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その5

最終更新:

homuhomu_tabetai

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親ほむ「マドカァ…」 マドマドオォ… ポロポロ
若まど「コンアノッテナイヨオオォォ…!」 ゴメンナサイイィィ…! ポロポロ
仔ほむ3・4「「ホミュウウゥゥッ…!」」 オカアサァァァーーーーーン…! ポロポロ
仔まど2「ミャロォ ミャロォ ミャロォ!」 エーン エーン エーン!
仔めが2「ホミイィ…」 モウヤダヨ… ポロポロ

少女「残念だったね。それにしても最初にどこにあるか教えてあげたのに。」

親ほむ「ホムッ!!?」 エッ!!?

その言葉に驚く親ほむ達。しかしいくら思い出してもそんな覚えはない。

少女「ほらっ、ここにあるよ。ここに。」

そう言って少女が示したのは―――自身の手の中だった。

親ほむ「ホ、ホムアアアァァァアアアアアアアアッ!!!!!!」 ウ、ウソツキイイイィィィーーーーーーーーーッ!!!!!!
若まど「マギャアアアアアアアアアァァァッ!!!!!!」 ヒキョウモノオオオオオオオオオォォォッ!!!!!!
仔ほむ3・4「「ホミュホミュウウゥッ!!」」 ソンナノジュルイヨオオォッ!!
仔まど2「ミャド!ミャロ!」 オニ!アクマ!
仔めが2「ダマサレテルウウゥゥッ!!」 ミンナヲカエシテエエェェッ!!

それを見た親ほむ達は少女を罵った。しかし少女は涼しい顔で答える。

少女「嘘なんかついてないよ。この部屋にあるって言ったでしょ。私もずっとこの部屋に居たんだし。」

それで納得など出来る訳もない。更に罵声を浴びせる一家。しかし次第に静かになり最後には黙り込んでしまった。

少女「そうだ。そろそろご飯にしよう。お腹がぺこぺこだよ。」

―――食欲など無い。しかしお腹が空いているのは事実だ。それにこの人間のこと、今を逃したら満足に食事も貰えるかもわからない。

少女「じゃ、キッチンに行こうか。腕によりをかけて作っちゃうよ。」

一家を再びゲージにしまうとそのまま一緒にキッチンへと向かう。





トントントン

野菜を刻む少女。どうやらサラダを作っているようだ。トマト、レタス、キュウリ、ゆで卵。色とりどりな食材が盛られてゆく。その様子を見ていたほむまど達のお腹がなった。走り回った為か思った以上に空腹だったようだ。

少女「…サラダはこんなものでいいかな。それじゃあメインに取り掛かりますか!」

そう言ってフライパンを火にかけて油をひく。そしてゲージから若まどまどを取り出した。

若まど「マドッ!?」 ワッ!?

いきなり引っ張り出され動揺する若まど。これから何をされるかわからない様だ。

少女「若まどちゃんにはあそこに入ってもらうよ。」

視線の先にあるもの―――そこには熱せられたフライパンがあった。

若まど「マ、マドオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォオオッ!!!!?」

少女の意図を察した若まどは手足をバタつかせ必死の抵抗をみせる。その若まどの様子を見た親ほむ達が声を上げる。

親ほむ「ホムホムホムホムホムッ!?」 ドウシタノッ!?
仔ほむ3・4「「ホミュ ホミュ?」」 ゴハンジャナイノ?
仔まど2「ミャロ?」 オネエチャン?
仔めが2「ホミィ…?」 ナニカヘンダヨ…?


少女「落ち着いて。これからメインの調理なんだから。今日のメインは 若 ま ど の ス テ ー キ だよ。」

笑顔で応じる少女。

親ほむ「ホ?」
仔ほむ3・4「「ミ?」」
仔まど2「ミャ?」
仔めが2「ミィ?」

バタバタバタバタ…!

何を言ってるか理解できない一家。若まどだけが必死で抵抗を続けている。

少女「もちろん若まどちゃんだけじゃないよ。みんなには私のお昼ご飯になってもらうよ。」

その言葉でようやく自分達の立場を理解した。


親ほむ「ホビャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
仔ほむ3・4「「ホミイイイイイイイイイイイイイイイイイイイィィィィィィィィィィィィィィイイイィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!?????」」
仔まど2「ミャドオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
仔めが2「ホンミャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


少女「さーて、じゃあ若まどちゃんはフライパンにはいろうねー。」
若まど「マドオオオオオオオオオォォォォォ!!!!マドオオオオオオオオオオォォォォォ!!!」 オネガイイイイイイィィィィィ!!!!ヤメテエエエエエエエェェェェェ!!! ポロポロ

涙を流しての懇願を無視して少女はフライパンに若まどを入れた。

若まど「マギャエエエエエエエエエエエエエエエエアアアアアアアアアアアアアェェェェェェェェェェェェーーーーーーーー!!!!!!!」 ギャアアアアアアアアアァァァァァァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

フライパンの上を飛び跳ね、転がり回る若まど。それでも何とかこの熱地獄から逃れようとフライパンの淵に駆け出す若まど。しかしそれより早くフライパンに蓋をされてしまった。

若まど「マギョオオエエエェェェェェーーーーーーーー!!!マドエギャアアアアアァァァーーーーーーーー!!!」 ダジデエエエエェェーーーーーーーー!!! ダズゲデエエエエェェーーーーーーー!!!!

