概要
「白い龍(バニシング・ドラゴン)」
能力
「半減」「吸収」「反射」「減少」の能力を持ち、神すら怖れる猛毒をその身に宿している。
睨むだけで相手の攻撃を「半減」して勢いを殺すことが可能。
しかし、自身の「毒龍皇」としての性質を嫌悪しており、ヴァーリの覚悟に触れるまで実に2000年以上、毒蛇を意味する「グウィバー」の名と猛毒の力を封じていた。
活躍
かつての宿敵であった
ドライグの「乳龍帝」騒動に加え、自身も宿主のヴァーリの不用意な発言が原因で
オーディンに「ケツ龍皇」というあだ名をつけられてしまうなど心労が絶えず、一時は失語症にまで陥っていた。
そのため、歴代の白龍皇が「赤龍帝被害者の会」の設立を唱える事態となっている。
15巻ではドライグと同じくカウンセリングを受けており、玄奘三蔵に悩みを打ち明ける。相談を聞いた玄奘三蔵からドライグと語り合うことを提案され、16巻でドライグとお互い心が癒えるまで話し合い和解、ドライグと共に乳と尻を克服する。
宿主と共に「
D×D」に入っている。
「
邪龍戦役」では
アジ・ダハーカが展開した幻術を討ち破ったヴァーリの覚悟に触発され、自身がかつて捨てた名を受け入れ、共に「魔王化」に至る。
さらに「魔王化」に覚醒した影響により、「
地獄事変」の頃にはドライグと同じく復活を遂げ、顕現化が可能になる。
復活初戦では偽ドライグと戦い、強大な火炎の球を「半減」で松明の明かりまで弱体化させ、オーラ砲撃で土手っ腹に大穴を開けるなど圧倒的な差を見せつける。
『堕天の狗神 -SLASHDØG-』にも登場。
ヴァーリがまだ幼く未熟だったため、
アザゼルが用意した白い
ドラゴンのぬいぐるみ状のデバイスを利用して周囲と意思疎通を行なっていた。
なお、このぬいぐるみは5年後、ヴァーリの引っ越しの手伝いを悪魔の初仕事として担当した
イングヴィルドに報酬として渡される。
白龍皇は、ライコウ(雷皇)に由来している。
最終更新:2023年02月08日 20:05