ビリー・ヘリントン

レスリング帝国 皇帝

レスリング帝国の皇帝であり、圧倒的な実力から「兄貴」として敬愛されるパンツレスラー。
そして哲学者でもあり、
「『だらしねぇ』という『戒めの心』
『歪みねぇ』という『賛美の心』
『仕方ない』という『許容の心』」
――「妖精哲学の三信」と呼ばれるそれらを体現する男。
レスリング帝国の政体は名称とは裏腹に民主制であるが、そうであるからこそ、彼が妖精哲学を体現し、絶大な支持を得ていることはあらゆる権力に勝ると言える。

台詞

雇用時:「ワイと一緒にならないか?」
死亡時:「もう終わりだぁ!!」
必殺スキル使用時
真・キャノン♂砲:「キャノン♂砲ーーッ!」
戦闘ボイス
+ 前進時
「やっぱりな♂」
「ワイと一緒にならないか?」
「植え付けを行う!」
「あぁん!? お客さん!?」

+ 互角、優勢時
「へい、どうぞ。」
「やっぱりな♂」
「差ぁつけるで~。」
「ワイと一緒にならないか?」
「歪みねぇな。」
「植え付けを行う!」
「ワイと融合!」
「ホイホイチャーハン!?」
「あぁん!? 卑猥か!?」
「最強♂とんがりコーン」
「ナウい♂息子,」
「あぁん!? お客さん!?」
「ワイを倒してみぃ!」

+ 劣勢時
「仕方ないね。」
「あぁん!?最近だらしねぇな!?」
「おお、無礼なケツだ……!」
「何気に強いですね……。」
「お前人のモノを……!」
「あぁん、ひどぅい……。」
「あぁん? なんで?」
「いやぁ、スンマセーン。」
「なんだあのでっかいモノ……?」
「見えるっての辛いなサム……。」
「いろいろ辛いか?」


タイプ

ステータス(個人・部隊スキル込み)
レベル クラス HP MP 攻撃 防御 魔力 素早さ 技術 HP回復 MP回復 移動タイプ 移動力 召喚数 ノック耐性 財政値 種族 性別
1 パンツレスラー 1380 100 55 45 50 60 50 5 15 森林 140 0 歩兵 0 レスリング族 男性
15 強いレスラー 2354 100 97 91 96 60 64 21 15 森林 140 0 歩兵 0 レスリング族 男性
25 全裸騎士団 3050 100 127 125 129 60 74 33 15 森林 140 0 歩兵 0 レスリング族 男性

耐性(個人・部隊スキル込み)
近接 弓矢 幻覚 混乱 長柄 銃撃 麻痺 石化 能力低下 突撃 恐慌 魔力 沈黙 即死
汎用系 0 0 0 0 0 0
迎撃系 +2 +2 +2 +2 +2 +2 +3
衝突系 -1 0 -2 -2 +2
その他 0 0 0 0
一般ユニットより高い・低い耐性は強調表示

戦闘スキル
スキル名 LS 習得LV 攻撃力 射程 属性 減速 消費MP 備考
スパンキング 攻撃×100%(2回)(範囲大)
魔力×20%(範囲大)
接敵 近接 80% 80 ノックバック(歩兵にも効く)
ゆっくりとノックバックさせて敵の動きを封じる。
ノックバック方向はランダムで引き寄せる事もある。
無双乱舞
(近接属性)
LS 攻撃×100%(範囲大)(2回)
魔力×20%(範囲大)
接敵 近接 80% ノックバック(歩兵にも効く)
近接攻撃
(遠距離攻撃)
攻撃×100%(2回)
魔力×20%
80 近接 80%
真・キャノン♂砲 攻撃×100%(範囲中)(48回)
魔力×20%(範囲中)(48回)
800 近接 0% 着弾点から6方向に判定のある地割れが発生する
整列 固定値20(移動力アップ) 自分のみ 移動力アップ 100% 移動力アップ

