オーフィス

概要

無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)

3サイズ:66/53/70
身長:137cm
体重:31kg
誕生日:12月31日から1月1日
種族:ドラゴン

龍神の片割れで、グレートレッドとならぶ作中最強のドラゴン
テロリスト集団「禍の団」の元トップ。

「無限」とされる「無」から生じた存在で、「混沌」「無限」「虚無」を象徴する。
前述のとおり「無限」の体現者であり、最強の神滅具黄昏の聖槍」で貫かれても通用しない*1ほど規格外の力を有し、後述の一件でサマエルの襲撃により力を一部奪われた後でさえ、全盛期の二天龍よりもふたまわり強いとのこと。
兵藤家に居候している現在は更に封印を施されて「すこし強すぎるドラゴン」程度の力になっているが、それでも下手な異形相手ならビンタ一発で吹き飛ばすほどの力を有している。

性別という概念がなく、年齢、容姿も定まっているわけではないため、いつでも自在に姿を変えられる。
人間に変身することが可能であり、以前は男性の老人であったが、現在はゴシックロリータ風の衣装を着用した黒髪の少女の姿をしている。
本人は性別に頓着していないが、イッセーたちは女性として接している。
そのためなのか羞恥心がほとんどなく、全裸で風呂場まで移動したり、パンツを要求するファーブニルに自分のパンツを与えたりしている。
ただし、第4章終盤で変身能力を喪失する(理由は後述)。

人物

当初は周囲への関心が薄く*2、なにも存在しない「次元の狭間」で真の静寂を得たいと考え、その実現に邪魔な存在であるグレートレッドを排除するため、「禍の団」に協力していた。
だが、世界の変革や超常との戦闘を望む「禍の団」とっては、オーフィスは力を高める「」を作り出せること以外に利用価値がなく、お飾りのトップとして祭りあげられていただけで、「蛇」を与える時以外は部屋に単身で放置される孤独な生活を送っていた。

のちに、イッセーが歴代の赤龍帝と異なる成長の形である「赤龍帝の三叉成駒」や「真紅の赫龍帝」を発現したことで、イッセーに対して興味をもつようになり、ヴァーリアザゼルの仲介によって兵藤家に来訪する。
しかし、ハーデス曹操の交渉によって解放されたサマエルの襲撃をうけ、力を半分に分けられて「無限」ではない「有限」の身に堕とされ、イッセーと共に「擬似空間フィールド」に取り残される。
そこで、自分が孤独だということすら認識できていないことを知って同情したイッセーと友人になろうと約束することになり、グレートレッドの助力を得て彼の肉体を新調する手助けをし、一緒に「次元の狭間」から脱出する。

「擬似空間フィールド」から脱出したあとは、「禍の団」との協力関係を解消して兵藤家でイッセーたちと同居しており、グレモリー眷属のマスコット的存在となっている。
表向きは存在しないことになっているため、対外的には「フィスという名前のタンニーンの親類にあたるドラゴン」ということにされており、その関係であまり外出もできない。

対人関係

アーシアイリナに気にかけてもらったことから、感謝の気持ちとして、彼女たちに無意識のうちに加護を与えている。
ちなみに彼女の加護は、ドラゴンとの相性を向上させ運気をわずかに上昇させるという効果がある。
また、周囲への関心も徐々にもつようになり、遊ぶといった欲求をもつようになっている。
アーシアの使い魔「ラッセー」とはよく遊んでおり、ラッセーを鍛えると口にしているほか、アーシアが使役するファーブニルとも仲がいい。
タンニーンから「虹龍(スペクター・ドラゴン)」の卵を預かってからはドラゴンの孵化に興味を持って大切に育て、後に孵化した双子のベビードラゴンからは大分懐かれている。

なお、初めての友達であるイッセーに関してはもはや「憑かれている」状態でどんなでも祓うことができないらしく、同居して以来イッセーに力を送り続けていることからドライグは彼のことを第三の龍神にしようと考えているのではないかと推測している。
  • イッセーのことは父
  • リアスと朱乃のことは母
  • 教会トリオとロスヴァイセはお姉さん
だと認識しているらしい。
「禍の団」時代から自分を気にかけてくれたヴァーリのことも友人だと思っている。
兵藤邸に遊びに来て自分のお社を作ってくれた九重とも仲良くなっているが、特殊な事情ゆえ当初は正体を明かしてはいなかった。
約1年後の京都でタルタロスと戦った時に正体がばれてしまったものの、それでも友情は変わらなかった。

屋上に作られたお社で日向ぼっこをするのが好きで、お賽銭がオーフィスのお小遣いになっている。
かなり食い意地が張っており、食事は絶対に逃さない。

後に分身体であるリリスとの繋がりを辿ってクリフォトに兵藤家に侵入され、ニーズヘッグにイッセーの両親を人質に取られた上に虹龍の卵を狙われ続けたため、ほぼ無抵抗の状態で甚振られ意識不明の重態に陥った。
まだ意識が戻らない中で二天龍に干渉し、イッセーの心の中に話しかけ共に呪文を唱えて彼を「龍神化」に至らせ、ヴァーリが「魔王化」に至る手助けをする。

邪龍戦役」終結後には意識を取り戻し、二度の「龍神化」による負荷と反動で命を落としかけたイッセーを救うために調整を施した反動で変身能力を失い、外見が巨乳の美女にまで成長した状態で固定される*3

オーフィスはイッセーたちに迷惑をかけたくないとリリスの相手を自分がするつもりでいたが、後にリリスがクリフォトを離れて兵藤邸に居候し始めてからは彼女を妹分として仲良く暮らしている。
D×D」人気総選挙での順位は、「全キャラ部門9位」「ヒロイン部門9位」。

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最終更新:2023年02月14日 18:21

*1 ダメージは受けるが気に留めなくていいほどのものでしかないので回避も防御もせず、攻撃すればいつでも殺せるという判断をするため、反撃さえしない。

*2 年齢の割に知識量は少なく、伝説の魔獣トライヘキサの存在はまるで認知しておらず、自分もドラゴンでありながら同族の誕生にも興味を持っていなかった。

*3 ただし、元の幼女姿には変化の術を使うことで戻ることが可能。