マジックボム
最終更新:
gomibukuro_saga
-
view
概要
剣と魔法の時代にミステリア家が考案・開発した、手のひらサイズの魔導式手投げ弾。上部に備えられたピンを抜くことで起爆術式が作動し、しばらく経つと爆発する。使い方は相手目掛けて投げるだけと扱いやすく、かつ並の魔獣ならほぼ一撃で仕留められる程度の威力を持つ。また、魔導触媒を追加で加えた改良型のバリエーションも存在し、焼夷式、氷結式、電撃式と様々。
本来は対魔獣戦を想定して設計されており、その便利さから多くの冒険家を助けてきた。だが、要人暗殺などの忌まわしい目的に用いられたのも事実であり、人族間戦争にも積極的に使われた。いつしか戦禍の混乱に紛れて製造法が失われ、今となっては安価で量産のしやすい信管式手榴弾にとって代わられている。
本来は対魔獣戦を想定して設計されており、その便利さから多くの冒険家を助けてきた。だが、要人暗殺などの忌まわしい目的に用いられたのも事実であり、人族間戦争にも積極的に使われた。いつしか戦禍の混乱に紛れて製造法が失われ、今となっては安価で量産のしやすい信管式手榴弾にとって代わられている。
派生品
マジックボム・炸裂式
爆発と共に破片を撒き散らし、周囲を殺傷する。最初期に作られたモデルであり、冒険家などの戦闘に関わる者を中心に最も多くの人に使われたオーソドックスなタイプである。
マジックボム・焼夷式
爆発と共に周りに炎を撒き散らし、範囲内の敵を焼き払う。植物系統の魔獣に対して抜群の効果をもつ。
マジックボム・氷結式
爆発と共に強烈な冷気を放出し、範囲内の敵を凍結させる。火のエレメンタルを宿した魔獣に対して抜群の効果を持つほか、相手の動きを制限するのにも使われた。
マジックボム・電撃式
爆発と共に瞬間的な放電を放ち、範囲内の敵を感電させる。水棲魔獣に対する有効打のほか、氷結式と同じく相手の動きを制限するのにも使われる。
マジックボム・暴風式
強烈な爆風を伴った爆発を引き起こし、範囲内の敵を吹き飛ばす。他の種類と比べると吹き飛ばしの効果がかなり高く、集団戦に向いている。
マジックボム・閃光式
炸裂時に強烈な音と閃光を放ち、範囲内の敵を気絶させる。氷結式や電撃式と比べると最も人道的な手段として、完成当時に称賛の声が挙がったといわれている。実際人道的というのに嘘偽りはなく、盗賊や山賊のアジト攻略の際に頻繁に投げ込まれ、多くのならず者を無傷で無力化してきた。
マジックボム・幻影式
炸裂しないが、投擲物からしばらくの間幻影を発生させる煙を放つ。