iⁱ

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曲紹介

曲名:『iⁱ

歌詞

(動画より書き起こし)

目を閉じた、孤独に。
カゲが色褪せるまで。
偽物の陽炎が、ヒトを欺いた。
気味の悪い隙間に、無謀にも近づいた、
堕落したヒトダマが、
手を拱いていた。

醜悪すら手放しして喜ぶのならば、
無知の怠惰を炙り出す方が相応しいのか?
意地汚さすら啄む甘い泣き言では、
帰り道を得る保障にさえ成らぬだろう。
歩く事すら害毒の膿となるのならば、
爛れ、焼けた、この命を、悪魔にさえ捧げよう。

穢された血の名の下に、
自己嫌悪の果実は実るのでしょう。
カゲに蝕まれた案山子が、
吊るされ、干乾び、涙を流す。
されど彼の貪欲さはまるで、
螺旋階段の様。
禁じられた灯火が夜明けを照らす。


幾何かの憂慮の上では蛇足だが、
虚仮威しまで衒うのは、安堵の為だろうか?
最早、釈然の記憶は行き詰ってしまった。
それが崇拝の意味だと分からない儘。

身震いをした、
錠前はもう外れる筈がないのに。
助けを呼んだ、叫びを上げた、
夥しい憎悪に、
追い付かれていた。
掴まれていた。

人形は未だ掌で、
手足をもがれて弄ばれていた。
罰は悪足掻きにも為らず、
動けぬようにと口を塞がれた。
酷く錆び付いたレコードが、
世迷言を繰り返す。
辛うじて残った意識で藁に縋った。

昔日を幾度も裏返した。
未来を、脆く、淡く、白く、黒く、惨く、強く、拒んだ。

目を開けた、孤独に。
カゲが色褪せるまで。
偽物の陽炎がヒトを欺いた。
気味の悪い隙間に、 どうにもならずに、
無謀にも近づけば、 きえてしまうようです。
堕落したヒトダマは消える。 グズグズと音を立てて憎しんだ。
あなたを。
あなたを?
あなたを!

穢された血の名の下に、
自己嫌悪の果実は実るのでしょう。
カゲに蝕まれた案山子が、
吊るされ、干乾び、涙を流す。
されど彼の貪欲さはまるで、
螺旋階段の様。
禁じられた灯火が夜明けを呑み込むから。

先に進めず、
後にも戻れず、
物語の最後のページを、
破いたのです。

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最終更新:2024年01月08日 09:33