基準 | ||
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個人内/絶対的 | 相対的 | |
接近 | 熟達接近目標(例:わかるようになりたいから) | 遂行接近目標(例:よい成績がとりたいから) |
回避 | 熟達回避目標(例:習得できないのがいやだから) | 遂行回避目標(例:無能だと思われたくないから) |
目標の優れた特性 | 目標設定の例 |
---|---|
目標の「具体性」 | 具体目標:私はテストで得点をB以上に上げたい。 一般目標:私はテストでよい点をとろうとする。 |
目標の「接近性」 | 近時目標:私は授業の最後までに1ページの問題を終えよう。 遠隔目標:学期の終わりまでに、この本を終えよう。 ※遠隔目標より近時目標の方が学習に効果的 |
短期間と長期間の目標の「階層的組織」 | 短期目標:授業で課題にされた外国語単語の定義をマスターする。 長期目標:言葉の自発的な会話の中で語彙を増やす。 ※短期と長期の目標が階層的になっている方が学習に効果的 |
目標間の葛藤の「調和」と不足 | 優等生のリストに載せられたいという私の目標は、両親の目標と一致する。 |
「難しい」あるいは意欲的な目標 | スペイン語の本の動詞全部を学習するという私の目標は、難しいができるものだ。 |
自己設定目標と指定された目標の「起源」 | 自己設定目標:私は学校で少なくともCで代数コースをパスする。 指定された目標:先生は、私が少なくともCで代数をパスすることを期待している。 ※自分で選択した目標は、他人から課された目標よりも効果的 |
目標の「意識した」質 | 練習を通して向上しようとするなら、エッセイの書き方をモニターしなければならないことに私は気づいている。 |
学習過程か遂行結果への目標の「焦点化」 | 私の最初の目標は、作文のクラスで成績を上げるような「遂行結果」に移る前に、作文の修正過程を学ぶことが中心である。 |
フローの生起条件 | |
---|---|
1 | 活動の難しさのレベル(挑戦のレベル)とその活動に取り組むための行為者の能力のレベルが「高次でつりあっている」こと。 |
2 | 活動の瞬間瞬間の目標が明確であり、自分が目標に近づいているかどうかや課題をちゃんとこなしているかどうかといったフィードバックが即座に得られること。 |
4チャンネル・フローモデル | ||
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能力レベル低い | 能力レベル高い | |
挑戦レベル高い | 不安状態 | フロー状態 |
挑戦レベル低い | アパシー状態 | 退屈/リラックス状態 |
ステップ1 | 目標を立てる |
ステップ2 | 目標に対し必要なステップやタスクを分解し、それに向けて全体の大まかなスケジュールを作る |
ステップ3 | 大まかなスケジュールを細かく分け、タスクベースとその日1日の目標を作る |
ステップ1 | 目標を知り、具体的なゴールを設定する。 | 「長期的な目標」(○○大学に合格する)を知り、やるべきことを逆算した上で、さらにそれを掘り下げて「短期的な目標」(6月の試験で平均80点を取る)に対する逆算もすることが必要となる。ここで目標を知るとは、「自分の目標を達成するのに必要な知識を得る」⇒「現時点の自分の状況も把握しておく」⇒「目標と現状のギャップから試験までにやるべきToDoを洗い出す」という作業である。 |
ステップ2 | ゴールまでにやりたいことを決める | 予備校に行くべきなのか、行くとしてどこに行くべきか、どんな参考書を使用すべきかを決める必要がある。これらを最短で知る方法は「自分よりゴールに詳しい人に教えてもらう」ことであり、「合格者や優秀な人が、信頼できる・優秀だと指名した人」に聞くのがベスト。そして、一人ではなく複数人に聞くこと。また、アドバイスをうのみにせず、自分なりに腑に落ちるところを参考とするのが大事。 |
ステップ3 | やるべきことをスケジュールに落とし込む | 「この参考書は2週間でこなす」「その次はこの参考書と問題集を同時並行で1か月ほどかけてこなす」といった具合に参考書単位でのざっくりとしたToDOリストを作る。大雑把にスケジュールを立てて、あとは実践しているうちに適宜修正していく方法がお勧め。予定通りにいかないこともあるが、「勉強を途中でやめない」ことが重要。ペースダウンした時も落ち込まず、続けることだけを考える。 |
