VRモードについて


通常モードとの違い

前提として、VR用コントローラのトラッキング類は使えず、下が見えない状態でキーボードとマウス操作になる。
手動でキーボードとマウス操作をVRコントローラにアサインすれば一応使えるが、
コントローラを動かした通りに手が動く、といったような通常動作を超えた動きはできない。
デフォルトのパッド割り当てが悪さをして、ゲームパッドと同じく誤動作をする可能性がある。

最大の違いは、視点が常時自由に動かせる点。ただこれには罠があって、
視点モードに切り替え出来ないので、ホイールクリックによる指のロックが使用できなくなる
(手の切り替えによる指ロックは通常通り可能)

VRによるメリットは視点側をアイアンサイトに合わせて動かして、エイムが多少しやすくなる点だが、
古いVR機器を使う場合など、VR機器の性能によっては制限がある。

具体的には6DoF対応機器であれば、視点の原点が移動できるので銃が斜め向いててもサイトを覗けるが、
3DoF機器だと視点の向き(首の動き)しか動かせないため、通常モードと大差ない。
(現在の主要VR機器は6DoFを標準としているため、古い機材で試したりしない限りは気にしなくてよい)

いらすとやに素晴らしく分かりやすいイラストがあったので拝借。

但し、VR機器でサイトが覗きやすくなると言っても
VR無しでエイムを理解していて当てられる腕が無ければ、そもそもVRを使ったところで当てる事は出来ない。
熟練者がエイム速度をより極められる可能性はあるが、初心者救済にはなりえない。

また通常プレイ時、現行環境では16:9等のワイド解像度が多いが、VR時は正方形に近く視野が狭い。
(ハンドシミュは縦解像度で表示範囲を固定しているので、ウィンドウを横に伸ばせば伸ばすほど視界が広がる

所感

筆者は安く手に入ったGearVR+手持ちのGalaxyNote8で試したが、3DoFでは操作面のメリットは無いと感じた。
ホイールクリックで指ロックする事に慣れているので、これが使えなくなるのは少々辛い。
キーボードとマウスの操作自体は下が見えなくても特に問題なく操作できる。
6DoF対応のOculusQuest2等を手にする機会があればまた試してみたい。
ハンドシミュ専用にVR機器を購入するのはお勧めできないが、臨場感はあるので持っている方は試してみてほしい。

※GearVRについて

本来はPC-VR非対応だが、非公式の対応方法がいくつかある(ハンドシミュお試しにはALVRを使用)
OculusQuestの前身、OculusGoのサムスン版とも言えるもので、サムスン製スマホGalaxyと合体して使用する。
VR機器の性能はGoと同等以上で、接続するスマホが新しければ上位互換となる。
軽い立体映像を楽しめるだけの、いわゆるスマホVRとは全く別物。
OculusのプラットフォームでGoと同等のコンテンツを利用できる。
格安で手に入るため、対応するGalaxyを持っていてVRを試してみたいなら購入してみるのもよいかもしれない。


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最終更新:2023年09月17日 06:02