かんざきみつや
「始まりの闇(ファースト・ダーク)」「神を騙る者」と呼ばれている人間。
両腕に籠手が付いたSF映画のような青いボディースーツを着た、容姿端麗な青年。
『電蜂 DENPACHI』では主人公で、ケータイを利用して現実で戦うゲーム『Innovate(イノベート)』(通称『電蜂(でんぱち)』)のプレイヤーだが、「電蜂」世界の光也とは似て非なる別人。
「X×X(クロス・タイムズ・キス)」という抹消された集団の一員。
独自の道を歩みだしているという、「あちら」と呼ばれる世界を守ることを使命としている。
所有者かは不明だが、
神滅具「
蒼き革新の箱庭」と「
究極の羯磨」に関係しており、左籠手に装備した青色の携帯端末で簡易版「
蒼き革新の箱庭」を操って小規模な世界を作り出し、その内部で右籠手に装備した漆黒の携帯端末で簡易版「
究極の羯磨」を操り、あらゆる選択肢を付与することができる。
さらに、近未来的なパワードスーツを着装する「
人工的な禁手」、「
嵌手(トランセンデンタル・アライヴァー)」という技術を使う。
相手の攻撃を無効化し複数の
死神を瞬殺するというチートのような戦闘能力を発揮し、「
最強の人間」候補の1人に挙げられるほどだが、本人曰く「バグ」とのこと。
世界の理の外を行き来する能力を持つが、携帯端末を破壊されると「こちら」の世界に留まれなくなるらしい。
通常の手段では影さえ捉えることができず、グリゴリ謹製のフィルターを通してようやく姿をつかむことができたなど謎が多く、詳細は不明ながら、
アジュカは「存在そのものを抹消され、理外に堕ちた」「
イッセーの真逆にいる存在」、鳶雄は「名を封じられた者」、
ハーデスは「亡者の類」「人間の業、怨嗟の集合体」と評しており、直接話した五郎もその声音に深い闇を感じ取っている。
「
究極の羯磨」の本来の所有者であるカエデ(百鬼黄葉)の関係者であることから、彼女の従弟である勾陳黄龍とは因縁があり、誰よりもこの世を儚み妬んでいる危険人物として敵視されている。
「あちら」では鳶雄と面識があるらしい。
アジュカとは敵対関係にあり、「
神の子を見張る者」からも非常に危険視され、人の世を変革させかねないことから
タルタロスにも注意を向けられている。
ハーデスたち地獄の王が神滅具持ちを狙っていることもあって、アジュカと一時的な協力体制を結び、「
E×E」の情報を得る代わりにイッセーの両親を「
アザゼル杯」期間中だけ警護する依頼を受けている。
最終更新:2022年02月26日 00:18