サマエル

概要

龍喰者(ドラゴン・イーター)


神の悪意」「神の毒」と称され、最強の「龍殺しとも呼ばれる「堕天使ドラゴン」。

「上半身が堕天使」「下半身が東洋のドラゴン」のような細長い姿。
「龍喰者」は英雄派によって付けられたコードネーム。

天使であり、アダムとイブに「知恵の実」を食べさせた「エデンの蛇」の正体。
その行為が「聖書の神」の怒りに触れた結果、
  • 堕天される
  • 存在を抹消される
  • 蛇とドラゴンに対する本来存在しないはずの「神の悪意」「神の毒・呪い」を一身に受ける
こととなり、これによって強力な「龍殺し」の力をその身に宿す、龍の属性を持つ者たちの天敵となる。

聖書の神」が死んでからも「原初の罪」を生み出した科により、
  • 十字架に磔にされる
  • 太い釘を身体中に打ち付けられる
  • 拘束具で全身を封じられている

能力

その「龍殺し」の呪いは、聖剣アスカロンとは比較にならないほど強力。
特に血液は対象の肉体と魂を短時間で汚染する猛毒で、少量でも「ドラゴン」と「蛇」に属する者を死に至らしめる力があり*1、ドラゴン以外にとっても有毒。

黒い触手状の舌で相手の力を奪うことができ、この部分は物理攻撃を完全に無効化し、滅びの魔力ですら打ち消してしまう
決して最強の存在ではないがドラゴンたちからすれば相性が最悪の相手で、対ドラゴンに関してだけならまさに無敵。

経歴

ドラゴンを絶滅させかねないだけでなく世界に悪影響を与えかねないため、冥府の最深部である「コキュートス」に封印されている。
しかし、「魔獣騒動」直前に曹操ハーデスの交渉によって何重にも制限をかけられた上で一時的に冥界に召喚され、
  • オーフィスの力を奪う
  • ヴァーリを一時戦闘不能に追い込む
  • 残された血だけでイッセーの肉体を消滅させる
など猛威を振るう。

あまりに凶悪なので、「地獄事変」で劣勢になっていたハーデスたちでさえ最後の良心ゆえか戦線に投入することはなかった。

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最終更新:2023年02月12日 12:58

*1 その力には二天龍龍神ですら抗うことができず、歴代最強とされるヴァーリでも莫大な魔力のおかげで命は助かったものの立ち上がるだけで精一杯で、魔力に乏しいイッセーは魂こそ歴代赤龍帝が庇ったことで助かったが、肉体は呪いで消滅してしまう。