曲紹介
終末世界の、とある少女の話。
曲名:『星空と回想』(ほしぞらとかいそう)
歌詞
(動画説明欄より転載)
雪の積もるこの街は、物音までなくした。
「今日はもう眠れないな。」
少女は一人、歩いた。
あの日に二人きり、見上げた星空でさえ
一人見上げるとぼやけてしまうのは、君の声が掠めるから。
来年の今日も二人で見ようって、馬鹿みたいに言ってたじゃないか。
なぁ。
一年前の僕らは、きっと何でも出来たんだ。
あれからもう随分、時間が過ぎてしまったな。
時計は止まらない。
君との差が広がっていく。
懐かしい思い出が溢れていくような、今日は君の誕生日だ。
「おめでとう」ってすぐに言いたいから、もう一度君に会えないかな。
なぁ。
僕らは止まれない。
歩かなきゃ。
けど、今だけは。
君の思い出に浸っていたいんだ。
星空見上げて笑っていた、君の顔を忘れないように。
あぁ。
ふと、君がそばにいるような気がして、一人そっと呟いた。
「僕は大丈夫だ。心配するな。」
物語は終わらない、まだ、まだ。
あぁ。
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最終更新:2023年12月12日 21:11