非4コマ派とは、場合によってはタグ汚染とも捉えられかねない奇行である。
概要
どう見ても4コマではない画像に、「これは4コマではない」というキャプションを付け、#現代4コマを付けて投稿する。それが非4コマ派である。
初出は恐らく桜桃の『見てあれ、4コマじゃない』であり、同じく桜桃の『横から見ても4コマにはならないし、4でもない』をきっかけに命名された。
初出は恐らく桜桃の『見てあれ、4コマじゃない』であり、同じく桜桃の『横から見ても4コマにはならないし、4でもない』をきっかけに命名された。
解釈
散文4コマ詩説
前述の通り非4コマ派は「4コマではない」というキャプションも含めて成立するものであり、必然的に散文4コマ詩の要件を満たすことになる。
それを利用して非4コマ派を散文4コマ詩の一形態として取り込むことで、現代4コマという枠組みに抑え込もうとする仮説。
それを利用して非4コマ派を散文4コマ詩の一形態として取り込むことで、現代4コマという枠組みに抑え込もうとする仮説。
反論としては
などがある。
反語的な問いかけ説
「これはどう見ても4コマではありません」の背後に「ですがこれは4コマです。なぜでしょう?」といった意図が隠れているという仮説。問いかけ自体は4コマではないが、4コマの題材になるものとして既に現代4コマに受け入れられている。
また、実際に(問いかけとして受け取ったかは不明だが)トランプ氏によって非4コマ派の作品が4コマとして解釈されている。
また、実際に(問いかけとして受け取ったかは不明だが)トランプ氏によって非4コマ派の作品が4コマとして解釈されている。
反論としては
- 文章が断定的であり、反語にも問いかけにもなり得ない。
などがある。
#現代4コマが付いているから現代4コマ説
そもそも現代4コマにおいてはまともな4コマとは到底言えない作品も少なくなく、「作者が4コマと言っているから4コマ」「現代4コマアカウントから投稿されたから4コマ」の様な基準の4コマ作品も増えている。その流れで「#現代4コマが付いているから現代4コマ」という理論も認めるべきという仮説。
反論としては
- そもそも例として挙げられた理論自体が強引なものであり、参考にするべきではない。
- 艦これの絵にアズレンのタグを付けたらアズレンの絵になるとでも言うのか。
などがある。
反芸術説
反芸術とは既存の芸術の枠組みを破壊し、新たな価値観を作り出そうとする思想である。非4コマ派は現代4コマにおける反芸術であり、一形態として認めるべきだという仮説。
反論としては
- 現代4コマ自体に反芸術染みたところがあるというのに、これ以上破壊したら何が残るんだ。
などがある。
シンギュラリティ説
今日の現代4コマは理論の複雑化や多様化によってあらゆるものが4コマ化されており、いずれは理論など必要なくなるほど4コマという概念が蔓延する。この作品はその時代の先駆けであり、我々が直面する未来そのものだとする仮説。
反論としては
- そんな末法が生まれることが予測されるなら回避すべき。
- 今は未来ではなく現代である。未来を先取りし過ぎても意味はない。
などがある。