一疋狼

【検索用:いっひきおおかみ  登録タグ:2021年 CeVIO kimi1 可不 曲あ
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作詞:
作曲:
編曲:
イラスト:kimi1Twitter
唄:可不

曲紹介

原点
曲名:『一疋狼』(いっぴきおおかみ)
  • 霄氏の5作目。VOCALOID・CeVIOを扱った曲としては2作目。

歌詞

腐り果てた情を育てては
意味の無い唄で紡ぐ
居ないも一緒の僕だから
今宵も一疋(いっぴき)

寒空は微睡(まどろ)んで
怠惰な風に(なび)
廃れた路地裏に潜み
自己嫌悪と躍る

隠し切れぬ傷痕
星月夜(ほしづくよ)を映し出す割れた硝子(がらす)
慈しまれる御前(おまえ)と違う
(もだ)えてんだよ

最低な価値を見出して
御蔵(おくら)入りの夢を描く
居ないも一緒の僕だから
今宵も一疋だ
一疋狼だ

当然自我は消え失せて
蒼然(そうぜん)と酔い()れる
懐かしい()の景色は
嘘と不徳に変わり
(ゼロ)に成る

白昼夢が写された乾板陰画(ネガフィルム)
深紅に染まる追憶と忘却が
往来して 嗚呼(ああ)

愛し方が分からないから
愛されない(まま)終わる
でも最後は笑っていたいから
(おど)けても良いだろう?

腐り果てた情を育てては
滑稽な唄で(つむ)ごうぜ
使い(みち)の無い()の僕を
全部、壊す為に

(あや)められた価値を見出して
叶いもしない夢を描く
廃る夜、遠吠えした僕が
一疋狼だ!

…奥底の衷を誰も分かりやしない


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最終更新:2023年12月12日 21:25