曲紹介
曲名:『量子自殺』(りょうしじさつ)
- 混乱ねむりの9作目。
- 変拍子です。(動画説明文より)
- Illustration aromemi
歌詞
空の水槽 鉛白 温度低下
影送り アンバー 核分裂
マイアレンセファラン抱いて 霧中
ムーンサイドの屋上で待ってる
怨嗟の海 産廃 アルマ
退屈な階差と遊泳 残雨 非常
パンクリィアス 照破 水は記憶する
回るメリーゴーラウンド 溶融貫通
(チェレンコフ光 信じるひと
嘆くは夢 朝を呼ぶよう)
白い湖の畔にて
(名もなきひとは空虚を往く)
合わせ鏡のピアニッシモ
(触れぬ小指と振れる紫煙)
蜃気楼抜けて空泳ぐ
(離別と天 ホワイト・ノイズ)
夢想をする螺旋階段
(別れを告げた)
僕ではない僕が死んだ永い梅雨の終わりに
鬱屈とした青い太陽が水面で揺れた
日射病寸前の乾いた吐息が聞こえて
君が建てたちいさな墓の横に立って笑ってみせた
室外機 揺蕩 夏の白昼
噎せ返る電光 鳴るシトリン
フロンタルローブ 張り付いた歔欷
幻覚を見る 四環系
熱帯魚 スペクトル 遊園
催涙花 幽霊 双極性
夢遊病 溶性 焼き付いた影
パーラーの廃墟 沈んだ塔
(七つの錠剤 ひしめく声
植物園 誰かの顔)
朝焼けがきれいで 触れてみると冷ややかで
終わりの合図の エイトビットが聴こえて
息も絶え絶えの 人間が嘘をついて
逆光で欠けた 君が花を捧げて
じわりと滲む深い緑 二つの世界の狭間
黙りこくった僕にありったけの水を打って
軌跡をにじった靴が 茶色く汚れていくのを
厭わしいような目で 睨み潰してたんだろう
三人目の僕が破顔して サイレンの音が鳴って
どうしようもなく悲しいなんて 仕様もないことで
日射病寸前の乾いた吐息が途絶えて
君が建てたちいさな墓の横に立って笑ってみせた
コメント
- かわいい。 -- ユウウツ霜 (2023-09-22 08:02:56)
最終更新:2025年07月12日 02:03