反転温度

【検索用:はんてんおんと  登録タグ:2021年 CeVIO は ふゆ 可不 曲】

目次

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作詞：ふゆ
作曲：ふゆ
編曲：ふゆ
唄：可不

曲紹介

曲名：『反転温度』(はんてんおんど)

• ふゆの可不オリジナル曲
• ボカコレ2021秋参加作品

歌詞

（動画説明文)より転載）

体温は甘く塗りつぶされ
枯れた痛む景色に
夢の痕を失くす
何もかも嘘になる
形は戻らない

雲の切り傷の間
こぼれた雨から歪んでいく
鍵は追憶の底にある
不思議な色
鏡の向こう側
行方不明
陽炎の鳥居をくぐり
稀薄な朝へ

さめざめと花と混ざる世界
未完成な告白
願うだけの影は
想ひ出だけを握り
言の葉は遠くへ

幻を覗いた
煌いて見えた
筥に散らばる哀は綺麗です

最期の真夜中に
涙を預けたら
空になる部屋で
かよわい心臓が詠う

言えないの
癒えないの

指先を滑る名前は溶け
戀は腐り沈んで
夢の痕を失くす
何もかも嘘になる
形は戻らない
少し寒い寂れた日に
意味も終わる安らぎ
廻り巡る眩暈
ひとつふたつ忘れて
泡のように消えた

季節は滲んで見えない
剥製から逸れた温かい手

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