チェイスルールとは、PCが何かを追いかけている場合、もしくはPCが何かから逃げている場合、その追跡・逃走が成功したかどうかを判定するルールである。
ここではチェイスルールの詳しい内容を説明する。
チェイスの流れ
チェイスは一直線のフィールド上で行われる。
チェイスの流れは以下の表のように処理される。
1.初期位置の決定
↓
2.行動順の決定 ←───────────────────────┐
↓ │
3.行動キャラクターが1前進する │
↓ │
4.任意の能力値で判定を行う │
↓ │
5.成功した場合、能力値に応じた効果を発揮する │
失敗した場合、何も起こらない │
↓ │
├─────────────────────────────────┘
↓
6.全員の行動が終了した場合、全員を未行動状態に戻し2番に戻る
初期位置の決定
初期位置はすべてGMの裁量で決定する。
行動順の決定
チェイス時の行動順は戦闘時と同じように行動値の高い者から先に行動する。
このとき、行動値が同じ場合はNPCよりもPCが先に行動し、PC同士の行動値が同じ場合は任意のPCから行動して良い。
また、チェイス時にはスキルが使えないため、インタラプトスキルは使用出来ない。
チェイス時の能力値判定
格闘、魔法、般教、語学、コミュ力のどれかを選び、判定する。
この能力値判定は行わずに終了しても良い。
能力値判定が終了したとき、キャラクターは行動済み状態になり、行動順の決定に参加できなくなる。
射程:なし
達成値:7 必要成功度:1
成功した場合、自身のみ成功度の数値だけ前進する。
効率の良い体捌きで自分のスピードを上げる行為。
射程:5マス
達成値:対象の回避値 必要成功度:1
成功した場合、対象の位置を成功度の数値だけ後退させる。
簡単な魔法で相手を牽制し、速度を落とさせる行為。
射程:5マス
達成値:8 必要成功度:1
成功した場合、対象が次の行動時に行う能力判定の達成値を1下げることが出来る。
路面や相手を観察し、効率的な行動を取れるよう助言する行為。
射程:10マス
達成値:対象の精神抵抗値 必要成功度:2
成功した場合、対象が次の行動時に行う能力判定の種類を指定できる。ただし対象のいない行動は取ることが出来ない。
挑発し、相手の行動を誘導する行為。
射程:10マス
達成値:対象の精神抵抗値 必要成功度:2
成功した場合、対象は次の行動時に追加で2前進する。
味方を鼓舞し、速度を上げさせる行為。
最終更新:2013年11月20日 22:06