&bold(){名声}(Reputation, めいせい)は[[GURPS]]の[[社会的有利な特徴]]、[[社会的不利な特徴]]のひとつ。 &bold(){名声}は[[PC>プレイヤーキャラクター]]の[[反応判定]]に影響する。 &bold(){名声}には名声の詳細、名声の影響、名声の対象、名声の頻度の4要素がある。 名声は複数持つことができる。複数の名声を持つとき、複数の名声で一度に得られる反応判定の修正は最善でも+4、最悪でも-4となる。 善良な市民からは英雄のように知られ反応にプラス、悪人からは邪魔者として知られ反応にマイナス、という「異なる側面の名声」を作ることも可能。 目次 #contents() * 消費(獲得)[[CP>キャラクターポイント]] 基本消費(獲得)CP : -20/-15/-10/-5/0/5/10/15/20 ** 基本消費(獲得)CP 反応修正+1ごとに5CP(最大で20CP)、反応修正-1ごとに-5CP(最大で-20CP)。 |基本消費(獲得)CP|[[反応判定]]の修正| |-20|-4| |-15|-3| |-10|-2| |-5|-1| |0|0| |5|+1| |10|+2| |15|+3| |20|+4| CPの計算は、この「影響」による基本消費CPのに「対象」と「頻度」による倍率をすべて掛け合わせる。 それから最後に、端数切り捨て処理を行う。計算式は、以下のようになる。 名声のCP = 影響による基本CP×対象の倍率×頻度の倍率 この計算を終えてから端数切り捨てを行う。 &bold(){&color(red){注意}} : &bold(){&italic(){[[原書(第3刷)のエラッタ>http://www.sjgames.com/errata/gurps/4e/basic-set-characters-3p.html]]&color(red){により、端数の計算方法に訂正が加わっています。端数切り捨て処理をその都度行うかわりに、倍率を掛けあわせてすべて計算が終わってから最後に端数切り捨て処理を行ってください。}}}これにより丸め誤差が減り、CP消費における公平性が高まります。 ** 名声の対象によるCPの変化 |[[PC>プレイヤーキャラクター]]の知名度を把握している対象|CP倍率| |ゲーム世界の人すべて(まだ[[PC>プレイヤーキャラクター]]に出会ったことがない別の世界から来た人を除く)が知っている。|1倍| |特定の大集団以外全員が知っている(例:フランス人以外、エルフ以外、異世界からの訪問者以外)|2/3倍| |特定の大集団全員が知っている(例:ある宗教の信者全員、傭兵すべて、交易商人すべてなど)|1/2| |小集団の全員が知っている(ある新興宗教の僧侶、12世紀のイングランドで読み書きできる人、現代のアラバマ州在住の魔法使いなど)|1/3| ** 名声の頻度によるCPの変化 [[キャラクター]]の名声を知っている[[NPC>ノンプレイヤーキャラクター]]が[[キャラクター]]と出会ったか名前を聞いたときどれほどの確率でその名声のことを思い出すか? |頻度|判定|CP倍率| |知っている人はかならず気づく|判定不要(100%気づく)|1倍| |五分五分で気づく|3Dで10以下で気づく|1/2| |ときどき気づく|3Dで7以下で気づく|1/3| * 名声レベルの範囲 単一の名声を所持している場合の値 &bold(){名声}の下限 : [[反応]]-4(-20CP) &bold(){名声}の上限 : [[反応]]+4(20CP) CPをもっと消費して複数の名声を持つこともできる。 ただし、たとえ複数の名声を所持しても、このときの反応修正は最善でも+4、最悪でも-4となる。 * 名声の影響を受けるもの - [[反応]]に-5~+5 * 解説ページ - 『[[ガープス・ベーシック キャラクター]]』 「第1章 キャラクターの作成」>「財産と名声」 > 「名声」p.B29-30 - [[GURPS Basic Set: Characters]] CHAPTER 1 Creating a Character > Wealth and Influence > Reputation p.B99, 26-28 &meta_description(このページにはGURPS(ガープス)で使われている用語「財産」の説明を載せていきます) &meta_keywords(名声,Reputation,社会的特徴,Social,社会的有利な特徴,社会的不利な特徴,Advantage,Disadvantage)