ほむファーム

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homuhomu_tabetai

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作者:2OhIzjPK0

876 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2012/03/23(金) 22:28:45.48 ID:2OhIzjPK0



近年、国内の養ほむ業界は中国産や米国産の安価な輸入ほむほむとの競争に晒されている。
しかし、この様な中で業績を伸ばし続けているのが“ほむファーム”だ。今日はほむファームの若き社長鹿目タツヤ(32)に密着する。


 ほむ舎

ホムーホムー ホミャー ホムホム

タツヤ「おはよう!朝飯だぞ!」
親ほむ「ホムホム」オハヨウ
子ほむ「ホミュ」ピーマンキライ
親まど「マドマド」スキキライハダメ!
タツヤ「そうだぞ ちゃんと食べて大きくなれよ」

タツヤ「昔ながらの飼い方にこだわりたいんです 人の手で餌をやることで、コミュニケーションをとって信頼関係を築くんです」

親ほむ「ホムム」アーン
親まど「マド//」ハズカシイヨ
子ほむ「…」ムシャ、ムシャ



 庭

タツヤ「日中の大半は庭に放しています 遊んだり、
つがいを見つけたり昼ねしたりと過ごし方は様々、とにかくのびのびと生活してほしいんです」

子まど「…」ジメンヲホリホリ
QB「!」
子まど「♪~」ガシッ ホカク
親まど「マドマドマド」ヨクデキマシタ エライ、エライ

ほむほむ達が庭に出る所を見届けると、タツヤさんは車で出かける

タツヤ「今日はこれから動物病院に入院しているほむほむの様子を見に行きます」


 動物病院

金縁めがほむ「ホムー」
タツヤ「品種改良の結果、偶然産むまれたんですよ 風邪をこじらせてしまって、念のため入院させてるんです」
金縁めがほむ「ホムーホムー」ゴシュジンサマ コンニチハ
タツヤ「お見舞いにヨーグルト持ってきたからな」
金縁めがほむ「ホム」アリガトウ



 ランチタイム

タツヤ「やっぱりおにぎりはツナまよが一番ですよね」
ケータイ「ピリリリ」
タツヤ「はい、鹿目です えっ!!!」

 ほむファーム

タツヤ「子まどが一匹行方不明って、何やってんだよ!」
従業員「申し訳ありません 牧場内を徹底的に探したのですが…外に出たようです…」
親まど「マド-マド-」コドモ~ ゴウキュウ
親ほむ「ホムホムー」ワタシ サガシニイク
タツヤ「子まどは必ず見つけるよ はほむ舎で待ってて」

親まど「マド-」ゴウキュウ
親ほむ「ホムホム」イコウ ミンナガミツケテクレルヨ

タツヤ「二匹にはああ言いましたが、最悪の事態もありえます
    毎日がサナイバルの野良や野生と違って、飼いほむ達は危機管理能力が欠けてるんです…外は危険だらけですから…」

捜索中

牧羊犬「…」クンクン
従業員「おーい 子まどー!」
タツヤ「無事でいてくれ」キョロキョロ

マド-マド-マド-

タツヤ「!?」
従業員「!?」
牧羊犬「!?」

りぼほむ「ホムホム」ゴシュジンサマタチ イルヨ
子まど「マド-」

タツヤ「あれは野生のりぼほむ 子まどを保護してくれてたんだ」
従業員「りぼほむスゲー」

りぼほむ「ホムホム」モウソトニデチャダメダヨ
子まど「マド-」ゴメンナサイ

 ほむファーム

親ほむまど「コドモー」ダキツキ
子まど「マド-」ママ-ッ! ダキツキ
タツヤ「良かった…、良かった…」


タツヤ「現在、消費者の国産ほむほむ離れが深刻です 外国のように徹底した合理化をすれば、輸入ほむ並みの安さにできますが…」
タツヤ「昔ながらの日本式飼育方法を止めて、薄利多売のほむほむを育てるつもりはありません」

最後にタツヤさんはそう語ってくれた。

 ほむ舎
親ほむ「ホムホム」コドモ モウネチャッタ
親まど「マドマド」ボウケンシテ ツカレタノネ
子まど「スー、スー」



889 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2012/03/27(火) 18:23:57.75 ID:2Xv22QmM0


