ゆまゆまの性質
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作者:izmld9IG0
189 名前:ゆまゆまの性質[] 投稿日:2011/09/19(月) 01:15:42.32 ID:izmld9IG0
まどか「さてと、ほむしゃぶ用にほむほむを捌いて、と」
ほむほむ「ホビャァァァァァ!!」ザシュザシュ
まどか「ウェヒヒヒ、活きの良いほむほむだし今日のご飯は美味しそう、あ、こら暴れるないで……痛っ!」
ほむほむ「ホムーーーーー!!」ジタバタ
智久「おや大丈夫かい、とりあえずこのほむほむは開きにしておこうね」スパッ! ホムーーー!!
まどか「パパありがとう。 あーあ、消毒するからもう料理できないね、折角張り切ってたのに」
智久「うーん、僕としても久しぶりのまどかの料理は楽しみだったんだけどなぁ……そうだ!」
智久「ちょっと取ってくるものがあるから傷口だけ洗って待ってて」トタタタ
智久「よし、この子に傷口を見せるんだ、まどか!」
ゆまゆま「ユミャユミャ」キョトン
まどか「あ、これってゆまゆま? 実物見るの初めてかも」ソー
ゆまゆま「ユミャ……イタイトコアル?」ペロッ
まどか「ひゃっ、くすぐったい!」
智久「五分くらい我慢していなさい」
~五分後~
まどか「うわっ、途中から痛くなくなってきたと思ったらもう薄皮が出来てる」
智久「ある地方には昔から怪我をしたらゆまゆまに舐めさせろという格言があるんだ。 効果は見ての通りさ」
まどか「うわー、凄いんだね君って」ナデナデ
ゆまゆま「ユミャ!」エッヘン
智久「ゆまゆまの唾液には強力な治癒作用があるらしくてね、野生のほ食種なんかだとダルマにされても再生するらしいよ」
まどか「え? ゆまゆまは他のほ食種の傷を直すの?」ナデナデ
智久「それは……言うより実際に見てもらおうか、まずゆまゆまをケージに入れる」ヒョイ
ゆまゆま「ユミャユミャ?」ユマケージハジメテ
智久「そしてここにゆまゆまの主食である仔ほむを用意して、逃げられないように両足をへし折る」ボキッ
仔ほむ「ホビャァァァァァ!!」
智久「後はこの仔ほむをケージに放り込んでと」
仔ほむ「ホビャ!」イタイシンジャウ
ゆまゆま「ユマッ?」ダーレ?
仔ほむ「ホ、ホビャ……」タ,タベナイデ
ゆまゆま「ジ---ユミャユミャ」ペロペロ
仔ほむ「ホ,ホム……ホム?ホムム---!!」イタクナイ!
まどか「うわ、もう直っちゃった。 カップ麺より早いよ」
智久「ほむほむの生命力自体結構強いからね、人間だと切り傷が限度かな、海外だと銃創にも使うらしいけど」ヒョイ
仔ほむ「ホビャッ、ホビャー!!」ハナシテ!
ゆまゆま「ユミャユミャ!!」ヒトリニシナイデ!
まどか「あれ、随分寂しがるね」
智久「寂しがりなあんあんとまみまみの子だからね。 希少種で仲間も少ないから他の種の怪我も直すという説もあるよ」
ゆまゆま「ユミャ……」キョーコ,マミオネーチャン……
~五分後~
智久「さて、そろそろいいか。 ほーらゆまゆま、頑張ったご褒美に仔ほむだぞー」
仔ほむ「ホム---!!」コワカッタ,マタアエテウレシイ
ゆまゆま「ユマッ?……ユユミャユミャ♪」ガブリ
仔ほむ「ホビャァ!?」ユマチャン!?
まどか「あれ、さっき助けたのになんで食べちゃってるの?」
智久「さっきのは怪我をした助ければ仲良くしてくれるかもしれない相手。 今居るのはただの好物だからさ」
仔ほむ「ホビャァァァァァ!!」イタイナンデ
智久「あのまま一緒にしておくと仲良くしてるし、野生ではほむコロニーに招かれて共生している例もあるらしいけど、一度離れるとこうだ」
まどか「ドライな生き物なんだね……」
智久「他のほ食種、特にあんあんとまみまみなら再会するけどね。 仔ほむの場合は好物だから忘れても仕方ないさ」
まどか「頭は所詮は小動物ということだね」ウェヒヒ
ゆまゆま「ゲップ」
仔ほむ「」ホネカラン
智久「ちなみにこれを利用して、ほむほむのお腹を開いて具を入れて縫い直して焼くほむの丸焼きという料理があるよ、ほむ飯より面倒だけど色んなものが入れられるのが特徴さ」
まどか「あ、さっき開きにしたほむほむはそれに使うんだね、さっすがパパ」
まどか「ところでゆまゆまは食べないの?」
智久「今はこれしかいないからね。 もう何匹か捕まえたらさっきの丸焼きの具として薬膳料理にしようかな」
ゆまゆま「ユマッ?」キョトン?