曲紹介
曲名:『サイダー、昼下がり、夏の終わり』(さいだー、ひるさがり、なつのおわり)
歌詞
(配布ファイルより転載)
もう このまま取り残されてもいいと
夏の残滓に浸ったまま茹っていた
ノスタルジーが怖くなって 空瓶放り投げて
好きだった音楽は 箱に詰めたままで眠らせた
「記録的な残暑です」
既視感満ちたニュースの声 日付のないカレンダー
"かくしごと"
insider 飲み乾して!
部屋の中で 夏を彷徨う
色褪せる色もない 空っぽさ
炭酸抜けていく 夢想 霧消 無常に溶けて
嗚呼 何故僕たちは 大人になる
もう このまま取り残されてもいいと
夏の温度に浸ったまま眠っていた
春が青いのなら 夏は何色なんだ
夏より深い青を 大人になっても未だ知らない
季節が巡んないなら 最初から色は要らないだろう
色のない僕の 戯言を
suicider 飛び降りて↓ 夢の中へ 無窮の青へ
色褪せることはない 空だけは
散々謗られて 有象無象 無情に棄てて
嗚呼 何故僕たちは 夏に還る
サイダー 飲み飽きてもまた廻る
幼き日々を 暑さに呑まれれば思い出す
空想の追想 繰り返して 夢に溺れる
嗚呼 僕らはいつか 夏に孵る
もう このまま取り残されてもいいと
夏の遣る瀬なさに焦がれて 眠っていた
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最終更新:2023年12月12日 19:38