曲紹介
曲名:『冬の日。海にて、』(ふゆのひ。うみにて、)
- 2024年2月22日に投稿された園端石氏のオリジナル曲6作目。
- 『ボカコレ2024冬』ルーキーランキングにて98位を記録。
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『「ボカコレ2024冬」ルーキーランキング』上位100曲 |
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歌詞
(動画より書き起こし)
吐いた息が散った。
うしなってはじめて気づいた。
重なる感情が
潰した今までの滲みを見る。
波の間に光った、
苦しさが溶けてしまわないように
ただ、
俯いて歩いた。
脈打つ比喩がすべて春になる頃、
言葉だけなら
まだ遠くへ行けた。
時間と同じ速さで
末枯れてしまった。
終わりが薄く覆って
首に絡む。
過ぎていく。
白くなる声が剥がれ嵩んでいく。
止まる温度だけがとがっている。
空を這う鳥の落ちる羽を見る。
とどくはずだった。
手で隠してようやく見える光が、
映るように柔く浮かんでいた。
ぜんぶ、忘れたいかな。
忘れたいのに、まだ。
迫るものばかりだ。
傷がつくものばかりだった。
抉れた感情が
夜を待つ室で指先に沿う。
灰みたく残った、
白紙に連なる形而上の痕が、
もう、
焼きついて離れない。
少しずつ綻ぶその乾いた既視感が、
季節を刺した。
濡れた刃先が揺れる。
憂鬱を貫いて、
まだ向うを見ている。
波間に線を引いて、
奥へ行く。
波が寄せる。
じきに夜が明ける、それまでは
遠ざかる日を思い出そう。
約束がまだ傷むから
君と歩けたんだ。
触れる今までが綺麗で、
いつか吞まれてしまう。
だから、
ひとりずつ潰しているんだ。
君の分も。
息を切る、終わりが射している。
揮発したそれが歌っている。
手操る手を通り抜ける音が、
視界を隠していく。
延びるだけに思えた日々の中。
消えそうに笑う顔の、
君の、息が白い間に言えたら、
伝えられたのなら、
さよなら…
さよならなのに、
さよなら…
さよならなのに、
さよなら…
さよならなのに、
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最終更新:2026年03月05日 16:20