さやか「お邪魔しまーっす！」
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homuhomu_tabetai
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作者：n8BpbTgdo
866 名前：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)[sage] 投稿日：2011/07/09(土) 03:19:21.75 ID:n8BpbTgdo
―――まどホーム―――
さやか「お邪魔しまーっす！」
まどか「あっ、いらっしゃいさやかちゃん。今日はちょっと遅かったんだね？」
さやか「いやー、ごめんごめん！ 色々と準備に手間取っちゃってさー」
まどか「ふふっ、わたしは全然気にしてないよ。
……それで、例のものは持ってきてくれた？」
さやか「ふっふっふー、さやかちゃんは期待を裏切らない女……！」ｶﾞｻｺﾞｿ
さやか「これが、発売初日から売り切れ続出の最新ゲームソフト『ほむほむハンター』だっ！」ｼﾞｬｰﾝ
まどか「わぁ……！ すごい、すごいよさやかちゃん！ これで思う存分一緒に遊べるね！」
さやか「ところで、これで遊ぶにはほむほむが必要なんだけど……まどか、頼める？」ﾆﾔｧ
まどか「ｳｪﾋﾋ、それはわたしに適任だね。まかせて、さやかちゃん！」
ﾄﾞｽﾝｯ
親ほむ「ﾎﾑｩｰﾝ」
仔ほむｓ「「「ﾎﾐｭﾎﾐｭｰﾝ!」」」ｷｬｯｷｬ
さやか「大きいケージだね。中には親ほむ1匹と、仔ほむが1,2,3,……7匹もいる」
まどか「この子たちは赤ん坊のころからわたしがお世話してたの。警戒心なんてないに等しいよ」ｶﾞﾁｬｯ ﾋｮｲｯ
仔ほむ１「ﾏﾄﾞｶｧｰ///」
仔ほむｓ「「「ﾎﾐｭ､ﾎﾐｭﾐｭｰﾝ!」」」ｽﾞﾙｰｲ!
親ほむ「ﾎﾑﾎﾑ､ﾎﾑﾝ」ﾆｺﾆｺ
さやか「これから何が起こるかも知らずに……のんきなもんだね」ﾆﾔﾘ
まどか「ｳｪﾋﾋ……それじゃほむほむ。これからみんな一緒に、
わたしたちとゲームをして遊ぼうか。きっと楽しいよ～♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
仔ほむ１「ﾎﾐｭｰﾝ///」
仔ほむｓ「「「ﾎﾐｭﾎﾐｭｰ!!」」」ｴｲｴｲｵｰ!
親ほむ「ﾎﾑﾎﾑﾝ!」ｶﾞﾝﾊﾞﾛｳﾈ
さやか「……ぷっくくｗｗｗｗｗｗ」
さやか「まどかー、ゲーム機の電源つけるよー？」
まどか「オッケーだよ！」
ｶﾁｯ ｳｲｨｰﾝ
まどか「それじゃわたしは今のうちに、ほむほむ用体感コントローラーをセットしておくね！
ほむほむー、出ておいでー！」
ほむほむｓ「「「ﾎﾑｩ! ﾎﾑﾎﾑｰ!!」」」ﾄﾃﾄﾃ
さやか「ああ、コントローラーもちょうど8個だね。あたしも手伝うよ」ｶﾞｻｺﾞｿ
まどか「うん、ありがとうさやかちゃん！
……良かったねほむほむ、順番待ちしなくていいみたいだよ？」
仔ほむｓ「「「ﾎﾐｭ､ﾎﾐｭﾎﾐｭｰﾝ♪」」」ｷｬｯｷｬ
さやか「このコントローラーは矯正ギプスみたいになってるから、
面倒でもほむほむをちゃんと捕まえてから付けなきゃダメなんだよねー」ｶﾞｼｯ
仔ほむ１「ﾎﾐﾞｭｯ」
ｷﾞﾁｷﾞﾁｷﾞﾁ ﾎﾐﾞｬｱｱｧｧｧ!!?
ｶﾞﾁｬﾝｯ
仔ほむ１「ﾎﾐｭｰ……」ｸﾞｯﾀﾘ
さやか「うわー、コントローラー着けただけでぐったりしてるよ」
まどか「わぁ、面白そう！ それじゃわたしも！」ﾑﾝｽﾞｯ
仔ほむ２「ﾎｯ､ﾎﾐｭｳｩｩ……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
ｷﾞﾁｷﾞﾁｷﾞﾁ ﾎﾐﾞｭｳｳｩｩｩ!?!
仔ほむ２「ﾎｧ……ｯ」ﾋﾟｸﾋﾟｸ
まどか「よし、出来たよさやかちゃん！」
さやか「上手いねまどか。さあ、まだあと6個もありまちゅよーん♪」ﾜｷﾜｷ
まどか「みんな一緒だからね！」ﾆｺﾆｺ
ｶﾞｼｯ ﾑﾝｽﾞｯ ｷﾞﾁｷﾞﾁｷﾞﾁｷﾞﾁｨ!
