ホムホムのムニエル
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homuhomu_tabetai
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作者:Ak7m+AdW0
初級編
さやか「本日はほむほむのムニエルを作ります。まず、ほむほむを用意し」
ほむほむ「ホミュ?」
さやか「まず胴体を手で固定し、一気に髪の毛を引き抜きます」
ほむほむ「ホギャーーーーーーー………………ッッッ」ビクビク
さやか「あ、首ごともげた………」
さやか「なんか飽きちゃった。作るのやーめたっと」ゴミバコポイッ
ほむほむ「」
おわり
中級編
マミ「基本的に普通のムニエルと同じような作り方よ。ちょっとやってみましょうか」
ほむほむ「ホミュ?」
マミ「まず体を固定して髪の毛を引き抜くんだけど、力加減が難しいので慣れないうちは顔、特に頬を抑えてね」ブチブチブチーー
ほむほむ「ホビャーーーーーーーーーーーーっ」
マミ「次に服を脱がせます。面倒くさい場合は破りましょう。この時、肉も一緒にちぎらないように注意してね」
ほむほむ「ほ……」←痛くて恥ずかしがってる余裕がない
マミ「あとは塩と胡椒を全身にかけて小麦粉をまぶして焼くだけなんだけど」
マミ「この塩をほむほむの目に入れると泣き叫びます」
ほむほむ「ホギャーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
マミ「さらにかけます」
ほむほむ「ホビャーーーーーーーーーーーーーーーーーーア」
マミ「涙が枯れ果てるまで塩を目にかけます」
杏子「いや、遊んでないで早く作れよ」
マミ「遊んでる訳じゃないわ。ムニエルは衣が無駄な水分を吸うとベチャッとなるわ」
マミ「ほむほむの涙で衣を悪くさせないために涙を絞り出してるの」
マミ「しかも、ほむほむが己の境遇に絶望してくれればほむほむ自体の味も良くなるしね」
杏子「なるほどなー。で、本当の理由は?」
マミ「ほむほむ料理って楽しいわね」
ほむほむ「ホビャーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
マミ「ほむほむの涙が枯れ果てたら次の段階」
ほむほむ「ホ…ビャ……」
マミ「ほむほむの鼻をへし折ります」グシャ
ほむほむ「ホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?」
マミ「出来れば鼻を顔の裏側にねじ込んでください」
杏子「……また趣味か?」
マミ「失礼な。塩胡椒をふりかけるとき、ほむほむがクシャミしたら不愉快でしょ」
杏子「なるほどな。で、本当の理由は?」
マミ「今のが本当の理由よ。こんなのすぐ終わっちゃうじゃない」
マミ「塩胡椒をかけ、小麦粉をまぶしたら下準備完了。後は焼くだけよ」
杏子「描写を省いたが、下準備が済んだほむほむが10匹ほど並んでるぜ」
ほむほむs「ホ……ミュ…」
マミ「フライパンにバターを入れ、十分に熱されたら強火にしてほむほむを背中から投入」
ほむほむ1「ホ…ギャ」
マミ「ハズレか。背中から入れる理由はね……」
ほむほむ2「ホギャーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
マミ「たまに粋の良いほむほむが叫ぶからよ」
杏子「味関係ねぇのかよ!!」
マミ「普通の食材なら粋の良い方が美味しいけれど、ほむほむは絶望すると美味しくなるから判断が難しいのよ」
マミ「おっとっと、強火で背中に焼き目をつけたら弱火にしてひっくり返します」
マミ「後は4,5分ほむほむを焼けば完成。逃げ出したり転げ回らないように箸で抑えているように」
マミ「ここでお酒を入れて蓋して焼くと、ホクホクの柔らかいホムニエルが出来るわ。ワインがあればそれを、無ければ日本酒でもいいわ」
杏子「うんめぇー。ほむほむうんめぇーー」
マミ「気に入ってもらえてなにより。みんなも時間があったら作ってみてね」
おわり
おまけ
杏子「マミ、おかわり!!」
マミ「よく食べるわね。じゃあ、自分で作ってみようか」
杏子「面倒くせぇ!!」
マミ「私は作らないわ。けれど、作り方教えてあげるわよ」
杏子「くっ……面倒くせぇ。マミがそういう気ならこうだ」
飼いほむ「ほっ!?」
マミ「ほむほむを口に入れて」
杏子「ガホガホッ」
マミ「小麦粉を口に!?」
杏子「ごほっごほっ。どうだ、口に入れば全部一緒だ!!」
マミ「……料理作る気力が萎えるからやめてよね」
杏子「ごめん」
上級編
智久「以上がホムニエルの作り方だよ」
まどか「意外と簡単だね」
智久「でも、お父さんくらいになるとこの先をいくのさ」
まどか「ティヒヒ、それでこそお父さんだね」
智久「まずはほむほむを虐めて絶望させる。今回は急所を外して10本ほど針を刺したほむほむを用意したよ」
まどか「うわ、キモイ。ローゼ○メイデンみたい」
智久「それを言うならアイア○メイデンだね。一番いいのは精神的に潰すことだけど、手間と仔ほむがもったいないので不採用」
智久「このほむほむを開いて内臓と脳みそを取り除いて、塩胡椒小麦粉で焼けば普通のホムニエルよりも濁りのない味になるんだ」
智久「魚を捌く程度の能力があれば出来るよ。逆に調理技術を磨くために挑戦するのもありかもしれない」
智久「以上、上級編でした。取り除いた内蔵は漬物の材料にするよ」
おしまい