曲紹介
曲名:『繚乱乙女』(りょうらんおとめ)
- bibuko氏の37曲目。
- オオタニヨシミ氏のイラストの世界観をヒントに作り上げた曲3。
- 対曲として『空色画報』が発表されている。
歌詞
たとい千年生きたとて この世の全ての幽玄を
たった二つの眼の奥に焼き付ける事など 出来はしないでしょう
燦然と流るこの現在を 愉しむ事さえ知らぬまま
永らう事ばかり考えたって 答えが出る筈もないでしょう?
桜散り 雨が降り 蝉の声に 季節は流されてゆくけれど
都度溢れ出す感情は一つ一つ 彼処に置いてくれば良い
もし明日この世が終っても 現在この刹那に唯
艶やかに乱れて咲いて 散り際に笑えりゃ他に何も要らないさ
「明日はきっと今より美しい」なんて 使い古しの言の葉を
口ずさみながら 破れ掛けの唐傘を差して歩くのさ
浮き世は泡沫 蝶の夢 冷めれば消ゆる 儚いもんだね
今宵限りの宴なら せめて牡丹の花が枯れるまで
綺麗なものはいつだって 永く咲いてはいられないけれど
その一瞬の煌きは世界を 揺るがす程に鮮麗なのさ
山燃えて 風が吹き 雪の花が散る頃 わたしは何処に居るのでしょう?
望むならこの枕に身を委ねて 揺らめきうつろって居たい
もしこの世が一炊の夢ならば せめて夜が明けるまで
淑やかに歌って舞って 去り際にひと粒 涙を遺して往くのさ
消したい記憶など微塵も無いくらいに 綺麗なままで
眠りにつきたくて そっと寄り添い 手を繋いでふっと笑うのさ
貴方が好きなこの景色を切り取って 硝子の中に固めておこう
眼が醒めたら直ぐに思い出せるように
もし明日この世が終っても 現在この刹那に唯
艶やかに乱れて咲いて 散り際に笑えりゃ他に何も要らないさ
「未来はきっと現在より暖かい」なんて 通俗的な言の葉を
口ずさみながら 色とりどりの振袖揺らして歩くのさ
コメント
- この世界観大好きです(^^) -- 名無しさん (2011-06-22 23:23:28)
- なんで伸びないかなあ。この曲はbibukoさんの作品の中でも群を抜いて素敵だと思う。 -- 名無しさん (2014-04-01 19:21:53)
- 素敵な曲ですね -- 名無しさん (2016-10-15 19:55:27)
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最終更新:2025年10月07日 14:31