仔ほむｓ「「「ﾎｯ､ﾎﾐｭｳｳｳｩｩｩﾝ!!?」」」
親ほむ「ﾎﾑｧ……! ﾎﾑｩ､ﾎﾑｩｰｰ!!」ﾔﾒﾃｰ!
まどか「ｳｪﾋﾋ、慌てなくていいよー。お母さんほむほむにも、ちゃんとつけてあげるから♪」ﾑﾝｽﾞｯ
親ほむ「ﾎｯ!? ﾎ､ﾎﾑｧｯ……!!」
ｷﾞﾁｷﾞﾁｷﾞﾁ ﾎﾋﾞｬｱｱｱｧｧｧｧｧｰｰｰ!?!!
ほむほむｓ「「「…………」」」ﾋﾟｸﾋﾟｸ
さやか「うわー、きっつー……かなりの重労働だったね」ﾃｸﾋﾞﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
まどか「うん。でもこれで、ほむほむたちみんなにゲームを楽しんでもらえるよ！」
ほむほむｓ「「「ﾎｯ､ﾎﾑｩｰ……」」」ﾓｿﾞﾓｿﾞ
さやか「ふふっ、実はゲームが始まる前にとってもリアルなムービーが入ってるんだ」
まどか「へぇー、最近のゲームはすごいねー」
さやか「このムービーは臨場感があって最高だよ！ ほむほむたちにもしっかり見せてあげなきゃ！」
まどか「ｳｪﾋﾋﾋ、楽しみだなぁ♪」
ほむほむｓ「「「ﾎﾑﾎ､ﾎﾑｩｰﾝ……?」」」ﾅﾆｶﾞﾊｼﾞﾏﾙﾉ?
※ムービー中のセリフは『』、まどかたちやリアルのほむほむのセリフは「」で書きます
―――ムービー・森の中―――
ｻﾞﾜｻﾞﾜ…… ｶﾞｻｶﾞｻｯ!
ほむほむ１『ﾎﾑｩｰ!』ﾋﾟｮｺﾝ
ほむほむ２『ﾎﾑﾎﾑﾝ』ﾋﾟｮｺﾝ
ほむほむ３『……ﾎﾑｧ』ﾋﾟｮｺﾝ
仔ほむｓ「「「ﾎﾐｭｯ! ﾎﾐｭﾎﾐｭｰ!!」」」ﾅｶﾏﾀﾞｰ!
まどか「このほむほむたち、3匹集まって行動してるね」
さやか「一応野生のほむほむって設定らしいよ……って、目を離しちゃだめだよまどか！
ここからがいいとこなんだから！」
まどか「そ、そうなんだ……」
ﾐｼﾐｼﾐｼ ｽﾞｼｰﾝ!
ほむほむ１～３『ﾎﾑｧ!?』ﾋﾞｸｯ
ほむほむｓ「「「ﾎﾑｩ!?」」」ﾋﾞｸｯ
まどか「えぇっ、あんな大きな木をなぎ倒すなんて……！？」
さやか「すっごくリアルでしょ？ そーれ、ほ食者あんあんのお出ましだー！」
あんあん『ｱﾝｱﾝｰ!!』
ほむほむ１～３『『『ﾎﾑｧ､ﾎﾑﾎﾑｩｰ!?』』』ﾆｹﾞﾛｰ!
あんあん『ｱｵｵｵｰﾝ!』ｼﾞｬﾝﾌﾟ
さやか「さすがあんあん、すっごいジャンプ力！」
ﾄﾞｼｰﾝ ｸﾞﾁｬｯ
ほむほむ１『ﾎﾋﾞｬｯ』ﾍﾟｼｬﾝｺ
まどか「一撃でほむほむがぺしゃんこだぁ！」
ほむほむ２，３『『ﾎｯ､ﾎﾑｳｳｳｩｩｩｰｰ!!?』』ｶﾞｸｶﾞｸ
あんあん『ｱﾝｯ! ｱﾝｯ! ｱﾝｱﾝｱﾝｯ!!!』ﾊﾟﾝﾁ! ﾊﾟﾝﾁ!
ほむほむ２『ﾎｯ!? ﾎﾋﾞｭｯ!!? ﾎﾋﾞｬｱｱｱｧｧｧ!!?!!』ﾋﾟｭｰﾝ
ﾋｭﾙﾙﾙﾙ…… ｸﾞﾁｬｯ
ほむほむ２『』
仔ほむｓ「「「ﾎﾐｭﾎﾐｭﾎﾐｭﾎﾐｭ……」」」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
親ほむ「ﾎｰﾑ､ﾎﾑﾎﾑﾝ」ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞﾀﾞﾖ
あんあん『ｱｵｰﾝ! ｱｵｵｵｵｫｫｫｰｰｰﾝ!!!!』ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ
ほむほむ３『ﾎｯ､ﾎﾑｩ!?』
さやか「おっ！ 出るか、あんあんの必殺技！？」
まどか「あんあんの手に槍みたいなものが……！」
あんあん『ｱﾝｱﾝｱﾝｰｰ!!!』ｼｬｷｰﾝ
ほむほむ３『ﾎｯ､ﾎｯ､ﾎﾑﾎﾑｩｰｰｰｰ!!!』ﾀﾞｯｼｭ
あんあん『ｱｰﾝ……ｱﾝｯ!』ﾔﾘﾅｹﾞ
ﾋﾟｭｰﾝ ｻﾞｸｯ ﾎﾋﾞｬｱｱｱｱｱｧｧｧｧ!!?
