軍隊の階級

軍隊の階級は、1893年の「軍位令」施行によって日本で初めて定められた。戦後では、1946年の「職業軍人職位法」に定められる。

分類

現状の軍隊階級

規模 定年 停年
元帥 名誉職 2名程度
大将 統合参謀会議構成員 10名程度
中将 各軍の最高司令官・各局の局長 30名程度
少将 各軍の次長・各局の次長 60名程度 2年
准将 大部隊の指揮官 100名程度 65歳 2年
大佐 大部隊の指揮官 200名程度 60歳 2年
中佐 大部隊の次長・中部隊の長 500名程度 55歳 2年
少佐 中部隊の長 700名程度 55歳 2年
大尉 中部隊の次長 800名程度 55歳 4年
中尉 小部隊の長 1000名程度 55歳 2年
少尉 小部隊の長及び次長 2000名程度 60歳 2年
准尉 小部隊の次長 60歳 6年
曹長 小部隊の次長 55歳 5年
軍曹 小組織の長 45歳 4年
兵長 小組織の長 43歳 3年
上等兵 小組織の次長 35歳 5年
一等兵 先輩兵 35歳 5年(自動昇進)
二等兵 初年兵 30歳 2年(自動昇進)

キャリアプラン

キャリア組(士官学校卒) 准キャリア組(予備士官学校卒) ノンキャリア組(一般兵)
1 士官学校卒(18歳~25歳) 予備士官学校卒(18歳~30歳) 二等兵採用(16歳~28歳)
2 部隊勤務 部隊勤務 一等兵自動昇進
3 幹部学校卒(30代) 佐官任用試験 上等兵自動昇進/上等兵昇進試験
4 部隊幹部/軍政職員 部隊長(40~50代) 上等兵
5 軍政管理職 兵長昇進試験/下士官任用試験(停年制限なし)
6 将官任用試験(40代後半) 兵長(定年まで)/下士官
7 准将昇進/部隊長 准士官任用試験
8 組織長 准尉昇進
9 士官任用試験(40代~50代)
10 尉官昇進

1945年以前の階級制度

陸軍 海軍 空軍
士官 将官 陸軍大将 海軍大将 空軍大将
陸軍中将 海軍中将 空軍中将
陸軍少将 海軍少将 空軍少将
佐官 陸軍大佐 海軍大佐 空軍大佐
陸軍中佐 海軍中佐 空軍中佐
陸軍少佐 海軍少佐 空軍少佐
尉官 陸軍大尉 海軍大尉 空軍大尉
陸軍中尉 海軍中尉 空軍中尉
陸軍少尉 海軍少尉 空軍少尉
准士官 准尉 陸軍准尉 海軍准尉 空軍准尉
下士官 陸軍曹長 海軍曹長 航空曹長
陸軍軍曹 海軍軍曹 航空軍曹
陸軍兵曹 海軍兵曹 航空兵曹
陸軍上等兵 海軍上等兵 航空上等兵
陸兵 水兵 航空兵
最終更新:2025年07月24日 21:14