くらやみ旅路

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作詞:さいろめ
作曲:さいろめ
編曲:さいろめ
絵:さいろめ
唄:ずんだもん

曲紹介

まよなか特急快速線。
曲名:『くらやみ旅路』(くらやみたびじ
  • さいろめ氏初の合成音声オリジナル曲。

歌詞


「やあ こんばんはなのだ
 会えてうれしいのだ
 きょうのきみは ぼくと話せるのだ?
 そうかい ここのことは きみが一番よく識っていて 知らないだろう?
 もし 自由に動けるのなら
 ぼくのあとを ついてくるといいのだ
 歌でもうたってあげるのだ」

ふらりくらり迷い込んで 右も左もわからずに
あっちの世界のつづきのきみに
さあこっち 手招きするのだ
ほんとは触れられないはずの 温度のないぼくの片手を
しっかりつかんで離さずに
ほら気をつけて 足元要注意

あれはそれでこれで どれかわからないけど ああ
ぱっと霧が晴れるころ 答え合わせのじかん
甘い蜜か苦い毒か ぼくはしらない・・・ から
ここに見えるそのままは きみにとってどっちかな?

あの日みていた お月さまと
まんまるのおかし あいまいな記憶は
目をとじれば ぼやけて
ぼくの世界に あずけて

ぐるり らせん階段に 吊るされたさかなは
どこかなつかしくて きらきらきれいで
ガラスの色見下ろす さみしい祭壇の
線香のけむりは 夜空で雲になる


「さー ここらでいったん休憩
 まだまだ終わりは 見えてこないのだ
 そうだなあ・・・あと伍時間くらい?
 だってきみはいつもそうだろう?
 え? 終わりにしてほしいのだ?
 ほんとはそれは できないのだけど・・・
 それじゃあ きょうはとくべつに・・・
 ぼくにまかせてほしいのだ・・・」

いいかいそれじゃ 目をつむって
いち にの さんで 息を止めて
よん ご ろくで 身を委ねて
ああ・・・ 愛しい温度が 下ってゆくのだ・・・
不可逆 一方通行の
まっかな部屋で何を見てる?
どろりどろり 混ざり合って
もう存在も わからなくなるのかな

きみはぼくできみで ぼくの中の景色は ああ
見たことあるけどないような・・・
存在すれど してなくて
水の底に沈めた わるいマモノを いま
いけないことと分かっていて
ひっぱり上げてくるようで

あおい星の獣は ゆきやま赤に染め
顔のない小鳥が とおくでみていて
まよなか特急快速線 飛び乗るこうもりは
だれかをさがしてて 終点ここまで!

さて くらやみ旅路は もうそろそろ終わり
まるでさ よくできた 映画みたいでしょ?


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最終更新:2023年12月12日 22:20