その1
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homuhomu_tabetai
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ある晴れた日の昼下がり。私は公園でほむほむを見つけた。
ほむほむ「ホムムーホムー」コンニチハ ニンゲン
野良かな? 少し態度が横柄だ。
貴重な散歩の時間ではあったが、ちょっと話がしてみたくなったのでしゃがみこむ。
「やぁ、ほむほむ。君はこんなところで何をしているんだい?」
ほむほむ「ホムホムー!ホムッフゥ!」エサヲサガシテルノ!
「そうかい。じゃあ僕の家に来るかい? 美味しいものがいっぱいあるよ」
ほむほむ「ホムッ!?」
ほむほむ「・・・・・」
何だ・・・一瞬嬉しそうな顔にはなったが、すぐに黙り込んでしまった。
あ、そうか。
「もしかして、家族がいるのかい?」
ほむほむ「ホムッ」コクン
「なら家族も一緒に連れて来ると良い。一緒に私の家に行こう」
ほむほむ「ホムーーー♪」トタタタ
ほむほむは歓喜の鳴き声を上げると、一目散に巣の方向へと走っていった。
待ってても仕方ないのでついていくことにする。
草むらの奥から現れたのは、薄汚れた段ボール箱。
その中に新聞紙を敷き詰めており、少しでも快適な空間にしようという工夫が窺える。
まどまど「マッドォ?」ダァレ?
ほむほむ「ホムッフウ」カッテクレルヒトダヨ
仔ほむ「ホミャァ♪」カイホミュカイホミュ♪
仔まど「ミャロロォ♪」オイチイオカシ♪
・・・まったく、無邪気なものだな。
―――――――――――
――――――
―――
「さぁ、お入り。」
ほむほむ「ホムホムゥ」キョウカラココガ
まどまど「マドマド」ワタシタチノオウチ
仔ほむ「ホミャミャァ」トテテテ
仔まど「ミャロローホミュラチャーン」トテテテ
家に着くなり、親どもは『新しい家』を品定めするが如くジロジロと見回し、子供は楽しそうに追いかけっこをしている。
本当に、無邪気なものだ。
私は子供たちをヒョイと摘み上げ、ビニール袋の中に入れた後、玄関のドアノブから吊り下げた。
仔ほむ「ホミュ!?ホミュミュミュミュミュー!!?」イキグルシイヨー! ガサガサガサ
仔まど「ミャロロロロロロー!?ホミュラチャーーーーン!!!!」オカーターン!! ガサガサガサ
ほむほむ「ホムッ!?ホムァ!!?」コドモォ!! ピョンピョン
まどまど「マッドォ!!!ホムラチャーン!!!」コドモニナニスルノ!! キッ!!
「何を言ってるんだい? 私は家においでとは言ったが、飼いほむにするなんて一言も言ってない。
君たちが勝手に勘違いしただけさ。」
ほむほむ「ホムゥ!!ホムホムゥウ!!」イイカラ コドモヲカエシナサイ!!
まどまど「マドドォ!!!マドマドォ!!!」コドモチャン!! イマタスケテアゲルカラネェ!!
仔ほむ「ホミュー!!!ホミュー!!!」ガサガサガサ
仔まど「ホミュラチャーン!!ホミュラチャーーーーン!!!!」ガサガサガサ
「しょうがないなぁ、ほら。」ドサッ
仔ほむ「ホミュッ!!!!
仔まど「ミャギッ!!!」
ほむほむ「マドカーーーー!!!!」トテテテ
まどまど「ホムラチャーーーン!!!!」トテテテ
親どもが袋の中に入ったのを確認すると、入り口をキツく縛り、またドアノブに結び付ける。
ほむほむ「ホムムムム!!!ホムウゥ!!!」ダシナサイ!!ダシナサイ!!
仔ほむ「ホミャーーーーーン!!!」コワイヨーーー!!!
「出してほしいか? そうだなぁ、なら簡単なゲームをしてもらおう。」
仔まど「ミャドォ?」ゲーム?
まどまど「マドマドマドォ!!」フザケナイデ!!
「そうか・・・ならしばらくそのままで入ればいい。」
私はクーラーの電源を切り、もうひとつのクーラーがある二階の部屋に上がっていった。
――――――・・・・・
10分後
ほむほむ「ホムムゥ・・・」アツイネ・・・・
まどまど「マドドォ」マタスズシクナッテクルヨ
仔ほむ「ホミャァホミュホミュ」オナカシュイタ
仔まど「ミャドォ・・・」ノドカラカラダヨ・・・
ほむほむ「・・・・・・」
1時間後
トントントン・・・
「やぁ。」
ほむほむ「ホム・・・・」グッタリ
まどまど「マドォ・・・・」ヘナヘナ
仔ほむ「ホミュ・・・」
仔まど「・・・・・・」
「さすがにこの気温の中、ただでさえ暑苦しいビニール袋に入っていたら、喉が渇くどころか脱水症状になってしまう」チャポン
私が手にしているジュースが目につくと、親どもがまた元気よく騒ぎ出した。
ほむほむ「ホムホム!!ホムムーッ!!!」ソノミズヲチョウダイ!!
まどまど「マドドマド!!!マドーッ!!!」コドモガタイヘンナノ!!
「へぇ、じゃあ、ゲームを受ける気になったのかな?」
ほむほむ「・・・・・・・・・」
まどまど「・・・・・・・・・」
「往生際が悪いな。ゲームをやり遂げたらこのジュースをあげるって言ってるのに。」
ほむほむ「・・・・・・マドカァ」
まどまど「・・・・・・ホムラチャン」コクン
「よろしい」ガサガサ
私はビニール袋の中から仔ほむを取り出すと、机の上に置いた。
仔ほむはぐったりしている。
まどまど「マドド!!?」
「何驚いてるんだ?自分たちがやるとでも思ったのか・・・。何でちゃんと質問をしないんだ」
ほむほむ「ホムムゥ!!!ホムホムホムゥ!!!」コドモチャンハタイヘンナノヨ!!
「知らないな、そんなこと。
元はと言えばきちんと子供の体調を管理しておかないお前たちが悪いんじゃないか。」
まどまど「マドォ・・・・」ソンナァ・・・・
「おい、起きろ。」ツンツン
仔ほむ「・・・・ホミュ?」
「ルールは簡単。そこのアルカリ電池を、そこのリモコンに差し込んで蓋を閉めるだけだ。」
仔ほむ「ホミュウ♪」ナンダ、カンタンダヨ♪
まどまど「ガンバッテ!!!!」ガサガサガサ・・・
ほむほむ「ホムムムム!!!ホムーーー!!!」ムリシナイデネ!!!!
仔まど「・・・・・」ユサユサ
仔ほむ「ホミュッホミュッ・・・・」ズリズリ
ガチャン
仔ほむ「ホミュ・・・ホミュ・・・・」ズリズリ
ガチャン
バチン!
仔ほむ「ホミュー!」ヤッター!
「やるなぁ。じゃあ約束通り・・・」
仔ほむ「ホミュ・・・・?ホミュウ!」エ? オテテガ・・・アツイ!?
仔ほむ「ホ・・・ホミュウウゥゥゥゥウゥウウウウウウウ!!!!????ホミャアァァァァアアアアア!!!!!!」ジュワアァァァアアアアアア