずその話題は置いておこうとした時だった。
「……なるほど。そういうことか」
漆黒の騎士が、意味あり気に呟いた。
「漆黒さん、何か知ってるの?」
千枝の言葉に、漆黒の騎士は逡巡するも、すぐに口を開いた。
「話すべきかどうか迷っていた。だが、懸命に生き、互いに絆を深め合う君達を見て考えが変わった。……聞いて欲しい。おそらくは、この殺し合いの根幹に関わることだ」
全員が漆黒の騎士に注目した。
殺し合いの根幹。それは誰にとっても聞き捨てならないものだった。
「話そう。私の主と、そして女神アスタルテのことを」
咲夜の言葉に、自然と空気が重くなる。
「六人、だな」
最初に比べ、三分の一以上の人間が死んだことになる。
なんてザマだ。
そう、瀬多は自分を罵倒したくなった。
「……六人?」
瀬多は辺りを見回した。
レミリア、アドレーヌ、千枝、咲夜、漆黒の騎士。自分も入れれば確かに六人だ。
だがもう一人いた。確かにもう一人いたはずだ。
「……セシルはどこに行った?」
セシル・ハーヴィがいない。ゴルベーザに託された彼がどこにもいない。
「あいつのことはいいだろ。あの様子じゃ、鼠だって殺せやしないさ」
「確かにそうだが──」
「ああっ!!」
突然、咲夜が叫んだ。
「鍵はどこ!? あの……なんとかってメダル! あれが鍵なのよ! オタコンがそう言ってた!!」
「咲夜、少し落ち着け。最初から順に教えてくれ」
咲夜は、オタコンの臨終の言葉を瀬多に伝えた。
「メダリオンが、鍵? それはつまり、主催者側にいる俺達を助けようとする誰かが、こいつを用意したということか?」
それはあまりにも考えづらいことだ。メダリオンのおかげでこちらは甚大な被害を被った。
「私だってよくわからないわ。でも、確かにオタコンはそう言っていた。あ、あと……フェイクがどうとか言ってたわ」
(フェイク? 何がフェイクだというんだ? ゲーム機が重要なアイテムであることは間違いない。……アイテムがフェイクという意味ではなく、その有用性自体がフェイク……。そういうことか?)
あくまでもゲーム機はサブ。あるアイテムを作動させるプログラムが組まれているだけ。そう考えれば、確かに意味は通る。
(その作動するアイテムというのがメダリオンで、それこそが俺達にとっての脱出の鍵。ゲーム機はメダリオンを作動させるためのものに過ぎないということか?
だが、何をどう作動させるっていうんだ? あんな危険なアイテムに一体どういう活用方法が……、駄目だ。考えがまとまらない)
疲れた頭では無理だと判断し、とりあえずその話題は置いておこうとした時だった。
「……なるほど。そういうことか」
漆黒の騎士が、意味あり気に呟いた。
「漆黒さん、何か知ってるの?」
千枝の言葉に、漆黒の騎士は逡巡するも、すぐに口を開いた。
「話すべきかどうか迷っていた。だが、懸命に生き、互いに絆を深め合う君達を見て考えが変わった。……聞いて欲しい。おそらくは、この殺し合いの根幹に関わることだ」
全員が漆黒の騎士に注目した。
殺し合いの根幹。それは誰にとっても聞き捨てならないものだった。
「話そう。私の主と、そして女神アスタルテのことを」
【D-4 一日目 午前】
【瀬多総司@ペルソナ4】
[状態]疲労(極大) あばら骨折 SP消費(中)、全身打撲
[装備] エクスカリバー@ファイナルファンタジー4
[道具]基本支給品一式 攻略本 銃の弾(残り15発)不明支給品0~1
[思考]基本方針:レミリアを手伝いながら、仲間と合流し殺し合いを脱出する
1. 漆黒の騎士の話を聞く
2. イゴールを見つけ出し真実を問いただす。
3. 半信半疑だが、攻略本に書いてある『クリスタル』を探してみる。
4. 死んでいった者のためにも、誇りをもって生きる
5. イザナミは絶対に許さない
※イゴールと『血の契約』を交わしました。瀬多は「イゴールを探索する」という目的を最優先しなければなりません。なお、瀬多が死ねば契約を知る者に契約権が譲渡されます。誰になるかはランダムです
※殺し合い会場について、何らかの推察をしています
[状態]疲労(極大) あばら骨折 SP消費(中)、全身打撲
[装備] エクスカリバー@ファイナルファンタジー4
