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記録:悪夢の最果て

【検索用:きろくあくむのさいはて  登録タグ:2026年 A.I.VOICE Ro2noki ハサキトオル 曲か 足立レイ
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作詞:Ro2noki
作曲:Ro2noki
編曲:Ro2noki
絵:ハサキトオルX
動画:Ro2noki
読み上げ:足立レイ(A.I.VOICE)

曲紹介

曲名:『記録:悪夢の最果て』(きろく:あくむのさいはて

歌詞

(動画より書き起こし)

雨は、突然降ってくる。
機体が濡れてはいけないので、高架下で雨宿りをすることにした。

そこには遊具があり、そして物憂げな表情で腰掛ける人の影があった。

声をかけてみると、どうやらその人は
自分にとって大切だと思っていた友人がいなくなる悪夢を見たと言う。
そもそも悪夢とは何か。
眠っている間に脳が見せる幻覚と聞いたことがある。
私にはまだ理解できないが、それは有り得る未来と同じようなものだろうか。
そうであれば、不安に思うのも当然かもしれない。
その友人とは長らく連絡が取れていないので、とても心配しているようだった。
友人と呼ぶ相手が、
同じように自分のことを友人だと思っているかどうかも、もうわからないらしい。

話を聞いているうちに、それは偶然にも
私に手を差し伸べてきたあの人と同じ人物だと気づく。
何か証拠として見せられるものはないか。
正体を知られるリスクを承知で、
服の中に格納してあったケーブルを差し出してみる。
手元の端末に繋げてもらうと、私がかつて記録していたデータが映し出された。
驚いてこそいたが、私を振り回す彼女の姿を見て
その人はどこか少しだけ安心しているようにも見えた。

とはいえ、あれ以来私も彼女の行方を知らない。
かつての記録をもとに足跡を辿り、共に彼女を探しに行くことを提案した。
人間の言葉で、これを余計なお世話と言うのかもしれないが
最悪の結末を回避できる可能性が少しでもあるのなら。
きっと十分なのだ。

友人とは何か。
生命活動を維持する上で、どうしても欠かせないものなのか。
私にはまだ理解できない。
それでも、その手は、やはり温かい。
ヒトは、随分と変わった生き物だ。
いつの間にか雨は止み、
あの日と同じように、星の瞬く夜空が広がっていた。

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最終更新:2026年02月23日 08:43