没曲

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作詞：ちかるとふ
作曲：ちかるとふ
編曲：ちかるとふ
唄：可不

曲紹介

供養です。
次はちゃんとしたのを作ります。

曲名：『没曲』(ぼつきょく)

歌詞

（楽曲データ配布所より転載）

ちょっと
不完全が許せなくて
嗤われるのが怖すぎて
身から　這い出んとする君を
私が殺しました

嗚呼　未完成は美しくて
可能性だけを愛したくて
結果を拒んでしまった末
未来ごと消してしまった

現実(リアル)から
眼(まなこ)を側めば側むほど
目を合わすことが怖くなる

ようやっと
刹那の勇気に身を任せ
前を向いたなら

変わり果てた君がそこには居た…！

君に注ぎ込んだ
愛も憎悪も　全部全部が
無駄に変わった今
行く宛すら　無いまんま
逃げる為　及んだ
犯行　虚しくして
一生涯　取れない
そんな枷を背負っちまったな

my babe

産声も
上げず堕ちてった生命が
深淵の底で覗いてる

免(まぬか)れてきた
胎を蹴破らん鈍痛が
今更　止まない…！
それがどうして　すこし嬉しくて…

君を否定した
上位互換　求めた
ところが　なんでなんだ！？
君の影　追うんだな
捨てた重さを帳消しにするような
ものを求む度
「君」に歪んでくんだよ…！

胎内　ずっと巣食っていた
逃れられぬわけだ
君を産もう　また
死体　継ぎ接いだ偶像を！
直そうと弄るほど
壊れてく理想　追う
滑稽さ　それだけが
供養(とむらい)になるんだろう

これから　墓まで
あなたと憑れ立ってこう

my babe

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