曲紹介
曲名:『夏を待つ』(なつをまつ)
- ポカリポによる初投稿作。可不オリジナル曲
- イラスト:in9
歌詞
雨やんじゃったね 君は呟いた
雨上がりに 二人だけで夏を待つ
錆びた無人駅馳せた白南風
やけに低い空見上げて夏を飲む
輪郭が滲んだ入道雲
夏めく今日の月は綺麗なんだろう
いつも通りの情景
雫を抜けていつもと違う
遠く遠く透明な場所へ
僕らは迷いこむ
夏謳ったら 君攫ったら
淡く白む君がいた
その火鳴っても花と散っても
言葉越しに覗いた
まるで世界にふたりでいるみたい
揺れる風鈴 君の寝顔と夏の午後
眠る君は呟やく
このままどこまでも
連れ去ってほしい
凪いでないで 息を止めたら
まだ知らない場所へ
夏に酔ってる まだ浸ってる
君が美しすぎた
風に舞ってる まだ残ってる
君の匂いで埋めた
涙飲んでも 言葉飛んでも
夕立に隠してみた
あざ笑ってる まだ迷ってる
君が遠くを征く
満たされたぶんだけ
吐き出さずにいられない
それが君といた幸せの対価だ
僕がおかしいんだろうな
言葉は詭弁なんだろうな
僕はただ詩へ綴っただけ
夏謳っても君攫っても
淡く白む君がいた
その火鳴っても花と散っても
言葉越しで
夏に酔ってる まだ浸ってる
君が美しすぎた
風に舞ってる まだ残ってる
君の匂いで埋めた
夏謳ったら
その火鳴ったら 花と散ったら
言葉越しに結んだ
雨やんじゃったね
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最終更新:2023年12月12日 19:55