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ほむほむを美味しく食べるまとめwiki
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その5

最終更新:

homuhomu_tabetai

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若まどは果てた。動けない…/// 負けた…自分に…/// 情けない…/// そしてこの汚い糞虫にも負けた事になるのか…くやしい…。
やはり次世代に期待するしかないのか…。しかしこんな糞虫に自分の子供を宿すなんて…。
脱力しうつ伏せに地面に横たわりながら、若まどは涙を流した。これが自分の限界なのか…。


ほむほむ「ホ、ホ、ホ、ホ、ホビィィィイイィィイィィィィイイィィィィィィィィイイィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ナ、ナ、ナ、ナ、ナ…ナカマノカタイキィィィィイイ!!!!!!!!

まどまど「マギョギョォォォオオォォォオ?!?!?!?!?!?!?!??!?!?」

独身ほむ「ホヒィ…/// ホホ…///」クネクネ…/// クテー…


油断した! ほむほむはもう一匹いたのだ! 仲間の敵! と、若まどの頭に石を振り下ろす!
駄目だ!! 脱力して動けない!! 糞!! 糞!! 糞!! 糞!!
ほむほむなんかに!! こんな糞虫にぃぃっぃぃいい!!!!


ズバァッ!!


若まど「マギョッ?!」

ほむほむ「ボッ!!!!」

独身ほむ「ホヒィ…/// ホホ…///」クネクネ…/// クテー…


若ほむの目の前に幼き頃に見た青色の疾風が横切った。さ、さやさやだ!! ほむほむの首は一瞬にして地面に転がり落ちた。


さやさや「……。サャ……」チラ…クビカツギ…

ほむほむ「」ブラーン…

若まど「マ…ジョ…」ゾクッ…

独身ほむ「ホヒィ…/// ホホ…///」クネクネ…/// クテー…


さやさやは若まどに一瞥くれる。若まどは凍りついた。
先程糞虫に不覚をとった時の爆発するような悔しさはない。死への恐怖と絶望だけが若まどを覆った。
これがほ食種か…。全く違う…何もかも…まどまどは目を閉じた。


さやさや「……」テクテク…

ほむほむ「」ブラーン…

若まど「……」

独身ほむ「ホヒィ…///ホホ…///」クネクネ…/// クテー…


さやさやはほむほむの長い髪を掴み、背中に担ぐとそのままテクテクと立ち去ってしまった…。
まどまどはようやく立てるようになった。助かった…。安堵のため息をつく。横では独身ほむがまだクネクネしていた。

ブツンッ!!


若まど「マギャァァァァアァァァァァァァアァァアァァ!!!!!!!!! マギャッ!!!!!!!!!!!!!! マギャァァァァアァァァァァァァアァァアァァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ドスボコバキィィイィイイッ!!!!!!!!!!

独身ほむ「ボギィィッィイッィィイイィィイィィィイイィィィィイイィィィイィイイーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!マゴガァァアァアァアッァァアァァアァァアーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」


若まどのその屈折したやり場のない感情は全て独身ほむに向けられた。
殴る! 蹴る! 剥がす! 削ぐ! 折る! 切る! 刺す! ありとあらゆる攻撃が独身ほむに浴びせられ、それは独身ほむが肉片となるまで続いた。
足元に散らばった肉片を見下ろし、激しい息遣いで肩を揺らす。
暫く立ち尽くした後、若まどはコロニーへ戻った。



コロニーの自分の寝床に横たわり、若まどは思う。終わったと…。固い決意も厳しい訓練も、そして宿したプライドも全て無駄だったと…。
私は所詮まどまどだ…。あの惨めで間抜けで弱いほむほむと同列だ…。
かつてのほ食種に戻るにはもっと代を重ね、より強くより先鋭化しなくてはならない。
仔供に託す? しかし、繁殖にはあの糞虫を介さなければいけない。それだけは絶対に嫌だ!!!!!!!!!


若まど「マジョ……」ポロポロ…


万策尽きた。やはり終わったのだ。若まどの目に涙があふれた。
これからどうしよう…。もうこのコロニーにいても意味がない。いや、もう人生に意味がない。
思いつめる若まどの頭にまた母まどの顔が浮かび、あの言葉を言う。


                         「生きなさい。誇り高く。」


そうだ! まだやり残した事がある。誇り高く生きる。ならば死に場所を見つけなくてはいけない。
プライドまで捨ててたまるか! 糞虫に寄生し、利用し媚を売り、そして交尾のみが全てになったまどまどなんかに戻ってたまるか!
決闘だ!! 決闘を挑む!! 最後に我々まどまどの誇りを見せつけてやる!! 待っていろ! 私を見下したさやさやめ!!