この蓋は透明なので中の様子が良く見える。苦痛で顔を歪めながらフライパンの中を転げ回っている。少しでも暑さから逃れようと自ら回転することで全身がまんべんなく焼かれてゆく。更にとめどなく流す涙が良い塩加減になる。
これこそ“まどまどの踊りステーキ”である。

若まどが焼かれている間に少女は別の作業に取り掛かる。次はソース作りだ。
ミキサーを取り出し親ほむをその中に入れる。

親ほむ「ホムウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーッ」 ダシテエエエエエエエエェェェェェェェェーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!! バンバンバンバンバンバンッ!

もはや若まどの事を気に掛ける余裕もない。ミキサーの中から死に物狂いで命乞いをする。

少女「スイッチ・オン、と。」

ギュイイイイイイィィィ…

親ほむ「ホビャギャガガガガガガガガガガアアアァァーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」 イ゛ダイ゛イ゛イ゛イ゛イ゛ィ゛ィ゛ィ゛ーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!

ミキサーの刃が回転し、足元から削られる親ほむ。目にもとまらぬ速さで身体が小さくなっていく。


ガリガリガリガリガリガリ…… 「ホギャガギャギガグギエアアエエエアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ……」


親ほむ「」 ドローリ

ものの数秒で親ほむは液状になった。


仔ほむ3・4「「ホミュミュミュミュミュウウウウウウウウウウゥゥゥゥーーーーーーー!!!!!!!!!!」」 イヤダアアアアアアアアアアアアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!
仔まど2「ミャロオオオオオオオォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」 チニタクナイイイイイイィィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!
仔めが2「ホミャガアアアアアアアアアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」 タチュケテエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェェーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!

最後に残されたのは子供だけ。もはや守ってくれる存在は何もいない。
     ・
     ・
     ・
準備は全て整った。少女は手を合わせ食事の挨拶をする。

少女「いただきまーす。うーん我ながら美味しそう。」

少女が最初に手をつけたのはメインのステーキである。やはり熱々の出来たてが一番美味しいのだ。

若まど「マ…ギャ…ガ…」 ピクピク…

若まどはまだ生きていた。この絶妙な焼き加減こそが踊りステーキの美味さの秘訣である。まずは何も付けずにいただく。

モグ…            マギョッ… ガッギ…

美味しい。涙による塩加減も良い塩梅だ。次は親ほむのソースに付けてみよう。

モグ…            マギャギガ… ギガギョ…

これも美味しい。ソースの微妙な酸味とまどまどの脂が丁度よくつり合っている。やはり親子だからだろうか。

今度は仔ほむ達のサンドだ。といっても特別な調理は何もしていない。ただパンに具材を挟んだだけだ。

仔ほむ3「ホミイイィィィィィーーーーーーーーーーッ!!!!」 ヒイイィィィィィーーーーーーーーーーッ!!!! ポロポロ
仔ほむ4「ココジャナイィィィィィーーーーーーーーーーッ!!!!」 タベナイデエェェェェェーーーーーーーーーーッ!!!! ポロポロ
仔まど2「ミャミャミャミャミャアアアァァァァーーーーーーーッ!!!!」 メガシミルウウウゥゥゥゥーーーーーーーッ!!!! マスタード ヌリタクリ
仔めが2「ホミュウウウゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーッ!!!!」 ナンデエエエェェェェェーーーーーーーーーーッ!!!! ポロポロ

まずは仔ほむのサンドだ。ソースは親ほむのソースを流用している。泣きじゃくる仔ほむにこれが親だったものだと話すとさらに涙を流した。きっと一緒になれて嬉しかったんだね。

サンドに大口でおもいっきり齧りつく。            ホミュイイアアアァァァァィイイ…

うん、プリプリの肉が素晴らしい!具材が新鮮だと味も格段に上がる。そして悲鳴が更に食欲を掻き立てる。もう一口。

        ガブッ 「ホ、ミャガアアアアァァーーー…」 ガブリ 「モギュアギイイイィィィィーーー…」

あっという間に一つ食べてしまった。次のサンドに手を伸ばす。





ミャトギョオオオォォォーーーーー… ホビュビギョギエエアァァーーーーーーーーー… ミギョギギャガアアアアアァァァアアーー…





あぁ美味しかった。やはりあそこの会社は質の良いほむまど達を扱っている。また注文しとかなくちゃ。

少女「そうだ、今度はまどかにもごちそうしてあげよーっと。」




―――これがペットになれなかったほむまど達の末路である。あの群れに言い伝えられてきた通りである。


―――ニンゲンは我々を食料としている

―――ニンゲンは何の罪もないほむ種を虐殺する


これを忘れ、堕落したほむまど達には同じ運命が待っているだろう。この先に待ちうける運命も知らずに……。



         「マドカァ~///」 「ハシャイジャッテ~///」 「ホミュウ~♫」 「ミャド ミャド!」 「カナメサン…///」



「はい、お電話ありがとうございます。御注文ですか?ではご希望の…」


 完

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