ステップ4 | 実践する | 最終的には、どれだけ実践できるかが勝敗を分ける。目標を達成できるかどうかは、「どれくらい頑張れるか」という量的な部分と「目標への最短距離となる正しい方向に向かって頑張れるか」という質的な部分の2つで決まる。後者の質を高める方法として、「全体像を意識すること」と「アウトプット」の二つが重要なカギとなる。勉強しなければならない全範囲を「1本の木」に例えると、幹は「重要な部分のみを一貫したストーリーの中で説明したもの」であり、枝葉は「試験の出題頻度が幹よりも低い派生した知識」、枯れ葉は教科書に載っているものの、試験に出ないマニアックな知識にあたる。「全体像を意識する」とは、幹を見極めてそれを育てること、そして枝葉を勉強するときは、幹のどの部分から派生するしているのかを意識すること。「問題集を解く」、「人に教える」といったアウトプットの勉強法は、記憶しながら理解しているかを確認できる最も効率的な方法。 |
ステップ5 | 進み具合(進捗)を定期的に確認する | これは、ステップ4と同時に行う。学習が計画通りに進んでいるか、そして学習した内容がしっかり身についているか、さらに、自分が立てた計画の方向性が間違っていないか振り返る。重要なのは、計画を状況の応じてその都度変えていくこと。自分が立てた計画も「そのとき最良だとして立てた仮説」に過ぎない。その都度立てた仮説を検証して改良(PDCAをしっかり回す)していかなければ、成長はとまってしまう。 |
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(記載例)【10代 高校生 佐藤太郎(ニックネーム)】
私は、○○の時には○○することで○○しています。
【30代 会社員 管理人】
管理人は、あまりコツコツすすめるのが得意ではないし、性に合わないので、水上颯さんが進める日めくり式に近い方法で目標を立てて勉強しています。具体的には、「○○試験を合格する」と目標を立てたら、そこまでに読むべき教科書・参考書、解くべき問題集を列挙して、「〇月までにこの参考書を読み切る」とざっくりと計画を立てます。そこからは、一日に確保できる勉強時間がほとんど決まっているので、その時間内に猪突猛進で進めていきます。計画通りに進まないこともよくあるので、特に気を付けるのは、優先順位ですね。
【一流の勉強】https://progress-study.co.jp/media/studygoal/
目標設定の具体的なステップ
①ゴールを設定する
②そのゴールを達成するために必要なことを書き出す
③優先順位をつける
④1ヶ月の達成目標を決める
⑤1日にやる勉強を決める
⑥目標を確認してもらう
⑦立てた目標と行動内容に従って取り組む
⑧1ヶ月ごとに目標と行動を見直して修正していく
【武田塾】https://www.takeda.tv/marugame/advice/post-162382/
志望校合格という高い目標を達成するため、勉強時間もいきなり高い目標で取り組もうとする人が多いです。
ですが、それは間違いです。
これまで1日2時間ぐらいしか勉強してこなかった人が、いきなり明日から5時間勉強やろうと思っても、「言ったものの…正直厳しい…」というネガティブな気持ちがよぎるはずです。
そんなマインドで取り組んでも、十中八九、その目標は失敗します。
(中略)
とにかく重要なのは達成できる短期目標を立てることです。
毎日2時間20分勉強できるようになったら、また同じように20分増やし、今度は2時間40分勉強することを目標にしましょう。
そしてそれができれば3時間と、徐々に勉強できる時間を伸ばし、最終的に1日5時間勉強できるようになればOKです。
【さすらいの塾講師】https://omoukoto.net/mokuhyousettei-yarikata/
《挫折しない!》勉強の目標を決めるポイントとは?
- 基本的には《大きな目標→小さな目標》と決めていく
- 逆に「小さな目標」から考える場合もある
- 「小さな目標」は1日の中で完結できるものにしよう
- 目標が決まったら具体的な勉強計画を立てよう
- 自分で決めた目標であること
- 頑張れば絶対に達成できる目標を設定する
- できるだけ数字を使った目標設定をする
【トラスト・パートナーズ社労士事務所】https://www.trustpartners-sr.jp/page_mokuhyosettei.html
●目標の立て方のコツ
では、「目標を達成できない理由」としては何が考えられるでしょう?
様々な理由が考えられますが、例えば、
「本気では達成を望んでいない目標だった」
「目標を途中で忘れてしまった」
「達成までの方法が分からず途方に暮れた」
「予想外のことがおきて気力がなくなった」
などが思い浮かぶのではないかと思います。
目標設定のコツは、こうした目標達成できない理由を予め想定して目標達成までの道のりを設計しておくことです。
※上記HPから「目標達成ルート★設計シート」をダウンロードできる。