1 | 念入りに観察して記述する |
2 | 説明や解釈を作り上げる |
3 | 根拠をもとに推論する |
4 | 関係づける |
5 | 異なる視点を考慮する |
6 | 核心を見抜いて結論を導き出す |
7 | 疑問に思って質問する |
8 | 複雑なものを単純化して深める |
1 | パターンを見つけて一般化する |
2 | 可能性とオルタナティブ(別の方法や考え方)を見いだす |
3 | 根拠、議論、実行を評価する |
4 | 計画し、実行をモニタリング(経過を観察)する |
5 | 問題、仮説、偏見を見極める |
6 | 優先順位、条件、何がわかっているかを明確にする |
読解力 | 素早く、かつ正しく文章の内容を理解し、文章を読み込んで理解する力 |
論理的思考力 | より深くその文章を理解し、論理の流れがクリアに追えるようになる力 |
要約力 | 他人に説明しやすい形にかみ砕く力 |
客観的思考力 | さまざまな視点からの意見、多角的なものの見方を持つための力 |
応用力 | 得た知識を他のところにも活かせるように、自分のものにする力 |
仮説作り | 文章を読む前の準備が、理解度とスピードを左右することになる。具体的には「装丁(カバーや帯)からヒントを得るようにする」という「装丁読み」と「自分がその本から何を学ぶのか目的をはっきりさせる」という「仮説作り」を行う。 |
取材読み | 本当に読解力を身に着け、本の内容を自分のものにするためには「読者」ではなく、「記者」にならかければならない。具体的には、相槌を売ったり、質問を考えたり、時にはメモをしながら前のめりになって本を読むという「取材読み」を行う。 |
整理読み | 本を読む上で気を付けないといけないことは「わかった気になる」こと。一言で言い表せない場合は「わかった気になっている」のと同じ。理解するために必要なのは、情報を整理して、一言で言い表せる状態にすること。整理読みとは、「著者のいいたいこと」と「それを補強する言説」を切り分けながら読むことである。 |
検証読み | 一冊の本からより多くのインプットを得るために、「同時並行で複数の本を読む」読み方が大事。これを「検証読み」といい、「意見の偏り」を避けるとともに、主体的に読むことことができる。 |
議論読み | 読んだ本の内容を活かせないのは、本と「会話」をしていないから。本と会話することによってその内容を理解し、情報を活かしやすい。そのための読み方が「議論読み」で、①「仮説作り」で作った仮説が外れていなかったのか確かめる「答え合わせ」②「整理読み」よりももっとコンパクトな要約を行う「アウトプット要約」③自分の感想・意見をアウトプットする「自分なりの結論」により、行うもの。 |
法則的知識 | 上層の知識で一般的な知識。ここで一般的とは複数の対象に対してその知s機を適用できるということ。 (例)「気温差が大きいと昼間の光合成量と夜間の呼吸量との差が大きくなって、当殿高いおいしい果物ができる」 |
接続用知識 | 中層の知識。個別的知識はこの接続用知識を介して法則的知識によって必然的に説明される。 (例)「山形県には内陸部が大きく、内陸部は気温差が大きい」 |
個別的知識 | 下層の知識で、個別的な事柄に関する知識。法則的知識から必然的には導かれない(必然的つながりにおいて隙間がある)。 (例)「山形県は果物の産地である」 |
対比的知識 | それぞれの条件下での状態が、反対であったり歴然と異なるものを、対比的に並べてあるような知識 (例)「凸レンズではものが大きく見える」と「凹レンズではものが小さく見える」 |
階層的知識 | 上位のものが持つ特徴が、それよりも下位のものすべてが共有する層構造をなす知識 (例)(上位)「動物は○○である。」-「哺乳類は○○である。」-「クジラは○○である。」(下位) |
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(記載例)【10代 高校生 佐藤太郎(ニックネーム)】
私は、○○の時には○○することで○○しています。
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〇流れを理解する
第一として、全体像、いわゆる全体としての話の流れを理解することが大切です。流れを押さえることで、どこが重要なポイントなのかある程度絞ることができます。
大まかな流れを理解するだけでも、全体でどのぐらいの分量があるかなどを正確に把握することができるので、まずは全体を見渡して、どのくらいの手順でもってこれが理解できるのかくらいは分析するようにしてみましょう。
〇基本から忠実にこなす
理解する勉強のおいては、基本が理解できていないと、次が理解できないという典型的な積み重ね式の勉強が要求されることが多いです。なので、理解できないと思った場合は、思い切って、1年前に習ったことでも復習をしっかりしましょう。
〇焦らずゆっくりと
理解する勉強においては、理解できなくて苦しむときも多いです。そういった時は焦らずゆっくりと理解できるように時間をかけましょう。
一度理解すれば、一気に解決することも多いので、焦らずにじっと考えるという時間がどうしても必要になってきます。ですが、それを耐えることによって、論理的思考能力が大幅にアップされていくので、ぜひ忍耐強く頑張りましょう。
【「第二の家」学習アドバイザー 勉強犬】https://blog.home-kobetsu.com/posts/13226817/
「最高の勉強法」は「読んで理解すること」
読んで理解する」ことが重要な3つの理由はつぎのとおり。
- 能動的に勉強できる
- 早い
- テストはその形のことが多い
「読んで理解する」力を鍛える方法はつぎのとおり。
- 多読(柔らかい文章や固い文章。好きな文章や嫌いな文章。物語やエッセイや新聞など)
- 成功体験(読んでできた!を増やす)
- 文法理解(指示語・接続語・具体抽象など最低限の文法や構造を理解して読む練習をする)
- 語彙を増やす(知らない言葉は調べる癖をつける・語彙強化の教材で練習する)
- 国語力(相手の求めるものを返す力)を鍛える
- 文章を読んで絵を描く
- 沢山会話する
【桜凛進学塾】https://www.ohrin.jp/column/comprehension/
勉強の理解力を上げる方法
- 基礎から学び直す
基礎から学び直すことが何よりも重要になります。参考書を何度も繰り返すことが最も重要になります。
間違えた問題には付箋やマークをつけておいて、こちらも同じ問題は間違えないつもりで学びましょう。
- 図を描いて知識の整理
物事の原因結果、繋がりを明確に見えるようにするため、知識を整理しやすくなります。
この方法で最も使いやすい方法として「マインドマップ」が挙げられます。
マインドマップとは、メインのキーワードから放射状に線を伸ばし枝葉を広げるように関連することを書き出していく書き方です。
複雑な物事を整理したい時など用いてみると、効率性も理解力も上がるのでお勧めです。
【FLAPS高校指導部】https://flaps-dream.com/highschoolcourse/82/
理解力を高めるためには整理する力を身につけることが大切です。
- 理解力とは物事の共通項に気がつくこと
- 物事の共通項に気がつくためには要約する力が必要
- 「要はどういうこと?」を考える
*1 R.リチャート・M.チャーチ・K.モリソン,「子どもの思考が見える21のルーチン アクティブな学びをつくる」,北大路書房,2015
*2 https://www.thg.co.jp/douyo/study/feynman-technique/
*3 西岡壱誠,「「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書」,東洋経済新報社,2018
*4 西村克彦,「間違いだらけの学習論 なぜ勉強が身につかないか」,新曜社,2017