曲紹介
“バトンは離すなよ”
〜血痕指輪〜 第五章 『アンチヒーロー・バトン』
Character:ロヒ(公開当時は名前不明)
Cast:GUMI
曲名:『アンチヒーロー・バトン』
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関連曲 |
- 「レクの空走」…前作に当たる、アンチヒーロー・バトンの少年の友人・レクの視点で描かれた物語。
- 「ロヒの孤毒」…アンチヒーロー・バトンの少年改めロヒの数年後を描いた続編。
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小ネタ・考察要素 |
- 「アンチヒーロー・バトン」が公開された当時、サムネイルの少年の名前は不明だったが、約2年後に「電脳感染」シリーズに属する続編「ロヒの孤毒」が公開されたことで「ロヒ」という名前であることが判明した。これにより彼は「血痕指輪」シリーズに属する曲のキャラクターで唯一名前が判明しているキャラクターとなった。
- 「アンチヒーロー・バトン」も収録されている3rdアルバム「血痕指輪」にKakeru氏によるインストアレンジ「ヒーローシック・ナイト」が収録されている。
- 鳴る小説シリーズ初となる、英詞が取り入れられた曲。
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「鳴る小説」第三幕『血痕指輪』
歌詞
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小説パート |
「こんな所にいたのか」
「遅いね、記録落ちてるじゃん」
「これから伸びるんだよ」
「じゃあ、その身体よこせよ」
少女の顔は真剣だった。
「じゃあ…、なんでもない」
俺が代わりに走ってやる。
“大衆に善意を尽くす”は 勘違いで厄介な善だ
単純に生存をすれば 勝敗は第三者が知る
小さな正解の屑が 真っ白なキャンバスに散って
「そんな顔するなよ」って 「夜を終わらせるさ」って
くだらない写真には 逆さまの僕だ
一人では計りも壊れてく
「もっと先だ」
目の前の理不尽を 放り投げてみれば
救えるか 代わりのない君を
(I) never said I was your “Hero”
but you can’t hate me to my face
走り出した足は何処へ行く
but I hate not to see you anymore
反対に走る君でも 地球は丸いだろう?
反英雄
“大衆に悪意を向ける”は 簡単で聡明な悪だ
単純に生存をすれば 物語は終わった
くだらない写真には 逆さまの僕だ
太陽も今では影になる
「もっと、もっと、もっと先だ」
目の前の当然を 不自然と呼べば
救えるか 代わりのない君を
(I) never said I was your “Hero”
but you can’t hate me to my face
目に映るものが全てじゃない
but I hate not to see you anymore
反対に走る君でも 此処でいつか会おう
指咥えても 迎えは来ない
君が見つけた終着点
手を伸ばしても 届かないなら
“空走”るだけ
此処が何処でも 君が誰でも
世界は単純に出来てんだ 先の先へ
「おい、さっきの 男誰だよ」
「お前には関係ない」
ドーピングなんて、何考えてるんだあいつ。
「その子ならさっき屋上で見たよ」
車椅子で、どうやって行った?おかしい。
俺は屋上まで全力で走った。
俺はまだ、何も伝えてすらいない。
屋上で、彼女は宙に浮いていた。
まるで、無い2本の足があるかのように。
「お前…何やってんだ」
「走れない人生に、意味なんてないんだ」
彼女は、間違いなく「走って」飛び降りようとした。
俺は人生で、最も速い速度で駆け出した。
次は君だ
行かせるか。
(I never) said I was your hero
but you can’t hate me to my face
走り出した足は何処へ行く
but I hate not to see you anymore
反対に走る君でも バトンは離すなよ
もう下は見ていなかった。
俺は彼女に飛びついて、抱き締めた。
「俺がお前の分も走る」
二人でも、いいだろ。
半英雄
「絶対に二人で、走り続けよう」
けれど「ヒーロー」の俺は、病室に一人だった。
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(MVより書き起こし)
“大衆に善意を尽くす”は 勘違いで厄介な善だ
単純に生存をすれば 勝敗は第三者が知る
小さな正解の屑が 真っ白なキャンバスに散って
「そんな顔するなよ」って 「夜を終わらせるさ」って
くだらない写真には 逆さまの僕だ
一人では計りも壊れてく
目の前の理不尽を 放り投げてみれば
救えるか 代わりのない君を
(I) never said I was your “Hero”
but you can’t hate me to my face
走り出した足は何処へ行く
but I hate not to see you anymore
反対に走る君でも 地球は丸いだろう?
反英雄
“大衆に悪意を向ける”は 簡単で聡明な悪だ
単純に生存をすれば 物語は終わった
くだらない写真には 逆さまの僕だ
太陽も今では影になる
目の前の当然を 不自然と呼べば
救えるか 代わりのない君を
(I) never said I was your “Hero”
but you can’t hate me to my face
目に映るものが全てじゃない
but I hate not to see you anymore
反対に走る君でも 此処でいつか会おう
指咥えても 迎えは来ない
君が見つけた終着点
手を伸ばしても 届かないなら
“空走”るだけ
此処が何処でも 君が誰でも
世界は単純に出来てんだ 先の先へ
次は君だ
(I never) said I was your hero
but you can’t hate me to my face
走り出した足は何処へ行く
but I hate not to see you anymore
反対に走る君でも バトンは離すなよ
半英雄
関連動画
Kakeru氏によるインストアレンジ 「ヒーローシック・ナイト」 |
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コメント
- 凄い切ない。ロヒくううん! -- 名無しさん (2022-09-01 15:20:31)
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最終更新:2025年01月11日 19:13