さやさや「サヤッサヤァー♪」

若まど「マドォォオッ!!!」オイッ!!

さやさや「サヤ?」?

若まど「マドドドドドォォ!!!!」ケットウヲ モウシコム!! ビュンッ!!

さやさや「……」


次の日、昨日のさやさやが河原で顔を洗っていると、岩場の上から若まどの声がした。
決闘を申し込む! そういうと問答無用で矢をさやさやの足元に発射した。


さやさや「…」

若まど「マジョォッ!!!」コイッ!!!

さやさや「サャ…」テクテク…

若まど「マジョォッ?! マ……ッ」?!?! ギリギリギリ…


いきり立つ若まどの姿を確認すると、さやさやは黙って立ち去ろうとした。
なっ?! そこまで愚弄するか!! 若まどは矢を目一杯のスピードで連射する。


若まど「マドォッ!! マギィ!! マドドドォォオッォォオォォォッォーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」ビュンビュンビュンビュンビュン!!!!!!!!!!!!!!!

さやさや「サヤ~サヤッ」ヒュンヒュン


若まどの全力の攻撃をいとも簡単に避けるさやさや。そして若まどが本気であると理解したのだろう。戦闘の体制に入った。
そして次の瞬間、必死で弓を引くまどまどの視界からさやさやが消えた。


若まど「マギョギョギョギョォッ?!?!?!??!?!?!?」キ、キエタア?!?!

さやさや「サヤッ!! サヤァアァーッ!!!」ドスッ!! ボコォッ!! 

若まど「マギャァァァァアァァァァァァァアァァアァァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


消えたと思ったさやさやは、若まどの後ろに回り込んでいた。
強烈なブローを背中に食らった若まどは岩場から滑落した。勝負ありだ。





若まど「マ、マジョ……ォ……」ヒクヒク

さやさや「………」


瀕死の若まどを見下ろすさやさや。
強い…何も出来なかった…。最後はもっと華々しいモノにしたかったがこれが現実か…。
さぁ、切り刻め!!! そして食らうがいいい!!! それが自然の摂理だ!!! 若まどは涙で溢れた目を閉じ、歯を食いしばる。


さやさや「サヤ」ゴン!

若まど「マギッ!!」ピクピク…


さやさやは剣の柄で額を小突き若まどを失神させると、若まどを担いで河原を後にした。


若まど「マドォ…? マギャァァァァアァァァァァァァアァァアァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

さやさや「サヤァ…」


ここは…生きてる…? 若まどが目を覚ます。全身に激痛が走って動けない。傍らにはさやさやがいる。どうやらさやさやの巣の中らしい。
そうか…ここでじわしわと虐待され…ちびちびと食われていくのか…。


さやさや「サヤァ…」クエ…

若まど「マドォ?!」エッ…?!

さやさや「サヤァサヤッ!!」クエ!

若まど「……」ベチャベチャ…


どういう事だろう…? いたぶられ食われると思っていたら、ほむほむの肉を差し出された。見ると身体には手当も施してある。いったいこれは…。
1日が経ち、3日が経ってもこの状況は変わらなかった。さやさやは若まどを看病し餌をあたえ、合間に自らの身の上を語るのだった。

このさやさやこの崖下の森林で唯一のほ食種らしい。他のほ食種とは出くわした事がないそうだ。
幼い頃は両親と3人で暮らしていたが、ある日、いつものようにさやさやを残し巣を出たまま帰って来なくなったという…。


若まど「マジョ…」


若まどはこのさやさやは洗礼式の際、人間とほむほむに虐殺されたあのあんさやの番の仔だと悟った。
幼い仔さやは自らで狩りをし、両親の帰りを待った。が、両親は帰らなかった。死んだのだろう…。そう悟った時、さやさやは寂しくて死にたくなった。
が、そういう時は両親がいつも言っていた言葉を噛み締め頑張ったと言う。


                      「生きなさい。誇り高く!」


若まど「マ、マジョォォ?!」



このさやさやは自分と同じ言葉を支えに生きて来たのか…。
驚く若まど。
そしてこの森林にほむほむを狩るまどまど達がいる事も知っていたらしい。
さやさやにとって普通はまどまども狩りの対象だが、必死に強くあろうとするまどまど達を狩る気にはならなかったという…。


さやさや「サヤァ…サヤ…」

若まど「……」


さやさやは言う。寂しかったと…。仲間のいるまどまど達がうらやましかったと…。
若まどは救われた気分だった。ほ食種の狩りの対象から外れる事にはどうにか成功したようだ。私達の努力は決して無駄ではなかったのだと。
その晩、若まどはこの巣に連れてこられて初めて安堵して寝た。





一週間が過ぎた。
若まどは回復し、自由に歩き回れるようになった。
これからどうしよう? 巣に帰ってこの事を報告するか? みんな心配しているだろう。で、私は今後どういう身の振りをすればいいのだろう?
色々考えていると、外に出ていたさやさやが帰ってきた。何やらモジモジしている。


さやさや「………///」モジモジ…///

若まど「マドォ?」

さやさや「マ、マドカァ…///」

若まど「サヤカチャン…?」

さやさや「ヨ、ヨ、ヨ、ヨメニナルノダァァアァァーーーーーッ///////」ハナサシダシ!!