部隊スキル
スキル名 上昇値
HPアップ HP+20%
魔力UP 魔力+10%

個人スキル
スキル名 習得LV 上昇値
基礎強化(防御) 15~24 防御+4
基礎強化(HP回復) 15~24 HP回復+2
基礎強化(防御) 25 防御+8
基礎強化(HP回復) 25 HP回復+4


雇用

雇用可能兵科 帝国槍兵系 帝国弓兵系 帝国照術師系 帝国地術師系 帝国空術師系 帝国衛生兵系 PCLI役クッキー☆声優系 パンツレスラー系 キャノン♂砲系
人材雇用 雇用元:田所TIS姉貴VAN様
雇用先:biim兄貴 鎌田吾作 フルザ・ゲルナー 半漁人 くりぃむしちゅー池田 剛竜馬 須藤さん YUK姉貴オズマ・ドラーゴTIS姉貴田所YMN姉貴(PCLI)いかりやビオランテ木吉カズヤ
ランシナ勢力名 レスリング帝国
雇用費 ランダムシナリオ:2600 ひとくちランシナ:4000

考察

レスリング帝国のマスター人材。

そこそこ高めの耐久力に、同じくそこそこ高めの攻撃力を持つパンツレスラーを強くしたようなステータスのユニット。
とはいえ、ゴリ押しが通用するほどの実力はなく、本編で語られるような兄貴らしい大活躍を期待すると肩透かしを喰らうかもしれない。むやみに敵の群れへ突っ込んでだらしねぇ姿を晒さないよう気をつけよう。味方の援護があれば前線で十二分に通用する。

固有の必殺スキル「真・キャノン♂砲」はキャノン♂砲と同様の直射砲撃を行う技だが、近接属性を持ち攻撃範囲が桁違いに大きい。特に中心付近のダメージはかなり高いので、敵の密集地点を狙って撃ち込むべし。後衛を狙う際は敵本隊を大きく迂回するなど工夫が必要になるものの、射程が長いため射線が通れば当てる事自体は容易。

所持している部隊スキルはHPアップ・魔力UPの2種類のみで少し寂しいラインナップ。HPアップの伸び幅は大きいものの、真キャノン♂砲の威力を上げるためにも、攻撃系の部隊スキルを持つ須藤さん辺りの陪臣に加えたほうが良い。
ただし、レスリング帝国でプレイしている場合は「マスターは部隊メンバーに出来ません」と言われてしまい不可能。あぁん、ひどぅい……悪あがきせずに、パンツレスラーを率いて頑張ろう。近接属性の無双乱舞をリーダースキルで付与するので、帝国槍兵に持たせてダメージレースで有利な相手を増やすのもアリ。

キャラ解説
レスリング帝国の現皇帝。作中ではビリー・ヘリントンの名が出る事は殆どなく、専ら「兄貴」と呼ばれている。
妖精哲学の体現と称されるだけあって優れた人格の持ち主である一方、ダークホーム伯が謀反を起こした際は ヘイ構わねぇ、殺すぞ と物騒な台詞を吐いていた。