 近年、低価格な輸入ほむほむにより消費者の国産ほむほむ離れが深刻だ。
だが先日国内の養ほむ業界に、新種の繁殖に成功したという朗報が入った。
これには鹿目タツヤ氏も尽力しているというので、再びほむファームに足を運ぶことにした。


ほむファーム

タツヤ「見てください あのめがほむ達を!」

金縁めがほむ「ホムホム」
親金縁めがほむ「ホムホムー」
子金縁めがほむ「ホミュホミュ」
沢山の金縁めがほむ達
 ホミュ- ホムホム ホムーホムーホムー

タツヤ「あの時の入院していた金縁めがほむの繁殖が上手くいったんです しかも…」

タツヤ「おーい、QBの干物食べるか?」
金縁めがほむ「ホム」ウン タベル
金縁めがほむ「…」ムシャ、ムシャ ヒトクチ フタクチ
金縁めがほむ「ホムー」ゴチソウサマ マンプク

タツヤ「たった二口食べただけでもう満腹 とてつもなく少食だから餌代も格安で済むんです」

タツヤ「金縁めがほむなら輸入ほむほむ並みの安さにできますよ」

あの時の金縁めがほむ「ホムホム」ワタシノオカゲ エッヘン


この日はほむほむの出荷作業があるということなので、見学させて貰うことにした。

浴場 “ほむほむの湯”

タツヤ「出荷前にほむほむ達を良く洗います」

湯槽
ほむほむ「ホムー」イイユダナ
ほむほむ1「ホムホム//」ハダカハズカシイ
親まど「マドド」コマド オフロデオヨガナイ!
子まど「マド-」ゴメンナサイ

タツヤ「いつもは服のままの入浴ですが、今日は裸です ご存じの通りほむほむ達はほむ服を脱ぐと体が腐ります 腐敗しない内に素早く終わらせるとこが我々の腕のみせどころです」



駐車場

バス「」

タツヤ「ほむほむ輸送用のバスです」

子ほむ「ホミュホミュ」バスダ ワーイワーイ
親ほむ「ホムホム」オギョウギヨクシテネ

タツヤ「海外の様にケージに入れられるだけ入れて、
コンテナに積めるだけ積む そうすれば輸送費はかなり安上がりにできます…」

ほむほむ「ホムホム」ボクジョウトオワカレ サミシイナ
まどまど「マドマド」ナカマトモオワカレ

子めがほむ「ホムホムー」ワタシタチ ドコニイクノ
親めがほむ「ホムーホムー」ワタシタチニシカデキナイ ダイジナ オシゴトヲ スルトコロニイクノヨ
子めがほむ「ホム!」オシゴトガンバルヨ!

タツヤ「そうするとほむほむ達に精神的にも肉体的にも負担をかけてしまいます」

タツヤ「これから人間にとって必要不可欠な仕事をするほむほむ達をモノとして扱いたくありません 彼らの尊厳を尊重したいんです」


バス「ブロロロロッ」

車内
ほむほむ達「「ホム-ホムー ホミュ- ホビャ- マド-マド-」」サヨウナラ ゲンキデネ オシゴトガンバルヨ マドカラテヲフル

見送るほむほむ達「「ホムーホムー マド-マド-」」ジャーネー ガンバレヨ- サヨウナラ テヲフル


タツヤ「みんな本当にありがとー!」
従業員「じゃーなー!」
新入り「さっきはごめんなー!」
牧ほむ犬「ワンワン!」

バス「ブロロロローッ」発車

最後にタツヤさんは特別なほむ舎に案内してくれた。

保育ほむ舎

ホミャーホミャー ホムホム マド~マドド-

タツヤ「ここでは妊ほむや赤ちゃんほむほむを飼育しています」

妊ほむ「ホムホム」ハヤクウマレテキテネ お腹ナデナデ

赤ちゃんめがほむ「ホミャーホミャー」
新米親めがほむ「ホムホム」オムツカエマショウネ

タツヤ「みんな大切な命です」

タツヤ「海外の富裕層の間で日本のほむほむの人気が高まっていますし、金縁めがほむも低価格国産ほむほむとしてPRしていけます」

タツヤ「日本の養ほむ界とほむほむ達の未来は明るいと確信しています」

保育器の中
未熟児まどまど「スースー」
親ほむまど「マドマド ホムホム」ガンバレ チイサナイノチ



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