若まど「マギョギョォォォオオォォォオ?!?!?!?!?!?!?!??!?!?」


若まどは驚愕する。ほ食種にプロポーズされた!
好きだと言う! その誇り高さが。その戦う意思が。
願ってもない事だ。これで仔供がつくれるしコロニーの最終目的もその仔等によって達成できるだろう。
成ったのだ。無駄ではなかったのだ。あの決意は。あの努力は。
若まどは泣いた。嬉しくて泣いたのは生まれて初めてだった。
ここに誇り高きほ食種の番が誕生した瞬間であった。


若まど「マジョ!! マジョォォォオオ!! ティヒヒ♪ ティヒヒヒヒヒッ♪」

さやさや「サヤッサヤ~♪」コクコク♪


若まどは一旦コロニーに戻る事にした。この事を長老に報告したかったからだ。
かといっていきなりさやさやは連れて行けない。いきなり連れて行ったらコロニーはパニックになるだろう。
まず戻って長老に報告し、顛末を皆に告げて貰った後、改めてさやさやをコロニーの皆に紹介するのがベストだ。
快諾し頷くさやさや。巣から手を振って若まどを見送った。

やったよみんな! 我々の悲願はなったのだ! 我々はほ食種だ! ほ食種まどまどだ!!
喜び満ちながら若まどはコロニーを目指し走った。





長老「マ…マァーーージョォォォオオオォォォォォオオ…マジョォォォオオォォォオォォオ……」ポロポロポロポロポロポロポロポロ…

若まど「マジョォォォオオォォォオォォオ……」ポロポロポロポロ………

幹部s 「マジョォォォオオォォォオォォオ…」 「マジョォォォオオォォォオォォオ…」 「マァァアァアァァァアアァアァ…」 ポロポロポロポロ……


行方不明の若まどが帰ってきた! その報で、コロニーは喜びと安堵に包まれた。
そして、長老と幹部達に事の顛末を報告すると、長老は泣いた。幹部達も泣いた。若まどもまた泣いた。我々の願いは成熟したのだと…。
すぐさま集会場に全ての仲間達が集められる。そして長老は言った。


我々の努力は今日実を結んだ。我々はほ食種として新たな道を進む。いや、戻ったのだ! 太古に。
それに伴い私は引退する。これからは若まどとその番のさやさやをこのコロニーの長とし、更なる発展を目指そう。
今日は祝の日だ! 捕えたほむほむを全て解き放て! そして虐げ、犯し、殺し、食うのだ!!
やれ!! 徹底的にやるのだ!! 宴だ!! 今日は宴だ!!!


「マドォォォォォォォオッォオオ!!!!!!!!!!!!!!」 「ティヒヒヒヒヒヒッヒ♪ ティヒヒ♪」 「マジョォォォォォ…マジョォォォォォォー・・・・・」 「マジョォォオオオ!!!!! マジョジョッォオォオオォォォォォ!!!!!!!!!!!!!」


コロニーに響くまどまど達の歓喜。嗚咽。そしてその響きは直ぐにほむほむ達の絶望と恐怖の断末魔に塗り替えられた。


「ボギャァアァァァァアァァアアアアァァァァァァアァァァァァアアァア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「ガナメザアァァアアァアァァアァァァァアアアァァァァァァァァアァァァアアアァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

  「ホォォォォォオギィィィィィィィィィイイィィィィイィィィィーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「ホビャァァアアァァァアァァアァァアアァァァアアーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


全精力、全体力を使い果たしたまどまど達は深い深い眠りについた。

我々は今日からほ食種の仲間入りだ。
まだまだほむほむ並に他のほ食種に狩られたり、人間に虐待される事もあるだろう。でも大丈夫!
新しい長達の仔が生まれたらその仔達がコロニーの強靭なまどまどと番をなすだろう。そしてその仔達はもう、正真正銘のほ食種だ! 人間の認識もその仔達が変えて行く事だろう!
待ってろよ糞虫とそれに寄生する堕落したまどまど共め!! 貴様らの血と恐怖に歪んだ顔と断末魔で世界を埋め尽くしてやる。


この日この夜、このコロニーは間違い無くこの世の楽園だった。



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