[道具]基本支給品一式 攻略本 銃の弾(残り15発)不明支給品0~1
[思考]基本方針:レミリアを手伝いながら、仲間と合流し殺し合いを脱出する
1. 漆黒の騎士の話を聞く
2. イゴールを見つけ出し真実を問いただす。
3. 半信半疑だが、攻略本に書いてある『クリスタル』を探してみる。
4. 死んでいった者のためにも、誇りをもって生きる
5. イザナミは絶対に許さない
※イゴールと『血の契約』を交わしました。瀬多は「イゴールを探索する」という目的を最優先しなければなりません。なお、瀬多が死ねば契約を知る者に契約権が譲渡されます。誰になるかはランダムです
※殺し合い会場について、何らかの推察をしています
【レミリア・スカーレット@東方project】
[状態]疲労(極大) 魔力ゼロ 額に酷い裂傷 全身打撲、腹に裂傷 右手損傷 左膝損傷(全て回復中)
[装備]なし
[道具]基本支給品一式
[思考]基本方針:主催者を倒し、どちらが支配者かを思い知らせる
1. 漆黒の騎士の話を聞く
2. 手下を作って脱出する。邪魔立てする奴は殺す
3. これ以上部下は殺させない
4. 咲夜は私のもの。反論は許さない
5, ゴルベーザを嫌悪
※時間さえかければ傷は治癒しますが、休息を取らなければ疲労感は回復しません
※弾幕を撃つのに溜めが必要。威力も制限されています
[状態]疲労(極大) 魔力ゼロ 額に酷い裂傷 全身打撲、腹に裂傷 右手損傷 左膝損傷(全て回復中)
[装備]なし
[道具]基本支給品一式
[思考]基本方針:主催者を倒し、どちらが支配者かを思い知らせる
1. 漆黒の騎士の話を聞く
2. 手下を作って脱出する。邪魔立てする奴は殺す
3. これ以上部下は殺させない
4. 咲夜は私のもの。反論は許さない
5, ゴルベーザを嫌悪
※時間さえかければ傷は治癒しますが、休息を取らなければ疲労感は回復しません
※弾幕を撃つのに溜めが必要。威力も制限されています
【アドレーヌ@星のカービィ】
[状態]疲労(中)、深い悲しみと強い罪悪感、 腹に打撲
[装備]ピカチュウのモンスターボール@ポケモンシリーズ
[道具]基本支給品一式、アドレーヌの絵描き道具一式
[思考]基本方針:ゲームには乗らない。できれば人も殺したくない
1. 幽香さん……
2. みんなと離れた方が……
3. もう人が死ぬのは見たくない
[状態]疲労(中)、深い悲しみと強い罪悪感、 腹に打撲
[装備]ピカチュウのモンスターボール@ポケモンシリーズ
[道具]基本支給品一式、アドレーヌの絵描き道具一式
[思考]基本方針:ゲームには乗らない。できれば人も殺したくない
1. 幽香さん……
2. みんなと離れた方が……
3. もう人が死ぬのは見たくない
【漆黒の騎士@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】
[状態]:疲労極大、両腕に腫れ(ものを持てないレベル)、額に大きな裂傷、頬骨あばら骨折、全身打撲、全身裂傷、四肢に貫通傷(全てスキルで治癒中)
[装備]:神剣エタルド 神剣ラグネル
[道具]:基本支給品一式
[思考]
基本方針:咲夜の騎士として彼女を守りながら自分自身を認めた生き方をする
1:女神と主について話す
2:仲間か……。いいものだな
3:アシュナードは打ち倒す
※参戦時期はナドゥス城の戦い後です。
[状態]:疲労極大、両腕に腫れ(ものを持てないレベル)、額に大きな裂傷、頬骨あばら骨折、全身打撲、全身裂傷、四肢に貫通傷(全てスキルで治癒中)
[装備]:神剣エタルド 神剣ラグネル
[道具]:基本支給品一式
[思考]
基本方針:咲夜の騎士として彼女を守りながら自分自身を認めた生き方をする
1:女神と主について話す
2:仲間か……。いいものだな
3:アシュナードは打ち倒す
※参戦時期はナドゥス城の戦い後です。
【里中千枝@ペルソナ4】
[状態]:疲労(極大)、SP消費(中)、腹部に痣、全身打撲
[装備]:アメリカ製のライター
[道具]:基本支給品一式、万能薬×2@ファイナルファンタジー4
[思考]
基本方針:この事件を解決する
1, 漆黒の騎士の話を聞く
2:, 雪子のような人を出さないために戦う
