曲紹介
地元山梨県の方言の面白さが少しでも伝われば幸いです。
曲名:『甲州弁講座〜初恋編〜』(こうしゅうべんこうざ はつこいへん)
(前回までのあらすじ)
上京するかどうかをめぐっての壮大な親子喧嘩から一年…
いよいよ主人公は高校を卒業。果たして進路は?
…と、その前に、彼にはどうしても想いを伝えなければならない人がいた…
歌詞
へえ おまん 卒業け て
みだましい格好しでどうしたで(馬鹿)
ヘえ おまん 卒業け て
あんねんしわいぼこだったに(馬鹿)
へえ おまん 卒業け て
みだましい格好してどうしたで(照れるら)
へえ、おまん 卒業け て
あんねんしわいぼこだったに
(ヘーだめどー ヘーだめどー ヘーだめどー)どういで?
(へーだめどー ヘーだめどー ヘーだめどー)どういで?
馬鹿、緊張なんかしちょ 要はオラに用があるっちゅこんずら?
コピっとしろ ほんで 言いてえこんを 言えし…
ほーけえ おまんこのオランこんが好きっちゅこんけ やーどお
だ だっちもねえこん言ってんじゃねえ
さっさと帰れしね
ほーけえ、おまんが このおらんを…
ほーけえ おまんを まっと知れたら…
て やーどお こっ恥ずかしくなって いなこん言っちまっと一
返事けえしちゃいんじゃん ほーいえば おまんこっちんこー
おまんこっちんこー
(訳)
先生「もうあなた卒業なのね。あら、びしっとした格好してどうしたの?」
生徒「いやぁ…」
先生「もうあなた卒業なのね。あんなに生意気な子だったのに。」
生徒「いやぁ…」
先生「もうあなた卒業なのね。あら、びしっとした格好してどうしたの?」
生徒「照れるよ…」
先生「もうあなた卒業なのね。あんなに生意気な子だったのに。」
息子(勇気が出ずめげそうな様子)
先生「どうしたの?」
生徒(勇気が出ずめげそうな様子)
先生「どうしたの?いや緊張しないでよ、何か用があったんでしょ?
びしっと言いたいこと言いなさいよ、ほら」
生徒「先生のことが好きでした!」
先生「そうなの?そうなの!?あなた私のことが好きなの!?
え、嘘やだ、どうしよう…へ、変なこと言ってないですぐ帰りなさい!」
先生「(そうか、あなたは私のことを… そうか…あなたのこともっと知れたら…)」
先生「あら嫌だ、恥ずかしくなって帰れなんて言っちゃった!
お返事してないじゃないそういえば!あなたこっちに来て!」
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最終更新:2023年12月12日 21:27