風冱つる

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作詞:お餅
作曲:お餅
編曲:お餅
唄:初音ミク(オリジナル版)、可不(アレンジ版)

曲紹介

曲名:『風冱つる』(かぜいつる)

歌詞

(動画説明欄より転載)

街灯の灯りが目に曇り出した
憂う冬の香、宵の口
悴む右手に握っていたものは
風も冱つる静謐の中

終夜灯、傍で星を睨んだ
淡い残り香の細雪
譫言のように独り言ちる
夜も冱つる雑踏の中

浮き足立つような世間に
夜の深さは映らない
雨雑じりの雪降れる
二つ、満月を待っている

この夜に縋って息を吐いても
冴えない心は色褪せて
烟る空、星が芽吹いてゆく
今日も明日を向けないまま

現状、もう疾うに救いが無くて
愛と憎が巡り巡って
吐いて、吐いて、吐いて、吐いて、吐いて、吐いて、吐き足りないか

泣き出していくような夜風に
丑三つの空は晴れない
酔ひ眦に雨落つる
暁起きの茜に

一つも笑えやしないと息が詰まって、もう
凍えた心は解かせずに
明ける空、雲が霞んでゆく
僕は何処にも行けないまま

この風に縋って息を吐いても
冴えない心は褪せたまま
烟る空、星が芽吹いてゆく

一つも笑えやしないで胸が詰まって、もう
遣る瀬ない香が鼻を突いて
朝霜の消え惑ふ玉響
今日が明日に変わっていく

少しも前は向けないまま

街灯の灯りが目に隠れ出した
一人、冬の香、憂の空
悴む両手に抱えていたものは
風も冱つる朝焼けの中


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最終更新:2023年12月12日 21:11