家族は一緒
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作者:9jA1XV4M0
258 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/03/09(土) 03:33:21.37 ID:9jA1XV4M0
ほむほむとまどまどの番を半年も飼っていたら、仔どもを十五匹も産んで大家族になった。
年長の仔まどの歌に合わせて、仔ほむ達が腰フリフリ、仔まど達がお尻フリフリ、わいわいがやがや踊り騒ぐ。親ほむ、親まどは肩を並べてその様子を眺めて、まるで温泉に浸かっているかの様な満足顔。
遊び疲れると、一家は幼い仔を中心に寄り添い、ベタベタのチョコレートみたいに、お互いにじゃれ合って甘え尽くす。仔ほむと仔まどが、姉妹で顔をペロペロ舐め合う。親ほむ、親まどの膝まくらや胸に抱いてもらう特権を争って、ホミィィ、ミャドミャドと五月蝿い。
もしも家族が離れ離れになってしまったら、どうするか、一度ほむほむに聞いてみた。
家族が一斉に、うるうる涙目になって、そんなの絶対に嫌だと騒ぎ立てた。
まどまどは、短い両腕をいっぱいに広げて、仔ども達を抱きかかえた。
ほむほむは、離れ離れと云う想像だけで堪え切れずに嗚咽を漏らした。
仔ほむや仔まどはもう、まどまどのフリルのスカートに潜り込んだり、ほむほむの長い黒髪に縋り付いたりと、大変な状況になってしまった。
だから……大丈夫、決して離れ離れなんかにならない様にしてあげる……と約束したら、今度は泣いてよろこび始めた。
約束を守る為、箱を用意した。
透明なアクリル樹脂の箱で、特注で作らせた。
その大きさは、両親を含めた十七匹のほむまどをすし詰めにして、都心の満員電車に相当する混雑ぶりになる様に調整してある。
家族を、潰れる限界ギリギリまで押し込んで、ギュウギュウ詰めにする。そして蓋を閉じる。
窒息されては困るので、空気穴はちゃんと開けてある。
親ほむ、親まど、仔ども達の顔が、内側から透明なアクリル板に張り付き歪んでいる。数匹の仔ほむは、まるでヨガのポーズの様な複雑で不自然な姿勢のまま、身動きが取れなくなっている。
仔まどのお尻に顔を突っ込む形になった仔ほむも居る。
皆、それぞれに手足が不自然に曲がり、家族同士で圧迫しあい、苦悶に呻 いている。
背中がエビ反ったままや、窮屈に背を丸めたままのもの。顔が横を向いた状態、胸を圧迫され呼吸するのもままならず、顔を赤く染める仔たち……。
ホムゥゥゥゥ・・・ホビャァアアアアアアアアア!!!!
マデョ・・・マドォォオオオオオオオオオ!!!!!
ミャロ・・・ミャァアアアアアアア!!!!
ホミュ・・・ホ・・・ミィィィィィイイイイイイイイ!!!!!
ミャ・・・ミャ・・・ミャ・・・
ホミィ・・・ミミミミミミ・・・
最初の一日は、家族が声を揃えて喚き散らしていた。
狭い、苦しい、息が出来ない……声が嗄れ、泣き疲れるまで叫び通しだった。
出して、出して、出して……オネガイ、ココから、出して!!!
身動きをすればそれだけ、余計に姿勢が乱れて苦しくなるのに、それに気づかぬ愚かなほむまどである。
アクリル樹脂に、ほむほむの吐く白い息が嘆きの霧となって雫を滴らせた。
二日目になると、垂れ流した糞尿の臭いが充満して、随分とひどい状態になった。
ほむほむは妊娠していたらしく、狭い中でお腹が膨れている。まるで駅のホームから眺める満員電車みたいで、苦しげに誰もが誰かを押し、お互いを潰し、潰されている。
三日が経つと、幼い仔たちは元気を失った。グッタリして声も出ない。
餓死されても困るので、細い注射針を刺し込んで水分と栄養補給はちゃんと施す。
アクリル樹脂にへばり付いた顔が、恨めしそうだ。身動きもできない狭さと云う地獄から、外の広さを渇望する憤怒の視線……。
四日が過ぎた頃、それまで、ご主人ご主人と愛想を振りまいていたその口から、人間を口汚く罵る罵声が溢れた。ケモノみたいに呻き、口から泡を吹きながら、語彙の少ないほむ語の限りを尽くして、呪いに等しい罵詈雑言をわめき立てた。出せ、チクショー。
愛し合う家族が、密着したお互いの視線を避け、ただひたすら苦しみに耐えている。密閉空間で生暖かい小便を垂れ流し、やがてそれが冷えて自分自身と愛しい姉妹の体力を地味にじわじわ削りとって行く。
五日目にして、最初の一匹が死んだ。
予想通り、幼い仔ほむだった。
ホ・・・ミミミミ・・・ミィィィィィ・・・
喉が潰れる様な声を絞り出して目を閉じた。二度と目覚める事は無かった。
もぞもぞ、身動きを試みる度に、余計に苦しくなる。通常下では優しげなまどまどの表情も、一切の余裕を失って険 しい。死に行く仔どもに手を延ばす事も出来ず、密着しながらも届かない、その果てしない距離を嘆いている。
六日が経ち、罵詈雑言の無力を思い知ったのか、今度は請願を始めた。
許して……オネガイ、もう耐えられない……みんな死んじゃう……苦しい……これ以上無理……と。
そんな押しくら饅頭の最中、年長の仔まどが皆を励ます様にか細い声で歌い始めたが、呼吸さえ苦しい状況下でその歌も長くは続かなかった。
七日目、ほむほむが出産して状況が悪化した。産まれ落ちた赤ん坊が他の姉妹を圧迫して、数匹が同時に息絶えた。
夜になる頃には、見たところ半数以上が絶命していた。
生きている仔たちも、箱の中で圧迫されて血流が悪いせいか、手足が壊死していた。
ほむまど達は、もう自分の呼吸を確保する以外、全てを諦めている風に見える。
八日目、親ほむと親まどを残して全滅。やはり生命力の強い、成長した個体が生き残った。
腐臭を放つ糞尿と仔ども達の屍の山から、親二匹を救い出す。だいぶ弱っていたが、元居た広いケージに戻してやると、どうにか生き長らえることには成功した様子だ。
自身の衰弱もあるだろうが、番のほむまどは、一気に全ての仔を失ったショックに打ちひしがれていた。計画性も無く仔を産むと、再び同じ目に合うぞと忠告しておいた。
この無残な悲劇を忘れない様に、アクリル樹脂のケースをケージから見える場所に置いた。圧縮地獄を味わった経験を活かして欲しいものだ。
そう願ったが、一週間後健康が回復するやいなや、まどまどが性器をいきり立ててほむほむにのしかかり、一心不乱に交尾を始めたところを見ると、おそらく教訓は活かされまい。
アクリル樹脂の箱がもう一度必要になる日も、そう遠くはないだろう。
終わり
- 最高の躾方、この作者にはまた書いてもらいたい
- これ繰り返して欲しい
この糞虫どもにトラウマ与えるまでね