城砦都市アルビオン。中央に位置するアルビオン城と、それを囲む市街地が丸ごと一塊で空を飛んでいる。ファータ・グランデでも有名な、名門の士官学校が存在する。昔から市街地にも魔物が放し飼いにされている。(第17章)
アルビオンの領主は街と星晶獣に縛られ、死ぬまでアルビオンを離れられない制約が課されている(第19章)。領主の決め方は少々変わっており、領主が亡くなる度に開かれる武術大会の優勝者が次期領主となる。ヴィーラは6年前、士官学校の在学中に開かれた武術大会で優勝し、以来、領主を務めている。(第17章、第18章)
領主には古くからシュヴァリエという特殊な星晶獣が伝わっておいる。ヴィーラはエルステ帝国将軍・フュリアスに対し、「シュヴァリエは真の騎士を依代あるいは生贄にして顕現する」と伝えたが、これは帝国を欺くための嘘である。(第18章、第20章)
アルビオン城
領主の執務室がある。よろず屋シェロちゃんの支店があり、城内の客室の管理を任されている。(第17章)
グラン/ジータ一行の戦いの余波で城の塔が崩れた。(第20章)
アルビオン士官学校
カタリナ、ヴィーラの出身校。タイアーが在学中(休学中)。
騎士を目指す若人たちの集う場所(サラ土SSR最終フェイト)。エルステ帝国に多数の人材を送り出している(第18章)。
学生達は入学した際の年齢に応じて初等部・中等部などの課程に割り振られる(サラ土SSR最終フェイト)。実力至上主義で、同じ学年の生徒でも年齢はばらけている(第17章)。
毎年100人、200人規模で各学年の入学者がいる(サラ土SSR最終フェイト)。
「アルビオンで学ぶ者、常在戦場と心得よ」(サラ土SSR最終フェイト)。アルビオン市街に魔物が放し飼いにされているのは、常に鍛錬を怠らぬように、という目的がある(第17章)。タイアー曰く、魔物の返り血を拭い合いながら学生たちは絆を深めるという(サラ土SSR最終フェイト)。