まどか「うわぁ。あのほむほむ、上半身と下半身が分かれちゃったよ……」
ほむほむ３『ﾎｯﾞ……ﾎﾋﾞｬｧ､ｯ……』ﾋﾟｸﾋﾟｸ
仔ほむｓ「「「ﾎﾐｭｰ……ﾎﾐｭﾎﾐｭｩｰｰｰ!!!」」」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さやか「ああもう、うるさいなあ」ﾍﾞｼﾝ
仔ほむ２「ﾎﾐﾞｬｯ」
親ほむ「ﾎﾑｩ!? ﾎﾑﾎ､ﾎﾑﾎﾑﾎﾑｩ!!」ﾔﾒﾃｰ!
まどか「こら、ほむほむ！ さやかちゃんも落ち着いて。
……ねえほむほむ、これはゲームだから実際に起こってることじゃないの。
だから、あんなふうに酷い目に合ってるほむほむは現実にはいないんだよ」
仔ほむ２「ﾎﾐｬｧ……?」ﾎﾝﾄ?
親ほむ「……ﾎﾑﾎﾑｩ?」ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ?
仔ほむ２「……ﾎﾐｭｰﾝ」ｳﾅｽﾞｷ
さやか「そうそう、わかればいいのだー！
……みんな静かに見てないと、あんたたちもああなっちゃうよ？」
仔ほむｓ「「「ﾎﾐｭｯ!? ……ﾎﾐｭﾎﾐｭｰﾝ」」」ｺｸｺｸ
ほむほむ３『ﾎｧﾞｯ……ﾎｯ……』ｽﾞﾙｽﾞﾙ
まどか「あっ。さっきのほむほむ、上半身だけで逃げようとがんばってるみたいだね」
さやか「あの状態で逃げられるわけないのにねー」ﾆﾔﾆﾔ
ほむほむ３『ﾎｯﾞ……ﾎｯﾞ……ﾎ､ﾑﾞｩ……?』ｶﾞﾂﾝｯ
あんあん『……ｱﾝ♪』
ほむほむｓ「「「……ﾎﾑｳｯ!?」」」
さやか「ほーら、やっぱりあんあんに先回りされちゃってるｗｗ」
あんあん『ｱﾝｱﾝ』ﾑﾝｽﾞｯ
ほむほむ３『ﾎｯﾞ……! ﾎｯﾞ……!!』ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
ｷﾞﾁｷﾞﾁｷﾞﾁｨ
まどか「うわあ、上半身しかないほむほむがさらに左右に引っ張られて……！」
さやか「やっぱここが一番の見どころだわー」
あんあん『ｱｵｵｵｵｫｫｫｰｰｰﾝ!!!』ﾐﾁﾐﾁﾐﾁ
ﾎﾑｱﾞｱｱｱｱﾞ ﾌﾞﾁｨｯ
ほむほむｓ「「「ﾎﾑﾞｧｯ!? ﾎﾑｩ……ﾎﾑﾎﾑｩｰﾝ!!!」」」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さやか「……ふぅ、ムービーはこれで終わりだよ」
まどか「よしよし、よく頑張ったねほむほむ？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ほむほむｓ「「「ﾏｯ､ﾏﾄﾞｶｧｰ!!!」」」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
HOMUHOMU HUNTER
PRESS START
さやか「おおー、タイトル画面が表示されたよ」
仔ほむｓ「「「ﾎﾐｭｰﾝ､ﾎﾐｭﾎﾐｭ」」」ｺﾜｶｯﾀﾖ
親ほむ「ﾎﾑﾎｰﾑ､ﾎﾑｰﾝ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
まどか「……それにしてもすごいムービーだったね、さやかちゃん？」ﾋｿﾋｿ
さやか「うん、本当によくできた実写だよね。あたしも最初はびっくりしちゃったよ」ﾋｿﾋｿ
まどか「ｳｪﾋﾋﾋ、やっぱり実写だったんだ。やけにリアルだと思ったよー」
さやか「ほむほむごときにCG使ってらんないしね。本物を実際に殺してみせたほうが受けもいいし経済的！」ｽﾀｰﾄﾎﾟﾁｯ
ﾎﾋﾞｬｱｱｧｧｧ!!!(決定音)
ほむほむｓ「「「ﾎﾋﾞｬｱｱｱｧｧｧ!!?!!」」」ﾋﾞｸｳｯ
―――戦慄！ 恐怖の虐殺ゲーム編につづく！―――