※真ENDルート、イザナミと出会う前からの参戦です。
※ペルソナはトモエです。
[状態]:疲労(極大)、SP消費(中)、腹部に痣、全身打撲
[装備]:アメリカ製のライター
[道具]:基本支給品一式、万能薬×2@ファイナルファンタジー4
[思考]
基本方針:この事件を解決する
1, 漆黒の騎士の話を聞く
2:, 雪子のような人を出さないために戦う
※真ENDルート、イザナミと出会う前からの参戦です。
※ペルソナはトモエです。
【十六夜咲夜@東方project】
[状態]疲労(極大)、弱冠の痺れ、胸骨にヒビ、鼻の骨の陥没(治療済み、衝撃を与えるとまた陥没する恐れあり)、腹部に痣、顔に痣、全身打撲、下 着 を つ け て い な い
[装備]和服
[道具]支給品一式(食糧はなし)、自分の衣服(濡れている)、凹んだ防弾チョッキ、下着
[思考・状況]基本方針;ピエロを倒して異変解決。油断はしない。幻想郷の常識は捨てる。
1, 漆黒の騎士の話を聞く
2, 瀬多が紅魔館に来てくれたら楽できていいのになぁ
3. 漆黒の騎士に共感。自分の幸せのために生きて欲しい
※漆黒の騎士の名前を聞きました。
[状態]疲労(極大)、弱冠の痺れ、胸骨にヒビ、鼻の骨の陥没(治療済み、衝撃を与えるとまた陥没する恐れあり)、腹部に痣、顔に痣、全身打撲、下 着 を つ け て い な い
[装備]和服
[道具]支給品一式(食糧はなし)、自分の衣服(濡れている)、凹んだ防弾チョッキ、下着
[思考・状況]基本方針;ピエロを倒して異変解決。油断はしない。幻想郷の常識は捨てる。
1, 漆黒の騎士の話を聞く
2, 瀬多が紅魔館に来てくれたら楽できていいのになぁ
3. 漆黒の騎士に共感。自分の幸せのために生きて欲しい
※漆黒の騎士の名前を聞きました。
【上海人形】
[状態]背中に大きな裂傷 (かなり荒い治療済み。汚い布と汚い糸でこれでもかと汚く縫われている。)
[思考]
1:アドレーヌが心配
2:霊夢を助ける
2:アリスにちゃんとした裁縫をしてもらいたい。
※サカキと霊夢の会話は全て聞いていました。
※羽が無い為、空を飛べません。
[状態]背中に大きな裂傷 (かなり荒い治療済み。汚い布と汚い糸でこれでもかと汚く縫われている。)
[思考]
1:アドレーヌが心配
2:霊夢を助ける
2:アリスにちゃんとした裁縫をしてもらいたい。
※サカキと霊夢の会話は全て聞いていました。
※羽が無い為、空を飛べません。
【ピカチュウ】
[状態]疲労(極大)、全身打撲、PP消費(極大)、精神的不安
[思考]
1, ベトベトン……
2, レッドに会いたい
※レッドのピカチュウです。覚えてる技は「かみなり」「十万ボルト」「ボルテッカー」とあと一つです
※レッドと同じ時期につれてこられてます
[状態]疲労(極大)、全身打撲、PP消費(極大)、精神的不安
[思考]
1, ベトベトン……
2, レッドに会いたい
※レッドのピカチュウです。覚えてる技は「かみなり」「十万ボルト」「ボルテッカー」とあと一つです
※レッドと同じ時期につれてこられてます
※セシル、魔理沙、足立、カービィのデイバックが近くに置かれています。なお、キョウの支給品はカービィのバックの中に入っています。
【D-4 森の中 一日目・午前】
【ゴルベーザ@ファイナルファンタジー4】
[状態]:疲労(大)、鎧に少し焦げ目、鎧大きく損傷、魔力消費(極大)
[装備]: 十握剣
[道具]:基本支給品一式
[思考]
基本方針:殺し合いにあえて乗り、殺し合いに抗う者たちの結束を固める
1:殺し合いに抗う者たちと戦う。
2:殺し合いに乗っている者達も抗う者達に有利になるように力を削ぐ
3:カインを殺す
※エンディング後からの参戦です
【ゴルベーザ@ファイナルファンタジー4】
[状態]:疲労(大)、鎧に少し焦げ目、鎧大きく損傷、魔力消費(極大)
[装備]: 十握剣
[道具]:基本支給品一式
[思考]
基本方針:殺し合いにあえて乗り、殺し合いに抗う者たちの結束を固める
1:殺し合いに抗う者たちと戦う。
2:殺し合いに乗っている者達も抗う者達に有利になるように力を削ぐ
3:カインを殺す
※エンディング後からの参戦です