最高の夏と最低の僕ら

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目次

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作詞：三角コナ
作曲：三角コナ
編曲：三角コナ
イラスト：冬野ユウキ（Twitter）
唄：可不

曲紹介

曲名：『最高の夏と最低の僕ら』(さいこうのなつとさいていのぼくら)

• ボカウォッチ投稿祭夏参加作品。

歌詞

（動画説明欄より転載）

容赦ない太陽が昨日の水たまりを殺してく
もうすぐ君に逢えるよ
二人の最高の夏が始まる

8月13日 天気は快晴 待ち合わせ
白いワンピース 少し大人びて見えた
灼熱の交差点 アスファルト溶かして　俯いた
縁石の向日葵　君は微笑んだ

きっと三十八度猛暑のせい
照れた顔を　誤魔化して
繋げない右手 ああ
やっぱり 好きだな
夏が僕を置き去りにする

この気持ちがずっとずっと
変わらないように
何十年後の未来でも
またここで会えるように
ごめんねありがとう
そう言って君は届かないキスをした
繰り返してく波の音が
僕らみたいだと笑った

8月16日 本日も晴天なり　陰もない
見慣れた制服が何故か古ぼけて見えた
記憶の交差点 思わず振り返る そうだった
嘲笑う青信号が赤く染った

沸いた入道雲 夏の陽射しをさえぎっていく
予報では雨なんて降るはずないのに
落ちてく雫
僕の時間だけ止まったまま君だけ大人になってくんだね

きっと38度猛暑のせい
泣いた顔を誤魔化して
繋げない右手 ああ
どうしても好きだよ
君が僕を置き去りにする

変われない僕と変わってく君
お別れの合図
悪戯好きの運命は歪に僕ら縛った
ごめんねありがとう
来年はきっと
会えませんように
触れることのないこの右手に
そっと涙が蔦った

この気持ちがきっといつか
消えてますように
何十年後の未来では
君が笑えていますように
ごめんねありがとう
そう言って僕は届かないキスをした
繰り返してくこの夏を
僕らみたいだと二人で笑った
君と僕の最低な夏が終わっていく

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