元ネタ

ビリー・ヘリントン
『本格的 ガチムチパンツレスリング』に出演したポルノ俳優。
日本においてはパンツレスリングシリーズの主人公としてとても有名。その陽気な性格とそのイメージを強化させる名作動画の数々により全国のニコ厨に元気と笑顔を与え続けた。それによってニコニコのレジェンドに数えられる。数多くのファンからその歪みねえ生き方を尊敬されており。ニコニコにおいて兄貴と言えば彼の事なのである。
2007年9月30日。ニコニコに投稿された一つの動画がネットのホモ文化に新たなる一石を投じた。
「パンツ取られたら負け。」とだけ書かれたシンプルな説明文の動画には、2人の筋肉モリモリのマッチョマンがひたすら貪欲にパンツを奪い合う姿が克明に映し出されていて、そのシュールさが話題を呼び大いなる盛り上がり♂を見せた。
最初はランキング工作やノンケをだます釣り動画などに利用していたニコ厨達も次第にその面白さに取りつかれていき、後に立派な投稿者へと生まれ変わっている。彼らは運営に物を申したい時は形のない罵倒ではなく、より良き作品によって行うべきという潔いまでの創作者魂を自らの誇りとしたのだ。兄貴ことビリーへリントンはそうした反UNEIにおける象徴として機能した。古きニコニコにおける例のあれ系の王者の誕生である。
ホモ文化は反社会や反体制の意味合いを兼ねることもままある。それは同性愛自体が長い歴史の間で否定されてきた行為だからに他ならない、ふたばで生まれたヤマジュン文化は既存の商業主義作品に対してコラージュや阿部さん混入による作品レイプを文化とし、2ちゃんで隆盛を誇った真夏の夜の淫夢は商業主義に対する荒らし行為をその答えとしてきた。一方レスリングは動画サイトを本拠地とする強みを生かし音MADなどの動画作品により1時代を築いている。他のホモ文化との違いは、あくまで否定的なのはUNEIに対してであり、他ジャンルや創作者へのリスペクトを忘れない点である。すべてに攻撃的だった淫夢と比較し、レスリングは良きホモ、淫夢は悪いホモという風潮が出来上がっていった。
しかし2009年2月14日、兄貴の公式ニコ生への出演を皮切りに事態は急展開を見せる。
UNEIは同年に行われた様々なイベントへ兄貴に出演を依頼したのだ。これには多くのレスリング民が困惑した。象徴でありカリスマである彼がUNEIに屈したとみる者。純粋に彼が日本を楽しんでくれたようでうれしいと感じる者。彼が人格者として広く知られた場でもあった為、これを新時代の始まりとする者。人の受け取り方は様々だった。結果、哲学の追求をする者はレスリングに残ったが、反体制の表現の場を求めた者たちは淫夢などの他ジャンルへの移住を余儀なくされた。これによってレスリングシリーズは衰退を免れなかったが、来日事件から11年が経った現在においても、年に1度開かれる糞晦日の音楽祭と兄貴誕生祭は毎年の恒例イベントとして行われ続けている。
2018年3月2日、交通事故により他界。享年48歳。

森の妖精
元はfairyが英語圏においてホモの隠語であることから『光る休日編』において森を全裸で歩く兄貴の姿を形容した言葉。どこか浮き世離れした雰囲気と非の打ちどころのない肉体美は多くのニコ厨を魅了(?)し、突き抜けたネタを持つ彼を人は人知を超えた存在として畏敬の念をもってそう呼んでいるのである。

哲学
事象の根源を求める学問または思考の事。もっと解りやすく述べると「なぜを考える」ことを重視する姿勢の事である。ただ人に言われた通り流されるのではなく、なぜなのかを自分で考えることにより、物事は進歩を見せるである。そうレスリングにおいては「なぜ彼らはパンツを奪い合っているのか?」「なぜ彼らはパンツを取った後も全裸で戯れているのか?」「なぜ我らはホモビを喜んでみているのか?」それらを考える事自体が哲学と言えるのだ。多くの人が考え(深読みし)続けた結果、妖精哲学と言われる独自の文化を生み出すに至っている。



コメント

  • 2018年3月2日、交通事故により他界。享年48歳。うせやろ!? -- 名無しさん (2018-03-04 12:57:53)
  • RIP兄貴 -- 名無しさん (2018-03-04 19:15:14)
  • 先週この記事編集するとき、久しぶりに本編漁ったら相変わらず面白かったんだよなぁ -- 名無しさん (2018-03-04 20:48:41)
  • かつては例のアレの帝王だったが
    UNEI帝国と和解して合法になったことでアングラ感が薄れ衰退してしまった -- 名無しさん (2020-08-07 21:53:13)

  • 消えた阿部さんよかマシ -- 名無しさん (2020-10-10 19:00:57)
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最終更新:2021年07月06日 16:15
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