曲紹介
その日、後輩はいつになく上機嫌で代々伝わる「秘密の力」とやらをこっそり見せてくれました。
曲名:『鏡音レンの憑依芸』(かがみねれんのひょういげい)
歌詞
昔々あるところに私は住んでおりました
ろくに娯楽もない時代 ある日手に入れた柿の種
浮き足立つ私の背後から彼は鋏を突き立てて
握り飯と種を交換しろと静かに言いました
人が触れたものが食べられず 草陰にそっと捨てました
その罰だったというのでしょうか あんなことになるなんて
早く芽を出せ柿の種 出さぬと鋏でちょん切るぞ(Amazing)
柿はたちまちたわわになりました
早く木に登れ 柿を取れ その気迫に震えて
私の手から滑り落ちた実にあたり彼は死にました
辛い辛い…あのことばかり 寝ても覚めても思い出す日々を
here we go と変えられる何かを探しておりました
そんな折耳にした 山向こうで鬼退治の話
誰かのために死ねるなら ただその一心でした
訪ねた先で「食べろ」と差し出された「仲間の証」
二度と食べ物を粗末にしたくなくて 食べました
桃太郎さん 桃太郎さん お腰につけたきび団子(Delicious)
なんか気分もハイになっちゃってヒャッホウ!
鬼だろうが 槍だろうが 躊躇なくなっちゃって インピーダンス
我に帰ると 手には血まみれのお宝がえんやらや
( えんやらや ✖︎6 あ よいよいよい
えんやらや ✖︎6 あ よいよいよい )
平和を喜ぶ村人の涙を私は直視することができませんでした
戻らぬ覚悟で飛び出したはずの 我が家にただいま
玄関の戸がわずかに開いてたことに 気づかずに
囲炉裏に手をあてた瞬間 爆音で何が弾けとんだ
てんてこ舞いきりきり舞いで 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い 痛い
蜂や卵や 立ち臼が カニを助けて敵討ち
うめく私をのぞこんで子供らが ヒャッホウ!
薄れゆく 意識の中 流れる血は暖かくて
ようやく 許されたような気がしました
これが私の物語 あなたたちにどんな風に
語り継がれるでしょうか これだけは伝えたい
どうか食べ物を粗末にしませんように!
コメント
- さるが被害者の世界線…てかきび団子やばくね? -- kasimoti123 (2023-04-20 08:12:11)
最終更新:2023年12月12日 21:25